さすらうキャベツの見聞記

Dear my friends, I'm fine. How are you today?

聖書ノ 始メ  

2005-10-30 22:07:03 | Sunday 聖書


     原始(はじめ)に 神(かみ) 天地(てんち)を 創造(つくり)たまへり

                          (創世記1章1節)  


 聖書-旧約聖書と新約聖書を併せて-は、ここから始まる。
 だれかさんの-確かユダヤ教1)の人で、教育者だったと覚えている-本によると、この「はじめに」という、たった一節のために、何十もの論文がこれまでにあるんだと。くだらない。すごい。そのことに対して、誰がどう思おうと自由さ。ただ、それだけ、人は、「聖書」という書物に対して、エネルギーを注ぐ価値がある、と思ったんだ。
 私も、そう思…と言いたいところだが、ビミョウに、そう言うのは、違うような気がする。「私が」というところが。
 私が、ではなくて、―自分などというものは、今日言っている事と明日言っている事が違うことだってありうる、移ろいやすい者だから―、神様がなさったこと、神様が約束されたこと、…それら一つ一つが、形容できないほど、見極めることができないほど、すばらしいんだ。あんまり、「すごい」とか、「すばらしい」とかを使いたくないんだけど、これ以外見つからなかった
 たとえば、冬の雨上がりの早朝の、つんと澄んだ空気と白い吐息の中、朝日が昇るのに出くわしたとき。夏の夜、騒々しい虫のコーラスや、枝と枝とが織(お)りなすざわめきで眠られず、そっとテントを這い出して、一人ぽつんと星空を眺めたとき。その昔、福音集会などで、兄弟2)たちを通して聖書のある箇所が開かれて、その箇所の周り、前後を通して読みふけったとき。日曜のパン裂き3)、また毎日でも、イエス・キリストが十字架で私の罪の贖(あがな)い 4)をしてくださったことに思いを馳せるとき。神様が用意してくださっているものを夢見るとき。



                                   
                             


 すべては、神様がお創りになったときから、始まった。
   時間も。
   天も地も。
   人も生き物も。

   一日目には 昼と夜。
   二日目には 大空を。
   三日目には 地や海、植物を。
   四日目には 大空に二つの光るもの。
   五日目には 海の巨獣に、水に群がりうごめく生き物、そして鳥。
   六日目には 野の獣、地を這(は)うものや人間を。

 七日目には宣言された。なさっていたわざの完成を。
 そして、休まれた。 5)

                              


【注】
1)ユダヤ教:旧約聖書を信じるが、新約聖書は信じていない方々の信仰形態。何が違うのとかと言うと、簡単には『一般的に「キリスト教」との区別は、聖書に記された救世主がイエス・キリストであると考える人々を「キリスト教」と言い、救世主は未だ存在せずその出現を待ち望んでいる人々が「ユダヤ教」とされている。』

2)兄弟たち:肉親の兄や弟をさしているのではなく、クリスチャンの男性を指している。個人を指す場合、○○兄(けい)と、その人の苗字や名前に「兄」をつけて呼ぶ。ちなみに、クリスチャンの女性は「姉妹」。同様に、○○姉(しまい)と呼ぶ。
 Q.で、困ったことにクリスチャンであることが分かっているけれど、名前が分からない場合は?

 A. …ただ「兄弟」「姉妹」とのみ相手に呼びかけることもアル…?わからん時は、やっぱり聞きましょう。多分、相手は「何回も会っているのにどうして覚えられないの?」ではなく、「覚えようとしてくれているんだな」と思ってくれるでしょうから。

3)パン裂き:また今度。

4)十字架による贖い:同じく。

5)創世記1~2章から。



参考にコピペ
文語訳聖書 http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%96%87%E8%AA%9E%E8%A8%B3%E8%81%96%E6%9B%B8
コメント (3)
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