塚田盛彦のつれづれなるままにサッカー

世界中で親しまれているサッカー。このサッカーをフィルターとして、人間社会の構造に迫っていきたいと思います。

地方クラブの躍進がJリーグを盛り上げる

2012-11-26 01:39:09 | 日記
 12月3日に行われるJリーグ・アウォーズ。

 MVPは佐藤寿人で決まりでしょうね。

 彼は現在22ゴールで得点ランキング1位ですから、MVPと合わせて得点王の2冠の可能性が高く、これは
大きく評価すべきです。

 彼のMVP受賞は、かつて彼を敬愛し続けたベガルタのファンも、大きな拍手で彼の努力を認めてくれるはず
です。

 正直サンフレッチェの選手と関係者からすれば、クラブ・ワールドカップの準備を最優先したいところでしょう
が、こうした華やかな世界に地方クラブが参加することは、大きな意義があります。

 過去2年のJ1は、リーグ1と非常に似ています。

 モンペリエ、リールの優勝はリヨンにボルドー、マルセイユの体たらくも理由でしょうが、地道に選手を発掘し、
丹念な育成を続けてきたクラブに対する

 「褒美」
 
 の意味合いもあるでしょう。

 J1も本来ならばレッズにガンバ、アントラーズなど優勝争いを引っ張るべきクラブが、思うような形を得られ
ていません。

 いずれのクラブも監督交代に揺れ、一枚岩になることが出来なかった点が大きいと言えます。

 ちなみに今季のサガン、本当に素晴らしい1年でしたね。

 FWの豊田、MFの水沼、ふたりの主力をローコストで引っ張ってきたサガン・ドリームスの慧眼には恐れいり
ましたし、ユン・ジョンファン監督も手ごたえを感じた1年だったはずです。

 もし僕がヴィッセルのファンならば

 「サガンのように優れたフロントがいてくれたなら。」

 とため息をついているでしょう。

 監督の途中解任と暫定政権はこのクラブにとって日常の光景ですし、監督が腰を据えて指揮できないのであれば
それは非常に由々しき問題です。

 サガン、ベガルタ、そしてサンフレッチェ。

 2012年は地方クラブの躍進が目立った1年でした。

 
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