誠茅庵という名の小さな小さな美術館

絵や写真、そして雑感日記。。
六十の手習い(水彩画、スケッチ等)帖。

28展ー(2)第26回 デッサングループ・アミーゴ展よりー(初めに)

2016年03月09日 | Weblog

 

    祝・ 第26回アミーゴ展!!

  今年もアミーゴ展が市立文化会館の展示室にて開催されました。

  寒い2月末の6日間ではありましたが、多くのギャラリーで賑わったようです。

  同会は、デッサングループと銘打っているだけあってさすがに皆さんがデッサン力豊かで

  とても安心してみることの出来る展示会の1つです。

  毎週1回、適当なモチーフを持ち寄って好きなものを、それぞれ水彩ありデッサン、木炭も良し、

  油絵でももちろんパステルでも良しと、自由に研鑽されていて、お仲間も良い方ばかりで

  和気藹々、とても楽しくやって居られると聞いております。

  そうしたグループの雰囲気も同展のような伸び伸びした明るい作品制作に影響しているのでしょうか。

  先生のお人柄によるイメージもありますが、楽しく明るいそれでいて真摯なグループの雰囲気が

  伝わってくる様な作品が並んでいるのです。

  この、レベルといい雰囲気といい素敵な展示会を、少しでも当「誠茅庵小さな美術館」でも正確に

  伝えたくて、会場でお会い出来た方々にお願いして少しでも多くの方の作品を陳列するのに努めた

  つもりではあります。

  私の美的センスとか絵画を見る目や知識が未だにあまりにもお粗末であるために、なまじのコメントでは

  却って本当の感じを伝えられないのではと言う事を危惧して、敢えて何のコメントももちろん批評なども控え

  ました。但し本当の作品と私の写真との差異、違いを少しでも埋める為に、簡単な作品の紹介と説明だけは

  入れさせて頂きました。

 それでは目録通りの順で11人の方の22点を陳列致しましたのでご覧下さいませ。

  尚、皆さん5点づつ出品でしたが、この小さな美術館のスペースの都合で、私の勝手な好みで各2点づつを

     選んだ事をお許し下さい。   では、どうぞごゆっくりご覧下さい!

  

  

 


28展ー(2)第26回 デッサングループ・アミーゴ展よりー(1)

2016年03月09日 | Weblog

 

       藤田先生の作品ー1/2

           藤田 日出男 先生   画  『 fukushimaⅡ 出て来た白い斑点 』

 

        福島のあの悲惨な出来事からもう5年にもなります。

        時間は驚くほどの早さではありますが、ふっこうや回復はまだまだ道通しという

        現状です。そんなやり切れない憤怒、悲哀、哀れ、同情や応援の気持を

        表現されているのでしょう。

        先生のたゆまぬ福島への鎮魂シリーズ作品の1点です。


28展ー(2)第26回 デッサングループ・アミーゴ展よりー(3)

2016年03月08日 | Weblog

 

       荒木さん作品の1/2

           荒木 洋子さん  画  『 散歩 』  デッサン

       昨年の「暖かい日」のおばあさんのデッサン同様に見事なデッサン画で

       ほのぼのとした暖かさが伝わってくるような感じです。

       思わず観る人の顔がほころぶようです。


28展ー(2)第26回 デッサングループ・アミーゴ展よりー(5)

2016年03月08日 | Weblog

 

       岩壁さん作品の1/2

            岩壁 洋子さん 画  『 紅葉・軽井沢 』   油絵

     この作者はいつも山や湖などの風景を如何にも油彩らしい迫力のある重厚な

     作品を出品されています。

     この絵も素敵なタッチです。ラフに紅葉と水面の表現はさすがです。


28展ー(2)第26回 デッサングループ・アミーゴ展よりー(7)

2016年03月08日 | Weblog

 

         石井さん作品の1/2

             石井 君江さん 画   『 つるばら 』  油絵

 

          毎年、コスモスとか花の絵を素敵に描いて居られます。

          如何にも女性が、それもやさしい女性が描かれた感じの作品です。


28展ー(2)第26回 デッサングループ・アミーゴ展よりー(9)

2016年03月08日 | Weblog

 

        猪爪さん作品の1/2

             猪爪 昇さん 画  『 デッサンⅡ 』   デッサン

 

       毎年、この方の繊細で質感豊かなデッサン画には魅せられています。

       この作者はさぞかしやせぎす色白の二枚目でデリカシー豊かないい男

       なのではあるまいかと想像してしまうほどです。