誠茅庵という名の小さな小さな美術館

絵や写真、そして雑感日記。。
六十の手習い(水彩画、スケッチ等)帖。

29展ー(4)岡崎昇 透明水彩画展より —1

2017年05月13日 | Weblog

 

  前回の展示の際、当館の次回の予定を来月には「日よう会展」を、続いて「茅ケ崎鶴彩会」

  から展示しますとご案内しました。

  ところが、先日知人である岡崎さんから案内を頂き、同氏の淡彩画の個展があることを知り

  ました。そこで急遽、その個展(5/11~7/3、東急リバブル(株)茅ケ崎センター)を

  当館でも陳列することに致しました。

  茅ヶ崎駅南口の目の前の一角にTVでお馴染みの東急リバブルの事務所があり、そこの一部が

  コミュニテイプレイスとして開放しています。底を利用しての長期間に亘る個展としての

  展示会です。期間中に作品を入れ替えたりで3~40点にも及び、延べでは大変な作品数です。

  その多作振りには驚いてしまいます。幾らスケッチ画、淡彩画、素描画とはいえ度も大変なことです。

  プロならいざ知らず、例えば額縁のことを考えても4~50枚を揃えるのはどうするのだろうなどと

  余計な詮索や心配をしてしまいます。

  ご自分で制作したり加工し仕上げたりして自分の気に入ったように揃えられたそうです。

  その絵に対する情熱や真摯な姿勢には感心しました。

  同氏は私のピンポンでの知人であり、寡黙で偉丈夫でその上優しく、私と同じように真面目な紳士

  なのです。その人柄が、彼の作品にも何やら表われているような気がします。

  

 


29展ー(4)岡崎昇 透明水彩画展より —2

2017年05月13日 | Weblog

 

  さて作品は、多くのSM~4号位の作品の中から、私(館長)の勝手な好みで

  10点を選択させて頂き当館に陳列致しました。

  私の絵に対する思い込みや好み、または絵に対する考え方或いは審美眼とは

  真逆に近い位に位置するような気もしますが、しかしその洒落た美しさや

  清涼感には心惹かれるものがあります。

  よくある独りよがりの抽象画やモダンアートの類、基礎(絵に対す全ての)が

  出来てない人の心象画、デッサン力と色彩感覚に乏しい人の淡彩画やスケッチ画、

  素描画といった一群の中には、何とも鼻持ちならないものがよくあるものです。

  この方の絵を見て、素直にきれいだ清々しいという快い気持ちを抱けるのは、

  その絵にデッサン力があるからでしょう。それによって見る人に安定感を与える

  からなのでしょう。


29展ー(4)岡崎昇 透明水彩画展より —7

2017年05月13日 | Weblog

 

        作品NO,5/10

         岡崎 昇さん 画  『 荒波に躍る 』

           動きがあって良いですね。この絵に一番心を魅かれました。


29展ー(4)岡崎昇 透明水彩画展より —10

2017年05月13日 | Weblog

 

          作品NOー8/10

           岡崎 昇さん 画  『 白鳥 』

               透明水彩絵の具でのこの白鳥の白さはお見事です。