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癌と生きる 依存症と生きる

命がある限り希望を持つということ

通院日と今の状態など

2015-05-02 15:36:48 | 癌のこと
今週は通院日でした。
運よくダンナが休みだったのと
前回の血液検査の結果もあるので
車で一緒に行ってもらいました。

検査の結果は、ほぼ全ての数値が基準値内で
先生曰く「血圧とか血糖値も問題ないし
花マルあげてもいいくらいですよ」と。
実は担当の先生は、少しメタボなタイプなので
血圧&血糖値に問題ありなのかも。
でも私の病気は乳がんなので
「そこかい」と心の中で突っ込んでいましたが(笑)

腫瘍マーカーについては
前の病院ではCEAというのを検査していて
それはずっと異常なしだったのですが
先生のお話ではCEAでは反応しないタイプ
というのもあるそうで
今回はCEAとCA15-3というのも調べて
   CEA が 3.3 < 5
CA15-3 が 38.3 >25
ということでしたが、腫瘍マーカーは
一応の目安なので、心配する必要はない
ということでした。

11月に前の病院でとったCTの
転移している肝臓の画像も説明してくださって
今のところ大きく増大していることもないということで
当分の間はアロマシンの服用で様子を見るということでいけそうです。
緩和ケアでは、よほどの急変でもないかぎり
お薬や治療方法を変えるという話にはならないので
精神的にはかなり楽です。
ぶっちゃけて言えば、緩和ケアで受けている治療と言うのは
ほぼ気休めみたいなところがありますし
先生のお話が、かなり楽天的なのもそういう意味合いがあると思います。

腫瘍の部分は、今は直径が大きいところで7cmくらいで
ほんのちょっとずつアメーバ状に増大しています。
最初はピンク色だったしこりが
だんだん黒っぽくなるとへこんでいきますから
7割くらいはぺったんこになっています。
大きな出血はないのですが
お風呂に入って寝ると、朝はTシャツの胸や脇の下に
血と滲出液のしみができています。
これまでのところ、痛みというのは一度もありません。
痛みが出るというのは、がん細胞が内側、つまり肋骨のほうへ
増大していったら起こるのかなあ。

私の場合、上にガーゼのようなものを貼ると
嫌な痛み(激痛ではなくがん細胞がうごめいているような感じの)
がおこって出血もするので
前の病院でもしつこくつけておくように勧められましたが
相変わらず何もガードはしていません。
洗いざらした柔らかいTシャツを、ふわっと着ているというのが
一番不快感がなくて楽なので、その自己流を通しています。
でも朝起きたら、胸を刺されたみたいになってるのは
はたからみたら気分がいいものではないでしょうから
そのへんの事情は、ダンナには説明しています。

がん細胞というのは外気に触れると死んでしまうようなので
この、出しっぱなし状態も少しは効果があるのかもしれません。
そしてしこりのへりの皮膚に隠れているところで
ちょっとずつ増えて勢力拡大を企んでいる感じです。
ちなみに、夜ご飯を食べてちょっとしたら
うぞうぞっといううごめく感じの痛みと一緒に
たら~っと出血するのが分かります。
がん細胞は、栄養を取るために勝手に新生血管というのを作るらしい
のですが「わ~い、栄養がきた」と喜んでる感じで
いつも「えっ、もうかい。早っ!」と思います。

病気でない方が読まれたら、身の毛がよだつような
おぞましい話なんじゃないかとも思いますが
私は、自分の病気に関しては、特に希望的な観測も
かといって悲観的な見方もしていません。
最初に気づいてから、5月でちょうど2年
告知されてから一年間ホルモン剤で治療をしてきて
わりに進行が緩やかなのは
やはり乳がんは、がんの中でも進行が遅いがんであることに加えて
今年60才という年齢も大きいと思います。

もう細胞がどんどんできるという年ではないし
果たして新しい細胞ができているのかどうかも
特に脳なんかは怪しいものです。

自分では精神的なものが原因だと思っていましたが
がんになる以前、もう十年くらい前から
普通に大人が食べる量のご飯を食べられなくなっていました。
それがひどくなってきたのが、4、5年前からで
まずお米があまり食べられない、食べてもふた口くらい。
麺類も最近では食べたら胃痛とか吐き気がおきる。
油っこいものもだめ、ということで外食はほとんどできません。

基本野菜とかお魚が中心で
入院でもしない限り、自分で作って食べるしかないので
毎日せっせとチャリで買い出しにいって
ご飯を作っています。

食べても胃痛や吐き気がこないものについては
特に食事に気をつけるでもなく
パンや肉類、豆腐、牛乳や乳製品と
その時食べたいものは、何でも自由に食べます。
どちらにしても大量に食べることはできないので
後々後悔を残さないために「好きなものを食べる」がモットーです。

ですから仕事をしていた頃も、肉体労働なのに
特に夏場などは、お昼に食べられるのがプリン1個とか
ヨーグルト1個とかで、あとはカフェイン(コーヒーとかコーラ)
にニコチン(タバコ)があれば幸せという日常でした。
職場の人はきっと「あんなことしてたからがんになった」と
思っているはずで、自分でも心からそう思います。
80才とかまで無傷だったら、そのほうが奇跡だと思うのも
そういう理由からで、まさにTHE自業自得ではあります。



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