依存症からの回復体験講演
「ジャパンマック福岡 第2回ステップセミナー」があります。
日時 4月19日(日) 10時から16時
会場 福岡市民福祉プラザ 6階 601研修室
福岡市中央区荒戸3-3-39
<ゲストスピーカー>
倉光病院 副院長 上村敬一先生
福岡市就労自立支援センター
センター長 安達一徳氏
上記お二人の講演と、依存症の回復体験談
参加費無料、事前の申し込みは不要
前々回 3グループ合同のセミナーに参加した時に
講師の、リカバリーダイナミクス(回復のためのプログラム)の
プロバイダーの方が、すごく分かりやすいたとえ話をされました。
「洗濯をしなければならないのに、洗剤が切れていた。
それでスーパーへ洗剤を買いにいったが
種類がたくさんあって、どれがいいか分からない。
それで、取りあえずTVでCMしていた洗剤を買っていったら
それが案外よかった。12ステップを用いて
依存症から回復するというのも、それに似ています」
というようなお話でした。
このたとえ話が意味するところは
依存症の人が、依存から回復するためや
巻き込まれた家族が、依存の問題から解放されるためには
何をすればいいのか、どうすれば回復できるのか分からない。
12ステップが何で、ミーティングに参加することで
本当に回復できるかどうかも分からないのだけれど
でもやってみたら、案外うまくいくことがあるかもしれない。
アルコールやギャンブル、薬物の依存症の場合は
なにもせずに回復することはないのだから
やってみる価値はあるという、そういうことだと思います。
また最近では、依存者本人をどうにかしようとすることよりも
まずは家族の回復ということに重点が置かれるようになってきました。
何年も、家族の依存の問題に悩まされ
自分一人で抱え込んで「もうどうすればいいか分からない」という方は
とにかくこうしたセミナーやミーティングに足を運んで
いろんな人の話を聞いてみてください。
そこには、同じ悩みを抱えた仲間もいて
分からないことがあれば
例えば借金などの問題でも教えてくれる人たちがいます。
いつも偉そうにいろいろ書いていますが
私自身は引きこもりなので
なかなかミーティングなどには参加できずにいます。
ですからせめてものことに、こうしたセミナーには参加して
今まで多くの方のお話を聞きましたが
その都度学んだことがたくさんあります。
この前参加した依存症への支援者のためのセミナーでは
薬物依存症からの回復施設ダルクの施設長さんのお話がありました。
施設長さん自身がかつては薬物が原因で
刑務所に入ったりしたこともある経験を話され
何度も何度も挫折を繰り返したけれども、
今は、自分と同じ薬物依存症に苦しむ仲間の回復を支える
仕事をしている。
そういう方を目の当たりにすることで
どんな状況であっても回復することはできると実感できます。
「このままでは自分の人生は本当にだめになってしまう。
けれど今からやり直すことなんかできるはずがない」
と考えている依存者本人にとっても
「何をしてもだめだ。もう自分にはできることがない」と
絶望している家族にとっても
現実に回復を続けている人に出会えるのは、大きな希望なのです。
私自身も、ダンナのギャンブルと借金に悩まされて
悪いことばかり想像して心身ともに
ヘトヘトになっていた頃からしたら
格段に視野が広がり、依存症の捉え方も変わってきました。
ダンナは、ギャンブルをやりたいという気持ちがなくなったのは
借金がなくなったことが一番大きいと話しました。
それともう一つは、二人で任意整理の手続きに取り組んだ時に
私に対して本当に悪いことをしたと気づいたらしいです。
ダンナは、自分の気持ちを上手に話せるタイプではないので
その辺は、ちゃんと言葉にできたわけではなく
何となくそんな感じかなぁと思ったのですが。
とにかく何もしないよりは、可能性があるなら
やってみたほうがいい、それでうまくいくこともある。
それは本当なのだと思います。
「ジャパンマック福岡 第2回ステップセミナー」があります。
日時 4月19日(日) 10時から16時
会場 福岡市民福祉プラザ 6階 601研修室
福岡市中央区荒戸3-3-39
<ゲストスピーカー>
倉光病院 副院長 上村敬一先生
福岡市就労自立支援センター
センター長 安達一徳氏
上記お二人の講演と、依存症の回復体験談
参加費無料、事前の申し込みは不要
