塚田盛彦のつれづれなるままにサッカー

世界中で親しまれているサッカー。このサッカーをフィルターとして、人間社会の構造に迫っていきたいと思います。

Jリーグ2015シーズンよりステージ制を採用

2013-09-10 23:36:49 | 日記
 皆さんは2015年から実施されるJリーグの改革案をどうお考えですか?

 この最重要案件をガーナ戦に3-1で勝利したことで、ある意味ファンの視線を代表の仕向けてプレス・リリースに注目を
集めないようにした。

 これはさすがに僕の深読みでしょうか。

 確かにJリーグがメディアで取り上げられる頻度はさほど多くなく、観客動員が横ばいである限り何らかのテコ入れが急務
であったことも確かです。

 でも、僕は発想がさかさまだと思うのです。

 Jリーグにとって一番大切なのは

 「集客力とスポンサー収入、ファンの拡大」

 ではなく、あくまでレベルの高いリーグを目指すことにあると思うので、まずその点を考慮すべきだったとどうしても感じ
てしまいます。

 世界ではアルゼンチンを筆頭に、南米各国が前期と後期に分けてリーグ戦を行います。

 ただ今回の導入は、どこかプロ野球の流れを組む形が感じられるのは僕の気のせいでしょうか。

 ドラフトからキャンプへ。キャンプからリーグ戦、リーグ戦からプレイオフを経て日本シリーズを行い、その勝者はアジア
シリーズへ進出する。

 前期、後期に別れることで日本人好みの「間」が作れることは確かですし、チャンピオン・シップもかつてのような注目度
が生まれるかもしれません。

 ちなみにこの見解はJ1におけるもので、J2とJ3そしてJFLは従来通り行われるのでしょうか。

 僕はトップカテゴリーも下のカテゴリーも全てが同じ方式で戦われるべきだと思いますし、J2は長丁場ですがそれでもJ
1同様1シーズン制という括りは同様でした。

 識者の方が描く見解がもっと知りたい所です。
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苦手意識を解放するむずかしさ

2013-09-10 01:41:33 | 日記
 JFL所属のアマチュアクラブに敗れたことで、グランパスエイトの選手、そしてピクシーには厳しい批判の声が向けられて
います。

 リーグ戦と一発勝負の天皇杯を同じ天秤で図るのは無理がありますし、J1の為に主力を温存したいピクシーの意図もわかり
ます。

 欧州でもそうですがカップ戦は先発出場の機会が少ない選手や、故障明けの選手にとって大切な場ですしね。

 長野パルセイロが何年かかってJ1に昇格するかは誰にもわかりません。

 しかしいつの日か、両社が同じ土俵に立った際にこの2-0という試合結果が、料理でいう香辛料の役割を果たす気がします。

 パルセイロが次回グランパスエイトと対戦する際は、この勝利の味が大きな後押しになるであろう反面、グランパスには大き
な心理的負担になります。

 アマチュア時代、プロ化時代、続けて負けるわけにはいきませんし、また負けるようであればファンの罵声は尋常でない程大
きなものになるからです。

 もし敗れるようなことがあれば、体は硬直してファンへ挨拶するのも憚れる、そんな心理になるのではないでしょうか。

 こうした負の連鎖が最終的には

 「苦手意識」

 として選手の深層心理に深く影響していくものと思われます。

 それはパルセイロ自身が既に感じている事で、天皇杯出場をかけた長野県大会決勝で幾度も松本山雅に敗れ、出場権を得られ
無かったことがそうなのです。

 もしこうした大舞台でパルセイロが勝利しているならば、近年のダービーの勝敗はここまで山雅に軍配があがることもなかっ
たように思うのです。

 それだけ苦手意識を払拭するのは難しく、今アトレティコがシメオネ政権の下、レアルへの畏怖を払拭しようと躍起になって
いることもその一例と言えます。
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会話は時にユーモアを交えて

2013-09-10 01:32:47 | 日記
 僕たちはアメリカや西欧の人間は、他人に言いたいことがあれば間髪いれずに提言するという印象を持っています。

 その一方で彼らもまた、他者を慮り時にユーモアは比喩を交えて話すことで、お互いの尊厳を守るように努めています。

 例えばアメリカでは口臭がきつい人間に対し、面と向かって非難をせず彼らの机にミント・タブレットを忍ばせておくと聞き
ました。

 つまり口臭予防の小物をさりげなく渡すことで

 「歯ブラシやペーストを選びなおしてはどうだ?」
 「歯磨きにもっと注意して」

 という自分の訴えを相手に促しているわけです。

 もしそれで駄目ならば最後の手段として

 「君の口臭に皆が迷惑している!」

 と言うのでしょう。

 イビチャ・オシムもその独特の言いまわしが注目を集めましたが、厳格者で知られる彼もまたユーモアを交えて改善点を指摘
したことがあります。

 これは通訳の千田善さんが語っていたと記憶していますが

 「もし君が何度もドアにぶつかるようであれば、ドアに問題があるのではなく君に問題があるのだ。」

 と比喩を用い、やり方を変えてみる、状況を顧みて落ち着いて行動するなど、新しい目線の必要性を訴えたことがあるそうで
す。

 日本にも落語、川柳、都都逸など優れた言葉遊びがるように、面と向かって意見するよりも、ユーモアを交えて会話をする点
は僕たちの長所であると感じます。

 その一方で海外の人間が常にはっきり発言するわけでもない、その点も注意しないといけません。

 これから日本サッカーは選手だけでなく、監督、コーチ、フロントも海外から要請があれば出ていく形になるでしょう。

 その際の言葉選びは大切にしたいものです。
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