塚田盛彦のつれづれなるままにサッカー

世界中で親しまれているサッカー。このサッカーをフィルターとして、人間社会の構造に迫っていきたいと思います。

ユヴェントスとアントラーズに見る大人の姿の裏側

2017-06-06 01:14:14 | 日記
 ユヴェントスの首脳陣は歯がゆいと感じているでしょうね。

 2000年以降、彼らは2003年、2015年、そして今年と3度のチャンピオンズ・リーグ決勝進出し、いずれも敗れてもいます。

 また1997年はドルトムント、1998年は今回同様にレアルと対戦して敗北し、仮にこの決勝にすべて勝利していれば、優勝回数は7回となり、ミランと並びます。

 少なくともリバプールとバイエルンの5度、バルセロナの6度を上回り、イタリア・ダービーの相手、インテルの3回をダブルスコアで追い詰める形になりましたが、むしろ追い詰められているのはユヴェントスですよね。

 彼らも好きでイタリア国内のみの盟主でいるわけではありません。

 レアルのように、国内でも国外でも優勝を味わうには、ユヴェントスの緻密さをもってしても、何か要因があるのでしょうが、その要因がわかれば苦労はしません。

 日本ではアントラーズがそうですよね。

 国内で19回の優勝を達成
 鈴木満強化部長というかけがえのない存在

 この大きなアドバンテージがあっても、チャンピオンズ・リーグでは勝てていません。

 数多くのブラジル代表、韓国代表、そして日本代表を擁し、経験値や組織力で群を抜く彼らですが、レッズやガンバのような勢い、言い換えれば

 「流れを巧みに引き寄せること」

 が出来ていないのでしょうか。

 アントラーズは組織も選手も大人の集団と言えますが、その達観した部分が悪い意味で勢いを削いでいるのかもしれません。

 大岩監督は初陣を飾りましたが、今後はどうなるでしょうか。
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