塚田盛彦のつれづれなるままにサッカー

世界中で親しまれているサッカー。このサッカーをフィルターとして、人間社会の構造に迫っていきたいと思います。

選手の移籍願望にみるクラブの勢力図

2017-06-03 00:06:03 | 日記
 ガボン代表FWオバメヤンが、アーセナルではなくPSGと契約濃厚と囁かれています。

 これはアーセナルがプレミアだけでなく、欧州全体で競争力を落とす一方でPSGが力を増している証拠でもあります。

 例えば2004シーズン。

 アーセナルは今でも語り草である

 1・無敗優勝という快挙
 2・アンリ、ベルカンプ、ヴィエイラにピレスというように、各国代表が主軸である

 という、まさに絢爛豪華な選手層を誇り、2年後にはバルサに敗れるものの、欧州王者に王手をかけたほどです。

 一方のPSGは

 1・ウルトラスの暴力行為が日常茶飯事
 2・主力はポルトガル代表パウレタ。フランス代表のロテン
 3・当時はリヨンの全盛時で、リーグ1の優勝は夢のまた夢

 という塩梅でした。

 PSGはほかにも、アルゼンチン代表のエインセ。ブラジル代表のロナウジーニョの在籍していましたが、足掛けのような形で短期で移籍しています。

 あれから10年が経過しますが

 「ヴェンゲルは退陣すべき」
 「PSGは国内に敵なし」

 と呼ばれるまでに、状況は変化しています。

 ユナイテッド、リバプール、そしてマルセイユやリヨンもチャンピオンズ・リーグの出場は難しくなり、同時にシティ、スパーズ、そしてモナコなどの台頭が目立ちます。

 僕は確かにヴェンゲルの後任人事は難航すると思いますが、思い切って交代した方が空気は一一新できるのではないかと思います。

 もしオバメヤンが10年前に素晴らしい存在ならば、アーセナルは苦労せずに獲得できたと感じます。
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