誠茅庵という名の小さな小さな美術館

絵や写真、そして雑感日記。。
六十の手習い(水彩画、スケッチ等)帖。

22展ー12 企画展の10 第26回ちがさき平和美術展ー1

2010年07月26日 | Weblog

  第26回 ちがさき平和美術展。7月14日~18日 市文化会館
  今回の企画展は、この平和美術展からの展示です。

  毎年夏になるとこの平和展を何となく思い出します。
  まだ文化会館に冷房もなく、まだ自分も絵などやっても居ないし、ましてや絵の知人
  友人も1人とてなく、それでも絵を観るのは好きで、毎年毎年、汗をかきかき観た印象が  
  強かったからでしょうか。  今ではもうしっかり冷房が効いておりました。
 
  さて、今年も水彩、油彩、木炭、パステル、銅板、ガッシュ、刺繍等で、約90人の方の140作品が
  並んでおりました。それで居て落ち着いた雰囲気のする感じの良い展覧会でした。

  藤田教室の方を初めとして、いろいろな所で絵を描いて居られる人達の出展です。
  その回数の歴史が示す通り、そのレベルも全体的に高く、安定した作品が多いものでした。
  この展示は、当美術館でも何回か展示させて頂きました。結構、知人友人顔見知りの方も多くなり、
  お陰様で10人もの方の作品を陳列する事が出来ました。
  誠にご協力を有難く思います。

  その上、何と今回も藤田日出男先生も笑って快く承諾して下さったのです。
  嬉しいことです。感謝致します。
  同展のますますのご発展をお祈り致します。

  それではどうぞその12点をごゆっくりと御覧下さいませ。

22展ー12 企画展の10 第26回ちがさき平和美術展ー2

2010年07月26日 | Weblog

  ちがさき平和美術展より

   作品NOー1/12

    藤田 日出男画伯 作  『帰還兵の記憶 1』 P25 アクリル

   この会を始初め、アミーゴ会やご自宅のアトリエでの藤田教室を主宰なさっている
   先生です。先生の作品はもちろん、そのお人柄や素敵な指導法は会員の方々からよく
   伝わってきます。
   プロの方のは原則として、当美術館ではご遠慮しているのですが、時には
   こういう先生の作品を展示できれば、当誠茅庵美術館のこれは大変なレベルアップでもあり、
   名誉なことです。
   藤田先生には心から感謝申し上げる次第です。 

   

22展ー12 企画展の10 第26回ちがさき平和美術展ー3

2010年07月26日 | Weblog

  ちがさき平和美術展より

  作品NOー2/12

   藤田 日出男先生画  『帰還兵の記憶 2』  P20 アクリル

   私のようなまだまだ新米の評論家ではよくは分かりませんが、それでもさすがに
   重厚、深み、感情、思想までが伝わってくるような気が致します

22展ー12 企画展の10 第26回ちがさき平和美術展ー4

2010年07月26日 | Weblog

  たがさき平和美術展より

  作品NOー3/12

  岩壁 洋子さん画  『卓上の静物』  木炭画

  前回も陳列させて頂きましたし、同じ藤田先生ご指導の「アミーゴ展」でも毎年
  お願いしております。
  当館ではもうお馴染みの作家なわけです。安定した、長いキャリアの実力が感じられます。

22展ー12 企画展の10 第26回ちがさき平和美術展ー5

2010年07月26日 | Weblog

  ちがさき平和美術展より

  作品NOー4/12

  坂江 武さん画 『新緑のせせらぎ』 F12 油彩

   坂江さんとは、大分前に「ハガキ大の淡彩画」という教室で何年かご一緒でした。
   油彩もやっておられるとは聞いておりましたが、これほどお上手とは正直驚きました。
   水の感じ、緑の色合い、明るい輝きなどバランスがとても素敵です。

22展ー12 企画展の10 第26回ちがさき平和美術展ー6

2010年07月26日 | Weblog

  ちがさき平和美術展より

   作品NOー5/12

   佐藤 典子さん画  『生活』 B2  水彩

    佐藤さんとは現在「日よう会」という美術館での水彩教室でご一緒しています。
    その色彩感覚の素晴らしさは、美術学校出だからなのでしょうか、それともこれは
    天性のものなのでしょうか。いつも複雑にして淡い微妙なその色使いにはあこがれて
    います。

22展ー12 企画展の10 第26回ちがさき平和美術展ー7

2010年07月26日 | Weblog

  ちがさき平和美術展より

   作品NO-6/12

    鈴木 登吉さん画 『 靜 』 F50 油彩

   藤田さんの間接的なご紹介で今回初めて陳列させて頂きました。
   オーソドックスで本格的な実力派であることを感じます。
   こういう絵の前に立つと何故か心がとても落ち着きます。

22展ー12 企画展の10 第26回ちがさき平和美術展ー8

2010年07月26日 | Weblog

 ちがさき平和美術展より

 作品NO-7/12

 冨田 敏子さん画 『美山町の古民家』 F10 油彩


  冨田さんとはもう古い画友というやつで、「日よう会(水彩画グループ)」や
  『ハガキ大に描く淡彩画教室』等で長年ご一緒して、いろいろ教えて頂いたものです。
  その後、冨田さんは油彩画の方に華麗なる転身をなさり、水彩画には今ではあまり見  
  向きをなさらないようです。

  同じ水彩教室の出でも、片や冨田さんの方は油絵でどんどん腕を上げられていますし、
  一方の私は、自分で描く方は諦めて、素人絵画評論家を目指そう
  としています。    全く、人は様々、人生いろいろです。



22展ー12 企画展の10 第26回ちがさき平和美術展ー9

2010年07月26日 | Weblog

 ちがさき平和美術展より

  作品NOー8/12

   永井 君恵さん画 『プロヴァンス』 P50 油彩

   この方には当美術館に何度も登場して頂いております。
   南欧の明るい空気を表現しそしてブルーやグリーンはいつ見ても素敵です。
   もう8~9年前から、この方のこのモチーフを描かれた作品の大ファンです。

22展ー12 企画展の10 第26回ちがさき平和美術展ー10

2010年07月26日 | Weblog

  ちがさき平和美術展より

  作品NOー9/12

   野口 昭美さん画 『きじ と さくら』 日本刺繍  8

    野口さんとは現在、『日よう会」水彩画グループでご一緒しています。
    いつも笑顔で冗談言いながらも、実はかなり真面目に勉強しておられます。
    こんな素晴らしい刺繍画という御本業をお持ちとは驚きました。
    半端な年季と根気とではないのを感じさせる見事なものでした。