さすらうキャベツの見聞記

Dear my friends, I'm fine. How are you today?

まぶたのお友達

2007-07-04 21:52:27 | Wednesday 芸術・スポーツ
ね、眠い。
 アイスコーヒーを飲みつつ、まぶたが重くなる。

 否(いな)。

 重いのではなく、
 まぶたとまぶたがお友達 (参照;森薫『エマ』第3巻P.137)過ぎるのだ。



 仲が良いのはステキなことだが、

 これでは、先ほど衝動買いした新潮文庫の
 『シャーロック・ホームズの冒険』(コナン・ドイル,延原謙 訳)

 『星の王子さま』(サン=テグジュぺリ,河野万里子 訳) ← 有名だが手にしたことのない本の一つ

 『若き数学者のアメリカ』(藤原正彦)

 が、遅々として進まない。
 (注;こうして、読まずに置かれる本が増えていくのである・・・高校以前のは、ほとんど持ってきていないのに


 ただし、ホームズのみ、ちょいと目を通した。

 「まだ材料が一つもない。
  資料もないのに、ああだこうだと理論的な説明をつけようとするのは、大きな間違いだよ。
  人は事実に合う理論的な説明を求めようとしないで、理論的な説明に合うように、事実のほうを知らず知らず曲げがちになる。

  だが、それはともかくこの手紙だが、これから君はいったいどういうことを推察(すいさつ)するね?」 


                            (by シャーロック・ホームズ@ボヘミアの醜聞(しゅうぶん))


      **************************


 さぁ~~って、久々に、本日の通読?箇所。


   地そのものは、そこから食物を出すが、
   その下は火のように沸(わ)き返っている。

   その石はサファイヤの出るもと、
   そのちりには金(きん)がある。

   その通り道は猛禽(もうきん)も知らず、
   はやぶさの目もこれをねらったことがない。

                         (旧約聖書・ヨブ記 28章5~7節)


 確かに、地上の上では緑が生い茂り、田畑から食物が生み出されるが、
  その深い深い地の底では、マグマが沸き返っている。

  確かに、サファイヤや金、ダイヤといった宝石は、鉱物(こうぶつ)であり
        (=つまり、マグマの成れの果て?)、
  そのマグマの流れなんぞ、獣や、はやぶさが見れるわけがない。(近づくだけでも危ないよ

  旧約聖書は紀元前にすでに書かれたものだが、その中でもヨブ記は最古のものと言われている。「マグマ」ということばが生み出される以前に、既に、それが描(えが)かれているとは。恐らく、昔の人は、「?」だったに違いない。



                     

  

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