今回の展示は、版画展からです。
版画というのも、水彩や油彩とは又一味違った、独特な雰囲気の世界です。
第39回版画展「GROUP藍」という展示会です。その回数が示すように
皆さんが長いキャリアでさすがに落ち着いた安定感と情緒感に満ちた作品ばかりで
素敵な展示会でした。
しかし長いだけにメンバーの高齢化が進んでいるのが
一寸淋しいという話もチラリと耳にしました。
9人の方が、課題作を2点づつ自由作を1点づつと36点が並んでいました。
その中に、私の学生時代からの古い友人の奥さんがおられるのです。
その方にお願いして、その3点を陳列させて頂きました。
入り口にあった、布地に刷られた藍色の版画の表示板が洒落たセンスでした。