塚田盛彦のつれづれなるままにサッカー

世界中で親しまれているサッカー。このサッカーをフィルターとして、人間社会の構造に迫っていきたいと思います。

J1、その存在意義

2014-10-31 00:22:12 | 日記
  最新号の週刊サッカー・ダイジェストは、移籍に関する情報を巻頭で特集していました。

 その中で気になったのが

 「J1はどこに向かおうとしていうのか?」

 という問いかけでした。

 1993年にJ創設時における最大の目的は日本代表の強化であり、その点に関しては少なくとも目標達成という果実をもぎ取ることができました。

 また。1990年代中ごろはまだ代理人の存在が希薄であり、クラブが選手を売買する際の方法論に欠け、選手の欧州移籍が頓挫してしまった例も見られるよに、ツメが甘い点も露呈されましたね。

 Jリーグが目的としている代表強化、これが今根底を揺るがせています。

 それは

 「J1か、それとも欧州リーグ在籍の選手達か」

 ということで、ここまでは後者に偏重している側面は否定できません。

 勿論選手選考は代表監督のさじ加減、言い換えれば権限として認められているわけですから、外野が意見を口にしても、代表監督が適切な説明をし、招集理由を明かす事でその溝は埋まると思います。

 今、Jリーグの根底には、代表強化だけでなく

 「地域社会を豊かにすること」
 「ファンとスポンサーに喜んでもらう事」

 が加わりました。

 日本代表が男女ともに、ビジネスという波に飲み込まれている現状は、到底見逃してはならないと思いますが、ビジネスとしてのJ1は

 1・より積極的な映像配信
 2・J1のクラブ数18を可能ならば削減し、質のい試合を見せる工夫

 も必要かと思います。

 Jの映像が

 「全ゴールお見せします」

 という形で簡単に完結しているのは、他に見所が無いのもあるのでしょうが、試合数が多すぎて、枠に収まらないという面もあると思います。

 それでも野球の露出が多いのであれば、また打開策を考えるべきです。

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