前々回 3グループ合同のセミナーに参加した時に
講師の、リカバリーダイナミクス(回復のためのプログラム)の
プロバイダーの方が、すごく分かりやすいたとえ話をされました。
「洗濯をしなければならないのに、洗剤が切れていた。
それでスーパーへ洗剤を買いにいったが
種類がたくさんあって、どれがいいか分からない。
それで、取りあえずTVでCMしていた洗剤を買っていったら
それが案外よかった。12ステップを用いて
依存症から回復するというのも、それに似ています」
というようなお話でした。
このたとえ話が意味するところは
依存症の人が、依存から回復するためや
巻き込まれた家族が、依存の問題から解放されるためには
何をすればいいのか、どうすれば回復できるのか分からない。
12ステップが何で、ミーティングに参加することで
本当に回復できるかどうかも分からないのだけれど
でもやってみたら、案外うまくいくことがあるかもしれない。
アルコールやギャンブル、薬物の依存症の場合は
なにもせずに回復することはないのだから
やってみる価値はあるという、そういうことだと思います。
また最近では、依存者本人をどうにかしようとすることよりも
まずは家族の回復ということに重点が置かれるようになってきました。
何年も、家族の依存の問題に悩まされ
自分一人で抱え込んで「もうどうすればいいか分からない」という方は
とにかくこうしたセミナーやミーティングに足を運んで
いろんな人の話を聞いてみてください。
そこには、同じ悩みを抱えた仲間もいて
分からないことがあれば
例えば借金などの問題でも教えてくれる人たちがいます。
いつも偉そうにいろいろ書いていますが
私自身は引きこもりなので
なかなかミーティングなどには参加できずにいます。
ですからせめてものことに、こうしたセミナーには参加して
今まで多くの方のお話を聞きましたが
その都度学んだことがたくさんあります。
この前参加した依存症への支援者のためのセミナーでは
薬物依存症からの回復施設ダルクの施設長さんのお話がありました。
施設長さん自身がかつては薬物が原因で
刑務所に入ったりしたこともある経験を話され
何度も何度も挫折を繰り返したけれども、
今は、自分と同じ薬物依存症に苦しむ仲間の回復を支える
仕事をしている。
そういう方を目の当たりにすることで
どんな状況であっても回復することはできると実感できます。
「このままでは自分の人生は本当にだめになってしまう。
けれど今からやり直すことなんかできるはずがない」
と考えている依存者本人にとっても
「何をしてもだめだ。もう自分にはできることがない」と
絶望している家族にとっても
現実に回復を続けている人に出会えるのは、大きな希望なのです。
私自身も、ダンナのギャンブルと借金に悩まされて
悪いことばかり想像して心身ともに
ヘトヘトになっていた頃からしたら
格段に視野が広がり、依存症の捉え方も変わってきました。
ダンナは、ギャンブルをやりたいという気持ちがなくなったのは
借金がなくなったことが一番大きいと話しました。
それともう一つは、二人で任意整理の手続きに取り組んだ時に
私に対して本当に悪いことをしたと気づいたらしいです。
ダンナは、自分の気持ちを上手に話せるタイプではないので
その辺は、ちゃんと言葉にできたわけではなく
何となくそんな感じかなぁと思ったのですが。
とにかく何もしないよりは、可能性があるなら
やってみたほうがいい、それでうまくいくこともある。
それは本当なのだと思います。
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教えて頂きたいことがあってお邪魔しました。
友人がアダルトチルドレンによる依存症と旦那さんのギャンブル依存へのおそれに悩んでおり、
福岡市の精神保健福祉センターのHPで相談先として
リンクが貼られていたジャパンマック福岡をみつけ、一度友人と足を運んで相談させて頂いて
しばらく体験してみることになっていたのですが
区役所に勤める友人から「そこは生活保護の搾取をしている。上は暴力団ともつながっていて戦ったことがあるから絶対にやめて。」と言われ、真偽が分らず悩んでいます。
こちらの2014年6月21日のブログの内容で、地元紙でギャンブル依存症の回復施設を銘打ったNPO法人の不正の記事を読まれたことが書かれてありますが、この不正とジャパンマックは関係ないのですよね?
