鎌田大地が在籍するクリスタルパレス。
マンチェスター・シティに1-0で勝利し、栄えあるFA杯優勝という大きな実りを手にしました。
一方でグアルディオラは就任初年度となる2016シーズン以来の無冠という、シーズン前とは大きく覆る、その躓きを最後まで改善できない形となりました。
伝統あるFA杯は、以前よりもその価値が低下しつつあるとはいいますが、優勝クラブにとっては大きな栄冠であり、優勝賞金の問題ではないのではないでしょうか。
鎌田大地以前にも日本代表選手はプレミアリーグを戦ってきましたが、南野拓美が2022シーズン、FA杯で優勝していますがリバプールは強豪である一方、クリスタルパレスは今回が初の栄誉。
ということで、大きな差が歴史的に見受けられます。
日本にもアジア枠で移籍してくる東南アジア、中東の選手が今後も増加するのでしょう。
その際、彼らが日本で権威ある大会と認識されている天皇杯で優勝した際、
今回の鎌田大地のような感激を感じるだろうか
初めて天皇杯を獲得した母国選手として、母国で大きく報道されるだろうか
という点は、今から気になりますね。
ドラガン・ストイコビッチが2度の天皇杯を制覇した際に見せた、誇りに満ちた表情をみれば、天皇杯優勝も優勝賞金の問題ではない、という観点が伝わってくるものです。
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