塚田盛彦のつれづれなるままにサッカー

世界中で親しまれているサッカー。このサッカーをフィルターとして、人間社会の構造に迫っていきたいと思います。

ブラジル、チッチ政権発足の陰で

2016-06-21 14:49:29 | 日記
 ブラジルでは既報通り、チッチ政権が発足します。

 ブラジルに限らず、メディアは監督をクビの要請までができるという、ある種の権力を持つ存在であることを、改めて示した形です。

 でもこうも言えますよね。

 メディアは代表監督を弾劾できる
 メディアは大統領、首相という国家の要職を弾劾できる
 しかし、彼らがメディアを弾劾、もしくは明らかに誤った記事、人間性を傷付けた記者を弾劾、解雇することはできない

 という論点があると言えます。

 随分前の話で恐縮ですが、ある時、まだ中田英寿がベルマーレ平塚在籍時、どこかの新聞記者が

 「あえてボールを追わなかった」

 という、談話から都合のよい部分だけを切り取り、掲載したことがありました。

 彼はそれ以後、日本の記者に「だんまり」で押し通すのですが、僕はこの記者に今でも話を聞いてみたいと思っていますし、当時からそう考えていました。

 こうした明らかに選手に不利益をもたらした記事を執筆しても

 解雇されない
 減給されない
 左遷されない

 というのであれば、一方的に代表監督がクビになっても、悪質な記者が失職しないのであれば、僕は是正が必要だと考えています。

 欧州でも米国でも、基本謝る事は

 「自分に隙をつくること」

 だから謝らないと聞きます。

 それでも、メディアがキャンペーンを張り、一人の人間を失職に追い込むことは、やはり自分たちも失職を覚悟の上で、という意識は必要だと思うのです。

 片方が簡単にクビになり、片方がそうではないのは、違和感を覚えて当然だと感じます。
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