実際に施設で相談に伺った時は、とても誠実な印象で、希望の光が見えた気持ちでいたのでどうしても
信じられず…
突然で申し訳ありませんがご存知のことがありましたら教えて下さい。
ご相談の件、私はマック主催のセミナーや講演会には定期的に参加させていただいておりますが、ジャパンマックはこのブログのリンクで見ていただいても分かるとおり、今は全国に支部があり、福岡のジャパンマックは、その福岡支部です。
マックの活動は、公的な機関や医療機関にも認知されていて、セミナーや講演会の時は、精神福祉センターなどが後援されていますので、区役所の方のお話は、他の施設と勘違いされているのではないかと思いますが。
私がブログに書いた、新聞に載っていた施設は、北海道のNPO法人が経営していた施設で、ジャパンマックではありません。
暴力団が関与しているというような話は、まったく根拠のないデマだと思いますが、一般の方ではなくて区役所の方が、そんなふうに話されたというのは、私も驚きでした。
マックに相談に行かれた時の雰囲気がよくて、参加してみてもいいというお気持ちになられているのであれば、しばらく参加してみられてよいのではないかと思いますが。その上で、何か費用の点など、疑問に思われるようなことがあれば、改めてこちらに書き込んでいただけたらと思います。
依存症を相談できる機関というのは、本当に少なくて
私もブログでリンクをしてご紹介をしているので、責任を感じています。私のほうでも少し調べてみますので、何かございましたらまた遠慮なく書き込んでください。
函館市に本部がある依存症支援施設フリーダムが
利用者の社会復帰を名目に生活保護費を搾取を行っていた記事があり、この前身が「日本マック」
のちに任意団体「ひかりあれ」という組織を福岡市に作り、入居者を抱えていたが居住環境が劣悪で市から改善指導を受けた経緯がある、と書かれていました。
http://h-keizai.com/?p=140
そしてジャパンマック本部のHPにも「日本マック」などと名乗る施設が出てきて利用者の人権侵害が問題になり、取材や問合せがあって困りました、名前に騙されることのないように、とありました。
区役所の友人が言っているのはこの偽マックではないかと思います。
りょう様のお話では市がセミナーの後援をしたりしているということなので、「暴力団とつながった搾取団体」はないですよね。
友人の方は一度不信感を持ってしまうと、再び信用して利用する気持ちになるのに時間がかかりそうで不安ですが
もう少し納得できる情報を集めてみたいと思います。
ブログの依存症に関する記事もとても詳しくためになるので、少しずつ読ませて頂きます。
丁寧なご返答本当にありがとうございました。
寄せていただいたこと、本当にありがとうございます。
ぱんださんからいただいたコメントを、一部今日の
ブログでも公開させていただきました。事後承諾
で申し訳ございません。
ブログの依存症の記事につきましては、昔のもの
は当時読んだ本の内容をそのまま紹介している
ものが多くて、この7年の間に、専門家の方の
依存症の捉え方にも変化が出てきています。
そういう点も含めて、読んでくださっている方に
なるべく分かりやすく説明できたらと思いますが
どうも力不足で。
何か疑問な点などございましたら、また書き込み
していただけたらうれしいです!