誠茅庵という名の小さな小さな美術館

絵や写真、そして雑感日記。。
六十の手習い(水彩画、スケッチ等)帖。

21展ー10企画 自作品展示を13点

2009年06月11日 | Weblog

 ≪次の企画までのつなぎの展示として≫
    
 21年 企画第10弾のご挨拶
  本日は当美術館へ、ご機嫌もうるわしくご来場下さいまして有難うございます。前企画のKS会展覧会の展示からしばらく間が空いてしまいました。
これから初夏から秋にかけては、知人友人その他の展覧会が幾つも続きます。
当美術館でもそれ等をぜひ月毎に出張展示していきたいと、カメラ操作を練習しながら今から楽しみに手ぐすねをひいています。
しかししばらく間がありますので、私の絵でも展示してそれまでの時間つなぎと致します。

 8年前から市立美術館のアトリエを借りてやっている「日よう会」という水彩画のグループにお世話になっています。女流画家のIY先生に月に1回指導して貰い、2回で仕上げるという所です。従って22名のお仲間と共に、年に6点を描くというわけです。すると計算では年に6枚で、48点があることになります。
ところがこの際探してみたら、どうしたわけか20枚しかありません。なくしたり破ったりはしませんから、結局これしか描けなかったという訳です。
その中から、一応仕上げたもの、真面目に描いた記憶のあるやつ等と、絵の出来不出来は別にして、「日よう会」や当美術館の品位やレベルを著しくは傷つけないだろうというものを13点、偉大なる妥協と勇気と厚かましさと諦めとを持って選び
、展示した次第です。

 来月からの企画展示をご期待頂いて,しばらくは私の絵で我慢してご覧下さい。
 ではごゆっくりでも駆け足でも結構ですが、御高覧下さいませ。
 

21展ー10 自作展示の1

2009年06月11日 | Weblog


      「ワケありリンゴが五つ」

私の水彩画歴のまだたったの8年間なのに、整理が悪くて年代順が正確には分かりません。8年前のものなのか、去年のものなのかが分からないわけです。
これはあまり進歩もしてないということでしょうか。従ってこの展示でも年代を表記できませんでした。人生80年としても(自信がないけれど)、その終わりに近い8年間のことですから、2年前とか4年前の作品だとかなんて事はあまり問題ではないかも知れません。

本来なら最初の作品からズラリと並べて、比較してみると面白いのでしょうし、絵の評論家の良い勉強、修業になるのでしょうが。
しかしこれがほとんど判別がつかないところが、これ又如何にも60歳からの手習い、素人の趣味らしい面白いところかも知れません。

21展ー10 自作展示の2

2009年06月11日 | Weblog



       「瓶のある窓辺」水彩 10号

ところで話は変わりますが(余談ながら)、最近は中高年のうつ病が盛んに新聞TVなどで取り上げられています。特に「老人性ウツ」への注意が喚起されています。私の昔からの友人にもそれで悩んでいる人が居ます。やはり私と同様、おとなしくてシャイでデリケートで控えめな人なのです?
なかなか医学的には特効薬はないようですが、精神的な予防法としては「何か趣味を持つこと」「それも楽しくやれるもの」「周りの他人と交わること」の3つがよく言われています。
私も「絵という趣味を持ってて良いなぁ!」「お仲間が居て、楽しそうで何よりだ!」とはよく人に言われます。
しかし不特定多数の人の集まりから始まったグループというのもなかなか厄介な面もあるし、果たして私は絵を描いていると時の経つのを忘れるほど楽しんでいるだろうかという疑念がわきます。
「趣味のための趣味は本当の趣味ではなく、真の趣味とはそれをやっていると、時の経つのも忘れ、煩悩も何より怒りも悩みも忘れてしまうもの」という言葉があります。私など美味い物を食べるか飲んでいる時以外にはそんな心境にはなれません。絵が私の真の趣味だととはとても言い切れません。
とするといつウツに襲われるかも分からないわけで、気を付けなくてはなりませんね。皆様もどうぞご注意を!自分では初期のうちは気付かぬ事の方が多いそうでしから。
生態的には加齢による自然な脳の萎縮もその一因かと言われますから、困ったも事です。
ますます絵を好きになって、本物のボケではなくて、時間を忘れる程にならなくてはなりませんね。

