塚田盛彦のつれづれなるままにサッカー

世界中で親しまれているサッカー。このサッカーをフィルターとして、人間社会の構造に迫っていきたいと思います。

ジェラード、監督として歩む道

2018-10-16 01:38:13 | 日記
 先日行われたオールド・ファームでは、監督の顔ぶれにも注目が集まりました。

 セルティックのブレンダン・ロジャース
 レインジャーズのスティーブン・ジェラード

 そう、過去にリバプールで師弟関係にあった両者が指揮官として対戦したためです。

 ジェラードは今でもリバプールの生きる伝説であり、その存在の大きさは

 イアン・ラッシュ ウエールズ代表
 ロビー・ファウラー イングランド代表
 ケニー・ダルグリッシュ スコットランド代表

 を凌いでいると思います。

 リバプールほどの名門であれば、アラン・ハンセンにグレアム・スーネス、そしてジェイミー・レドナップなどわき役の顔ぶれも素晴らしいわけです。

 しかし、ジェラードの場合は

 地元出身選手であり、アカデミーを経験している
 2005年のチャンピオンズ・リーグ決勝など、クラブの配線を幾度となく救ってきた

 その卓越した心の強さが凄いと言えます。

 彼は将来、コップの声援を背に指揮官としてアンフィールドに戻ると思います。

 今はレインジャーズで指揮官としての場数を踏み、名門の矜持を外から戴冠しているに違いありません。

 そのロジャーズ時代の2013-14シーズン、チェルシー戦で足を滑らせ失点の原因を作ってしまったジェラードを、コップは全力で支え続けたものです。

 ジェラードを語る際に

 「プレミアの優勝がない」

 という指摘があり、それは彼も重々承知しているはずです。

 ならば彼のプレミア初優勝が、指揮官としてのものであるならば、それは素晴らしい未来であると思います。

 イングランド代表の同僚であったランパードも、ダービー・カウンティで下積みを始めたことも、ジェラードにとって良い刺激かもいしれません。
コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« ユルゲン・クロップ。その心... | トップ | ウルグアイ戦雑感 »

コメントを投稿

日記」カテゴリの最新記事