当誠茅庵美術館も二か月ぶりの新しい展示です。
今年も同展から9人の方の17点を陳列することが出来ました。
今回は知った方々にほとんどお会いすることが出来ず、改めての
当館への展示許可頂けませんでしたが、そこで今まで数年間に
何度も何度も展示している方だけに絞りました。この方達には
承諾いただけるだろうと勝手に思い陳列させて頂きました。
作者の方々には何卒よろしくご理解、ご承認願います。
さて、今回の会場は改装や新築なった市民文化会館です。
広く明るく従来とはまるで雰囲気が違います。
横長というのかだだ広い感じがしますが、これも慣れないせいでしょうか。
天井がやや低いのと、白い壁でやけに明るい感じがします。明るいのが
良いのか悪いのか分かりませんが、暗いところ陰になるところが無くなった
のは良いことでしょう。
ここを根拠にしていた各会の展示会が、今年から戻ってきて賑やかになる
ことでしょう。
アミーゴ展も29回の歴史を刻み、大分顔触れもかわりましたが、水彩、油彩
木炭、パステル、デッサンと多彩で自由に絵を楽しんでいる方々の集団という
雰囲気は昔の通り伝わってきます。
皆さんベテランの腕達者な方ばかりで、個性的な作品が展示さてなかなか素敵な
展覧会でした。
ともすると、教室で皆が一斉に描いた習作が何点も並んでいて、退屈したり、
上手下手を競っているような嫌らしさを覚えたりする展覧会がありますが、
ここでは自由で大らかな、これこそ趣味の絵画展の醍醐味に溢れる感じです。
時折、教室で描いた作品を1点は出品することという決まりのあるグループがある
そうですが、余程の初心者のグループとか画学生の集団ならいざ知らず、あくまでも
趣味での展示会では、その人らしい個性的で独創性、創造性あふれる自由で夢のある
楽しい作品であるのが一番なのでないでしょうか。
その点このアミーゴ展は楽しめる素敵な展示会だと思います。
それでは、会場の陳列の順に沿って左回りに当館でも並べてみました。
どうぞごゆっくりお楽しみください。