21展ー10 自作展示の3

2009年06月10日 | Weblog


       「薔薇」 水彩 10号

我々の年代での頭痛と胃痛や全身倦怠と無気力症等のうちの何割かは老人性ウツの身体的症状だそうだ。これに罹ると、精神的には全て自分の事だけで、それ以外のことには興味も関心も無くなると言われています。又自分の意にならぬと文句不平を言う、怒る切れるという攻撃的な言動をとるのが特徴だと言います。
一方、不平不満分子や怒りの多いタイプは(発散するからでしょうが)案外ウツには為りにくいと言う説もあるそうです。
とすると、目くるめく様な、時間を越え、悩みも憂さも忘れられるような楽しめる趣味を持つか、或いは政治や経済やそして自分の周りに対して大いに怒りまくり我が儘するのが予防のコツのようですね。
もし罹ってしまうと、周りとの協調性や何事にも好奇心も向上心も失せ、色気すらもなくなり、物憂くだるく、何もしたくなくなると言います。
きっとパソコンなんて面倒、ましてや他人のブログなんてまるで見る気にもならないのでしょう。
その点、本日只今、こうしてこの「誠茅庵美術館」にお出で下さった(ブログを開いた)貴方はもうそれだけで、まだまだ精神や神経は健全で大丈夫という証になるでしょう。これは不肖当館の館長が保証致しますよ。
この上段の2~3行を書きたくて長くなってしまったようで失礼しました。
ボケ防止とか、それこそウツ防止のつもりなのでしょうか、浮かぶままドンドンぶっつけ本番で書いている(キイーを打つ)ので、とかく長くなってしまいます。
しかも実は書き終えて投稿をクリックしてしまうと、もうそれを直したり省略削除などをする方法をまだマスターしていないのです。
案外、無精で面倒たがり屋なのでいつも下書きもしないで、あまり考えもせずにどんどん書いてしまうので、とかく読みにくかったり誤字も多く徒に長い駄文に為ってしまうことが多くいつも反省しております。
思いつくまましゃべる様に書いてしまうのが私のいつもの悪い癖のようです。
次回の展示からは、下書きや原稿を作ってから、慎重に簡潔な短文で読みやすく打ち込むつもりですので、どうぞ今回は、厭きずに、お許し下さい。

21展ー10 自作展示の4

2009年06月10日 | Weblog
    
  
        「コーヒータイム」 水彩 8号


ここまで当美術館でも、何度か市民ギャラリーや市美術館、市民文化会館さらには新国立美術館などからの出張展示をしてきました。
その都度思ったのは、展覧会の名称も又は作者も実名で展示したいものだ。その方が良いし面白いのではないかということです。

21展ー10 自作展示の5

2009年06月10日 | Weblog


        
     「ワインの瓶と葡萄」水彩 10号


その方の売名にも宣伝にもなるわけではありません。何のお役にも立ちません。
当館の入場者(ギャラリー)も今の所はまだまだ、一展示でせいぜい100人位のものです。
無理に頭文字をアルファベットで、会の名称も個人のお名前も表して居りますが、いささか興をそぐ様な気がしてなりません。その辺が一寸残念です。

21展ー自作展示の6

2009年06月10日 | Weblog
 
      「魚と泡盛」 水彩 10号


    素人の絵だから構わないじゃないかと思う一方で、プライバシーとか
    個人情報とか著作権なんて事も考慮しなくてはなりません。
    著作権とまでは行かなくとも、たとえ匿名での展示でもご本人の承諾を
    得なくてはならぬのは礼儀であり全く当然のことだと思います。
    それだけに知った方で且つ御理解御了解を下さった方だけに限定されてしまうわけです。

21展ー10 自作展示の7

2009年06月10日 | Weblog
        
         

 
 「モデルさん」水彩 10号

当美術館のレベルや規模では、作者に迷惑や実害を与える等はまずは考え難いことです。
名誉を著しく傷つける事もないでしょう。
最も、絵なんかをやってる事が他人に分かると困るとか、不都合なのだとか、不名誉なのだと言われると返す言葉がありませんが…。
唯一つ気になるのは、私の写真、パソコン知識や技術の拙劣の勢で、実物の絵よりどうしてもこの展示の方が見劣りがしてしまうことです。
これだけは作者の名誉のために声を大にして言わなくてはなりません。

21展ー10 自作展示の8

2009年06月10日 | Weblog



        「リンゴとレモン」 水彩10号

 ですから、プロの絵描きさんや先生の絵は、残念ながら遠慮しております。
 海岸へ行くと素晴らしい景色の時があります。
 白い波、青い海、水平線、大島が霞んで、伊豆の山々がといった風景に感動して、
 そこにいる人物なども無意識に風景の一部として写真を写しても、問題になる事があると言います。
 肖像権とかプライバシー権とか難しい問題があるようです。
 カメラ愛好家もブログ作成者なども十分気をくばらねばなりませね。

21展ー10 自作展示の9

2009年06月10日 | Weblog


      

      「石膏像と孔雀の羽」 水彩8号

     一方、ブログその物への誤解や思い込みもあるようです。
     確かに時々、新聞TV等でブログやホームページの書き込み等での
     事件が報じられています。
     その為、あまり意味もなく拒否反応を示す方も居られます。