今年も当美術館の第2弾は、この『 彩展 』にお願いしました。
同展は昔から淡い本格的な水彩画で、今流行のペン彩画、墨彩画、スケッチ画、
淡彩画とは一味も二味も違って、きれいなだけではない落ち着いた、洒落て
いながら奥深く、そして上品なといった素晴らしいムードの漂う私の好きな展覧会
の1つです。
これがオーソドックスな水彩画というものでしょうか。
淡いタッチのなかにも、心の安らぎや爽やかさが会場全体にあるのです。
最近では指導者も代わられたと聞いてますし、年々メンバーも多少は変わって
居られるようですから、一部ではかなり変化している印象も受けますが、
まだまだ昔のあの雰囲気は健在です。
今回は,どなたとも会場でもお会い出来ず、当館への陳列をお願いする
チャンスがなくまことに残念でした。
それではお一人だけですが、石田千代子さんの三点をご覧下さいませ。
是非、一点づつの絵の紹介に館長の評論を期待しています。