誠茅庵という名の小さな小さな美術館

絵や写真、そして雑感日記。。
六十の手習い(水彩画、スケッチ等)帖。

次回展示のお知らせ

2010年03月29日 | Weblog

  4月企画展示のお知らせ
 
   いよいよ来週には、文化会館から「彩展」の数枚を展示致します。
   とても淡くきれいな、これが淡彩画、水彩画だという見本のような
   展示会なのです。私のとは正反対の世界で、それなりにいつも 
   楽しみに見せて頂いております。
   どうぞご期待下さい。お会いできるのをお待ちしております!

次回展示の企画中

2010年03月29日 | Weblog

 来月からの次回展示の目下準備中であります。その頃又のご来場をお待ちしております。

    掲示写真は、私の唯一入っている美術館のアトリエで開かれる「淡彩画のグループ」での
    教室風景です。題名を付けるなら「淡彩画と水彩画もどき」とても言いましょうか。
    
    月に1回だけですが25名が集い、女流画家の「板倉よう」先生に教えて頂いているのです。
    芸大は油彩科のご出身で、立軌会の中堅会員、個展など数多くで活躍なさっておられます。
    先生の、半具象というのか、半心象画というのか巧みにデフォルメされた構図、
    そしてそれにも増して素晴らしいのが、その色合い色使いです。グリーンとイエローオーカ
    とかクレムソン系の世界は、素人の私などから見ても見事なものです。
    いつも皆さんにもお見せしたいものという衝動に駆られるのです。しかし当館の館長の
    年金ではとても手が出ず、当館で陳列できないのが残念です。
    (実際には、このブログではプロの画家の絵は、今の所は原則として遠慮しているのです)

    さて写真に写った2枚の絵は、同じお仲間の佐藤さんのと私のとのツーショットです。
    この方も美校出身で、手慣れたお上手なものでいつも感心しています。軽いタッチで
    爽やかな色にして複雑な配色です。
    左の絵はこの教室にも相応しい素敵な淡彩画です。この時点ではまだ描き掛けですが
    その後見事に仕上がりました。
   (この教室も淡彩画教室だそうで、私は水彩画教室だとばかり思っていましたが‥…)
    
    右の私の絵は、中学時代の図工の時間を思い出せる様です。当時は不透明絵の具しか
    なかったのですから、皆こんな感じの絵を描いていたのでしょう。描き方も色の濃さも
    こんなものだったのでしょう。
    左右を見ると、とても同じモチーフをとても同じ位置から描いたものとは思えないよう
    です。
    この教室では、モチーフを囲んでイーゼルが並びそれに番号を付けて公平にくじ引きで
    場所を決めます。幸いに私はよくこの方の傍になります。

    先生が居られる教室での教習中制作中には、生徒同士では教えたり教えて貰ったりする事は
    まず通常は、礼儀上も常識的にもあり得ませんから、アドバイスも直接教えて貰うことも
    ありませんが、席が後ろだったり並んでいたりの時には、黙ってよくよく観察しています
    から間接的に教えて貰っている積もりです。
    感心するばかりでなかなか真似すら出来ません。まぁこういうのは生来のセンスの有無の
    問題なのかも知れませんね。実技ではこのセンスと言う物は大きいことでしょう。
    しかし素人絵描きより素人美術評論家たらんとする方が、努力や勉強次第ではセンスの
    なさをカバー出来るような気がします。

 
    
    







次回展示の企画中

2010年03月27日 | Weblog
  来月の次回展示の予告

 4月にはいよいよ幾つもの展示企画が御座います。
 まず、月の初めには、毎年市の文化会館で開かれる「彩展」からの数枚を、
 続いて中旬には海岸の傍のドーヴィルという洒落た画廊喫茶で開かれる
 「ヤーコン会小品展」の10人の作品を、そして下旬には六本木の新国立美術館
 での「水彩連盟」展から数枚を展示する予定です。 どうぞご期待下さい。   
                            ー館長-

次回展示の企画中

2010年03月27日 | Weblog

  次回準備中

    「恵庭山のつつじ」  10号  水彩


先日は御来館有難う御座いました。やっと陽気も良くなり皆様にはいろいろとご活躍のことでしょう。
趣味の世界もいよいよ本格的に動き始めたようです。
この間までは則武さんのニュージーランド紀行をご覧頂きました。如何でしたでしょうか。

ああした旅先でのスケッチはさぞ楽しいものでしょう。これは絵を趣味にすることの大きな楽しみの一つでしょう。近々、そんなスケッチが大きな水彩画になる筈です。
スケッチはそれはそれで楽しいもので、今やれっきとした1つのジャンルですが、その絵から起こされる水彩画は、スケッチという下絵とは一味違って、心がこもり感情が入りキッチリ描き込まれた絵が産まれて来るのを見るのは、まことに興味深く、醍醐味でもあります。
まもなくそんな作品を展示させて貰えると思いますので、どうぞご期待下さいませ。