塚田盛彦のつれづれなるままにサッカー

世界中で親しまれているサッカー。このサッカーをフィルターとして、人間社会の構造に迫っていきたいと思います。

本場以外で活躍する事の意義

2010-08-26 01:29:51 | 日記
 僕らはサッカーの見方を改める必要があるように思います。

 それは
 「海外組」
 というう言葉の使い方です。

 メディアや僕らがこの言葉を用いる時は
 「欧州の有力リーグの名のあるクラブで活躍する日本人選手」
 を自然に思い浮かべていると思うのです。

 つまり韓国や南米で活躍する選手がいても、東欧や北欧で活躍する選手が現れても、それは日本代表への道には繋がりにくいと思うんです。

 ですから水原三星に移籍した高原、ギリシャのイラクリス所属の小林大悟、イングランド2部にレスターへ移籍する阿部など、リーグの国籍や1部、2部などのカテゴリーに関係なく、結果を残した選手には僕らは大きな拍手を贈る必要がありますし、そうでない場合は活躍できなかった理由を考えなくてはいけません。

 そうした柔軟な姿勢は、新しい日本代表監督にも必要だと思います。

 韓国代表の多くがJ1、J2に在籍するのは、
 韓国代表監督が

 「日本で活躍すること」と「欧州で活躍する事」
 を同列の視線で見ているからでしょう。

 でも僕らは日本やアジアでプレイしている日本人選手よりも、
 「本場」
 で鎬を削る選手達を注目しがちなんですね。

 こうした姿勢が是正されれば韓国や中国、中東でプレイする日本人が増えて、選手の選択肢は増えると思います。

 ワールドカップのような大舞台に出場する選手の中には、カタールやUWEでプレイする選手もいますし、僕らはほんの少し見方を変えるだけで視野が大きく変わるはずです。
コメント
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