誠茅庵という名の小さな小さな美術館

絵や写真、そして雑感日記。。
六十の手習い(水彩画、スケッチ等)帖。

28展ー(15) 谷生広泰氏の版画展より3点ー(序)

2016年12月21日 | Weblog

 

  当誠茅庵美術館ではでは、28年の最後の展示として、館長の友人で版画家 谷生広泰さん

  の作品を3点陳列致しました。当館ではもう何回も登場して頂いているおなじみの作家です。

  官や民の数々の公募展などで、毎年のように入選そして受賞を続けています。

  今年の彼は一寸体調を崩された様ですが、現在はリハビリ中で順調に回復しておられます。

  今回のこの3点もなかなかの力作です。迫力はいささかも衰えていないようです。

  ますます円熟の境地の様で、躍動感、その表情、人物の動きを切り取った彼独特の作風は

  健在なのです。 これからも療養に努められ益々のご活躍を祈ります。

  それではどうぞその3点をご覧下さいませ。


28展ー(15) 谷生広泰氏の版画展より3点ー(3)

2016年12月21日 | Weblog

 

        作品の3/3

            谷生広泰さん 作   『 御陣乗太鼓ー3 』  版画

 

    以上で谷生さんの力作3点をご覧いただきました。 有難うございました。


  ご挨拶

  さて、今年も15の展覧会からの企画展を、この誠茅庵美術館でも陳列することが

  出来ました。とても多くの方々にご来館いただき心から感謝申し上げます。

  来年も相変わらずの拙い美術館であるとは思いますが、—継続は力なりー といいます

  から、来年には9年目を迎える当館を守りそして続けていきたいと思っております。

  何卒来年もよろしくお願いいたします。ご来館のついでに、感想ご意見などコメントを

  して頂き、いろいろと教えていただければと願っております。

  皆々様の来年の健康とお幸せを祈りながら、本年度の展示を終わらせて頂きます。

                     感謝をこめてーー館長拝ーー


28展ー(14)「佐藤幸一 絵画展」よりー(序)

2016年12月17日 | Weblog

 

 今回は、佐藤幸一氏の油彩画展からの陳列です。

 同氏の夫人(典子さん)とは、私は「日よう会」という水彩画グループでご一緒

 しております。

 典子さんは、そのグループでも毎回素晴らしいもの描いておられ皆を感心させて

 いるのです。淡く、それでいて見事な色使いで、ぼかし、透かし、にじみ、グラデーション

 などを駆使し、巧みなデッサン力とで、私のような人たちを感嘆させ魅了してしまうのです。

 そんな典子さんの旦那さんが今日の展示の作者、幸一氏なのです。

 拝見して驚きました。もう何年も前にこの方の個展を見たことがありますが、全作品「犬」の絵で

 その犬の表情百態に感心し、犬の作家というイメージが強烈な印象になって残っておりました。

 今回、会場に一歩入ってまた驚きました。がらりと変わって風景画などを中心とした見事な油彩画

 が並んでいたのです。その点描的な技法での精密にして美しい画風には魅せられました。

 犬の作品が4点あったのも楽しいものでした。

 お二人とも美大出身でまさにオシドリ作家夫婦というところです。何処かの、たまたま夫婦二人共が

 趣味で絵をやっているというというのとはレベルが違うのです。

 さすがに、鉄面皮を気取り素人評論家を自負していても、一寸コメントや評論をするには、私にはまだ

 勇気が足りないようです。

 そこで今回は何のコメントもなしで、約20点の中から私の独断と好みとで選んだ8点を陳列させて

 頂きました。それではどうぞごゆっくりご覧ください。

 

 

 

 

 

 

 

 

 


28展ー(14)「佐藤幸一 絵画展」より―(4)

2016年12月17日 | Weblog

 

         作品の4/8

           佐藤 幸一さん 画  『生きているということ』 100号 油彩

             こうした心象的なのもありました。ビンの中は硬貨かとよく見たら

             薬剤のカラのようです。身につまされるようです。