誠茅庵という名の小さな小さな美術館

絵や写真、そして雑感日記。。
六十の手習い(水彩画、スケッチ等)帖。

22展ー13 企画展の11 第21回茅ヶ崎鶴彩会水彩画展

2010年09月13日 | Weblog

  鶴彩会展からの展示ーー(初めに)

  今月は同展から展示させて頂きました。展示にご協力頂いた方には心から御礼申し上げます。
  さて、同展は市民文化会館で8月31日~9月5日まで開かれました。あの暑さも真っ盛りの時でしたが、
  多くの方々に見て頂いた様です。
  水彩連盟理事で日本水彩界の重鎮の森治郎先生のもとで研鑚の31名の方の93点、
  同先生の賛助出品が3点ありという充実したかなりのハイレベルで、見応えのある展示会でありました。
  当誠茅庵美術館では、その中から知っている方、承諾を頂いた方々の10人の作者の
  各3点づつ、計30点を展示することが出来ました。
  それを作品目録にある順に、陳列してみました。改めてご協力感謝です。
  会の皆さんが、ますます充実し一段と飛躍なさった様な印象を強く感じました。

  それでは、まずは30点をごゆっくり御覧下さいませ。

22展ー13 企画展の11 第21回茅ヶ崎鶴彩会水彩画展ー1

2010年09月13日 | Weblog

  鶴彩会展よりーNO,1

    石川 功さん  作品ー1/3

     『湖上の教会』  F30

  何と若々しい絵なのに、まずは驚きました。
  そのモチーフといい、その色彩といい、何とも明るく夢を感じ、幸せを感じるような
  素敵なものです。この方のいかにも明るい円満なお人柄を思わせます。
  「絵は人なり」というのはこんな事でしょうか。

22展ー13 企画展の11 第21回茅ヶ崎鶴彩会水彩画展ー2

2010年09月13日 | Weblog

 鶴彩会展よりーNO,2

  大木 幸子さん  作品ー1/3

    『赤いツボ』   F40

 いつもこの方ならではの独特なタッチが楽しみです。
 たまたまこの絵の前で、中年男性で如何にも絵をやっているタイプの1人のギャラリーが
 ≪これが絵というものだ! 絵画とはこうあるべきなんだ!これで良いんだ!≫とつぶやいているのを
 目撃しました。この方はきっときれいな精密な写実画を描かれるのかも知れません。
 私も内心で共感を覚えたものです。
 この色使いと筆の踊るようなタッチはこの方でないと出来ないものなのでしょう。
 このスタイルを続けて欲しいものです。

22展ー13 企画展の11 第21回茅ヶ崎鶴彩会水彩画展ー3

2010年09月13日 | Weblog

  鶴彩会展よりーNO,3

   金築 翠さん  作品ー1/3

    『 歴 』 F80

  今年も『歴』や『ラプソディー』で、何とも言えぬ味わいのある枯れたヒマワリを見ることが出来ました。
  枯れるどころかますます深みを増した様です。
  いつもこのイマジネーションの豊かさには魅せられています。
  『マリオネットと風神』での構成、イメージ、色使いも何と見事なのでしょう。
  又次回作が楽しみです。