塚田盛彦のつれづれなるままにサッカー

世界中で親しまれているサッカー。このサッカーをフィルターとして、人間社会の構造に迫っていきたいと思います。

ジャニーズに学ぶ育成と結果の両立

2010-08-16 20:52:22 | 日記
 「こわれそうな物ばかり、集めてしまうよ
  輝きは飾りじゃない、ガラスの10代」

 僕は今34歳ですが、同じ世代の皆さんは、冒頭の詩を聞いた事が1度はあると思います。
 
 この詩はかつて絶大な人気を誇った
 「光GENJI」の「ガラスの10代」という歌の歌詞です。

 今ジャニーズで最も人気を集めるのは「嵐」でしょうが、僕が小学生の頃はとにかく「光GENJI」一色で、その人気と注目度は今もってジャニーズ最大の現象だったように思います。

 どうして僕が今ジャニーズの話をしているかというと
 前回、前々回でお話した「育成」と「結果」の相反するふたつの要素を、今の日本で最も具現化しているのが、彼らだと思っているからです。

 ではどうしてジャニーズは、育成と結果を両立させることができているのでしょうか?

 秘訣その1
 「先輩の後で踊ることで、芸能界での生き方を学ぶ」

 ジャニーズではどんな有望株でも、まずはバックダンサーとして先輩たちの後で踊ることが多いようです。

 今人気絶頂の嵐も「TOKIO」や「キンキキッズ」の後で踊っていたと聞いていますし、これからもこの図式はジャニーズが存在するかぎり続いて行くのでしょう。

 先輩方の後で舞台をこなす事で場数を増やしていくわけですが、あくまでバックダンサーですから、重度のプレッシャーからは解放されているはずです。

 例えば長野パルセイロもユースとジュニアユースを抱えています。

 彼らは10代の多感な時期に、地域の方との触れ合いやクラブの哲学を学び、いずれはトップで活躍することを夢見ています。優れた育成で知られたバルセロナにも同じ事が言えます。

 ジャニーズの若手たちも、先輩の後で踊りながら
 「いつか僕も主役として舞台に立つ」
 という思いを胸に秘めていると思います。

 この心境はジャニーズでもプロサッカーでも変わることはないでしょうし、この「やる気」こそが、若手の著しい成長に不可欠な要素だと思います。
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2 コメント

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Unknown (通りすがりの橙)
2010-08-17 09:30:23
いつもこっそり見ています。

パルセイロはジュニアユースだけで、ユースは抱えてませんよ。
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通りすがりさんへ (塚田盛彦)
2010-08-17 12:40:30
僕のブログを読んで頂いき感謝です。またご指摘ありがとうございます。

長野パルセイロの公式ホームページは、毎日のように見ていますが、おっしゃるように「ユース」のカテゴリーは抱えていません。

書いている時勢いでユース、ジュニアユースと書いてしまいましたが、ミスは変わりません。

ご指摘に感謝します。
また読んでくださると嬉しいです。
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