塚田盛彦のつれづれなるままにサッカー

世界中で親しまれているサッカー。このサッカーをフィルターとして、人間社会の構造に迫っていきたいと思います。

改めて思う版権という現象

2019-01-13 01:33:30 | 日記
 世の中には版権、著作権というものがあります。

 よく知られているのはコンバースの事例でしょうか。

 伊藤忠が資本元であるコンバース・ジャパンと、米国コンバースは同じコンバース社でも全く別物のため、米国国内で流通しているコンバース製品の輸入指し止めの権利を、伊藤忠は保持しています。

 また、1990年代半ば、鐘紡はフィラの国内販売を手掛けており、

 「鐘紡フィラ」

 という形で、フィラ・スポーツを筆頭にフィラの展開を行っていたものです。

 ですから、昨年いきなり「ファッシノ」が限定復刻されたとき、当時そっくりの出来栄えにも驚きましたが、鐘紡を含む版権問題の解決に時間がかかったのではないか、と推測したものです。

 一昨日でしたか、日本経済新聞にデサントを出資している伊藤忠の間に軋轢があるという記事がありました。

 記事によるとデサントは

 1・1980年代はマンシング・ウエアの過剰在庫
 2・1990年代はアディダスとの提携終了

 というふたつの経営危機を伊藤忠に救ってもらい、そのことがアレルギーになっているというのです。

 また、デサントの海外売上の多くは韓国にあるということで、なるほど、韓国女子代表のイ・ミナ選手のスパイクがル・コックであることに納得できました。

 デサントがアディダスとの提携を解消すると聞いたときは業界も驚いたと思いますね。

 2002年には韓日ワールドカップの開催が決まっていましたし、レプリカ・ジャージの販売と製造は、大きな魅力だったはずですから。

 デサントの水沢ダウンの評判は素晴らしいですし、アンブロの販売権は保持しています。

 彼らはワコールと提携しましたが、ゴールドウインの支持率急上昇も、伊藤忠をやきもきさせているとのことです。
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1 コメント

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Unknown (Unknown)
2019-01-13 02:20:16
サボって新聞読んでいるだけあって物知りですね
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