今年の異常な暑さも台風１５，１６号と共に去って、やっと少しは涼しくなった
８月の最終の週に恒例の鶴彩会が文化会館展示室で開催されました。
曇りや小雨の日もありましたが、あの暑さではなく、多くのギャラりーの方々
に取っても有難いことでした。冷房の利いた会場には先生を初め、３４名の会員
の大小（１００～１０号）の力作１０５点が展示されていました。
具象から心象画まで、そしてその中間を行く作品といつもながらの、壮観にして
充実の見応えのある展示会でした。
絵とはかくありたいものという気持ちを抱きながら、会場を一巡二巡してきました。
今回も当館での展示の許可を頂いている方々１４人の４２点を、当館でも並べる
ことが出来ました。会場の出品目録通りの順にしました。
写真技術のまずさで、お見苦しい点や間違い等については失礼ながら何卒
ご勘弁下さい。 それではどうぞごゆっくりご覧下さい。
石川さん作品の１／３
石川 功 さん 画 『 お茶をどうぞ 』 F10
とても力強く迫力といい色使いと言い、惹き付けられる作品です。
いつも若々しく情熱的な作風には心打たれます。
きっと作者は、いつまでもさぞ若々しく明るい心をお持ちなのでしょう。
大木さん作品の１／３
大木 幸子さん 画 『 N 嬢 』 F40
この作者のお得意な人物画です。
今年はいつものあの独特で流れるような、そして自由奔放とも言えるような
筆の流れが、控えめな様な気がします。しかし相変わらず私の好みの素敵な
タッチです。次の「マガイ仏」でのタッチなどは面目躍如です。
金築さん作品の１／３
金築 翠さん 画 『 大たちばな 』 F10
長年の「ひまわり」が見られなくなり一寸淋しくなりました。
この様な具象画を描かれてもさすがに見事です。やはりこうした実力の裏付け
があってこそ、あの素晴らしい「ひまわりシリーズ」があったのだと納得です。
