塚田盛彦のつれづれなるままにサッカー

世界中で親しまれているサッカー。このサッカーをフィルターとして、人間社会の構造に迫っていきたいと思います。

スコットランドが独立すれば、サッカーに変化はあるか

2014-09-19 01:40:28 | 日記
 部外者の僕が言うのはおこがましいと思います。

 それでも資料を読む限り、旧ユーゴ連邦各国が欧州予選で同じ組み合わせになった際、選手たちよりもむしろ周囲、ファンの殺気が凄まじい事が見てとれます。

 日本時間で今日、スコットランドの未来が決まるそうですが、もし独立を果たした際はイングランド対スコットランドの一戦は、今まで以上に厳重な警備が必要になるのでしょうか。

 少なくともロシアとウクライナの一戦はそうなるでしょうし、サッカーに限らず

 「政治とスポーツは別」

 という考えを実行する事は難しいものですね。

 欧州ではラグビーにハンドボール、バレーボールというようにサッカー同様集団競技が人気を集める一方、これらでファンが暴動を起こした、政治に関係する横断幕を掲げたという話は聞いたことがありません。

 逆説的ですが、それだけ

 「サッカーが持つ影響力の確かさ」

 を物語る証拠かもしれません。

 日本も同様で、大相撲やプロ野球で制度の不備が指摘されても、ファンが起こした暴動は記憶にありません。

 でも、サッカーファンが起こした問題は、僕が好きだからという面もありますが、簡単に思い出せます。

 スコットランドが独立しますと、代表だけでなくSPLそのものも変化するのでしょうか。

 中村俊輔がセルティック退団以降、日本ではスコットランドのサッカーが話題になりませんが、今注目すべき地域はもしかしますと、この国なのかもしれません。
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敗戦の残像は消えないものなのか

2014-09-19 01:24:26 | 日記
 昨日、仕事終わりに店で買い物をしていると、ブラジル・ワールドカップ用に開発されたカップめんとカップ焼きそばが、安売り価格になっていました。

 秋も深まり、ブラジル・ワールドカップの喧騒も、ここ日本では過去の代物になりつつあります。

 代表も今野、遠藤という守備、攻撃の屋台骨が招集されず、彼らロシアワールドカップでブラジルでの汚名を返上する可能性は、厳しい見方をすればさほどくない、そう感じます。

 ではブラジルはどうでしょうか?

 表面上は4強で散った痛みは見えません。

 その背景には

 1・ドゥンガ政権の発足
 2・ネイマールが戦列に復帰し、コロンビア戦でFKを決める

 という姿がありますね。

 でも、近い将来ドイツと対戦した際、彼らは否応なく1-7という敗戦の記憶がよみがえるでしょうし、メディアもその敗戦を参考にしながら記事を記すでしょう。

 ドイツファンが高らかに、ブラジルの大地で味わった栄冠と、7-1という記念碑を謳い続けるならば、セレソンはそれだけで戦う気がうせてしまうかもしれません。

 こうしてみれば、敗戦の記憶、言い換えれば

 「心理的刷り込み」

 が完全に消えることは難しいと言えます。

 日本が韓国に、イングランドがドイツに、スコットランドがイングランドにそれぞれ分が悪いのは、勝った記憶に乏しく、自然と心理面に苦手意識が刷り込まれてしまうためです。

 日本は韓国と接戦になる事が多い物の、若年層で水を大きくあけられているのは、心理状態がどこか不安定の為、そんな風に思えます。
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レアル、今季の中盤の顔ぶれは果たして

2014-09-19 01:13:03 | 日記
 洋服の世界では幾つかの殺し文句があります。

 例えば

 「このスーツはイタリアの生地を用いています」
 「職人が丹精込めて制作しています」

 というのがそうですね。

 寒くなればなるほど、カシミアという言葉は甘い誘惑になりますし、ブーツひとつにしても、内側にボアがあるものは見た目だけでプラスαの存在価値があります。

 レアルが獲得したトニ・クロースとハメス・ロドリゲスが、アンチェロッティの殺し文句になれば、レアルはスペイン王者と欧州王者を射程圏内に捉えるでしょう。

 少なくともモロッコ開催のクラブ・ワールドカップでレアルが敗れる事は無いでしょうし、単純にこの勝利で1冠を得られます。

 レアルは昨年、イジャラメンティをイスコを獲得し、中盤に新鮮さをもたらしました。

 バイエルンがシャビ・アロンソを獲得した際に

 「バイエルンは良い補強をした」
 「これでグアルディオラも満足するだろう」

 と大きな評価を得ましたが、それだけスペイン代表のMFは素晴らしい技術をもっている証になります。

 アンチェロッティはサミ・ケディラ、モドリッチを含むこの名を軸に中盤を構築しますが、果たして今季加入した2名が、イスコとイジャラメンティを押しのけるかたちになるのでしょうか。

 2011年、モウリーニョ政権初年度にレアルは

 「将来への投資」

 と言う形でラシン・サンタンデールからセルヒオ・カナレスを獲得します。

 カガが本調子でないために彼は初戦のマジョルカ戦に先発しますが、レアルでの戦いはこの1年で終わり、バレンシアへと移籍します。

 カナレスはモウリーニョの殺し文句、言い換えれば慧眼になれなかったわけですが、選手としては意味の無い枕詞なのでしょうね。
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