goo blog サービス終了のお知らせ 

塚田盛彦のつれづれなるままにサッカー

世界中で親しまれているサッカー。このサッカーをフィルターとして、人間社会の構造に迫っていきたいと思います。

果たして神通力は生きているのか?

2010-11-12 01:47:11 | 日記
 果たして「ジンクス」は生きているのでしょうか?

 セリエAではラツィオを抜いてミランが首位に踊り出ましたが、今ミランには

 「優勝請負人」
 として知られるイブラヒモビッチが在籍しています。

 アヤックス、ユヴェントス、インテル、そしてバルセロナ。

 イブラヒモビッチは歩んできたそのクラブ全てでリーグ優勝を経験し、おまけに
バルセロナ以外のクラブでは、常にエースとしてその期待に見事に答えてきました。

 特にインテル時代の2006ー07シーズンからの3年間、インテルと彼はまさに

 「一心同体」
 とも言える関係にありました。

 インテルファンなら誰もが覚えているでしょう。

 2007-08シーズンの最終節、インテルが前半45分を終えた時点でスクデットの
可能性は2位のローマにあり、首位のインテルは敵地のエンニョ・タルディーニでパルマ
の軍門に下ろうとしていました。

 しかし後半から出場したイブラヒモビッチがわずか30分の間に2ゴールを挙げ、創立
100周年の節目にインテルは見事スクデット獲得に成功します。

 バルセロナで彼自身が思うようにいかなかったのは、指揮官グアルディオラのとの意志
疎通だけでなく、バルセロナのメカニズムとの相性だったのかもしれません。

 バルセロナの識者によると彼の後任としてやってきたビジャも、バレンシア時代と比べて
迫力に欠けているように見えますし、ミランというよりもイブラヒモビッチにはイタリアの
水があっているのかもしれません。

 2007-08シーズンの最終節、パルマを率いていたのはかつてのインテルの指揮官
エクトル・クーペルであり、今季のミラノダービーでは、交換トレードの相手エトーと顔
を合わせます。

 何かと話題を提供するイブラヒモビッチですが、果たして古巣との対戦に今どんな思い
を巡らしているのでしょうか?

 もし彼の神通力が生きていれば、ミランはこのまま首位を独走するかもしれません。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする