塚田盛彦のつれづれなるままにサッカー

世界中で親しまれているサッカー。このサッカーをフィルターとして、人間社会の構造に迫っていきたいと思います。

自信を得るにはどうするべきか

2013-12-20 01:28:43 | 日記
 「自分で自分を信じなきゃ、誰も信じてはくれないよ」

 この言葉はまだアディダスと契約していたころ、コービ・ブライアントが出演した広告に記載されていたものです。

 ブライアントは現在ナイキの契約選手ですが、アディダスは「クレイジー8」という名前で、彼が愛用していたバッシュを
再発売しており、彼の影響力が確認できます。

 でも、人間と言う生き物は自分を信じると言う行為そのものが大変難しいと思います。

 僕だってそうですし、モウリーニョがあれだけマスメディアを牽制する素振りを見せるのは、自尊心を護るための方法論と
いう見方も出来ます。

 「選手経験も無いのに」

 と陰口を叩かれては、モウリーニョだろうがクロップだろうがトゥヘルだろうが、反論の余地は限られてしまいます。

 「自分で自分を信じること」

 これは先日行われたJリーグ合同トライアウトでも同様です。

 メディアはヴァンフォーレを解雇され、トライアウトに参戦した伊東輝悦39歳に注目しましたが、彼と20代前半の若さ
で参戦した選手達とは比較することは出来ません。

 伊東は五輪代表、ワールドカップ、エスパルスとヴァンフォーレで刻んできた道がありますし、サッカーにおける良いときも
悪い時も肌で知っています。

 でも若手は恐らく

 「悪い時」

 しか知らないわけです。

 バブルが弾けた後の不景気しか知らない、現在の20代に希望を持てと言って何の確信が得られないのと同様ですよね。

 「俺はやれる!」

 陳腐な言い方ですが、自分にアンジをかけるように繰り返し繰り返しつぶやくことが、自分を信じるきっかけになりるかも
しれませんが、自信とはやはり厄介なものです。
コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« まもなくパルセイロ・メモリ... | トップ | 選手にとっての評価の別れめとは »

コメントを投稿

日記」カテゴリの最新記事