数日前の地方紙に「我が家の「スマホ」法を作ろう」というタイトルで
子どもがスマートフォンを持つ上での問題点についての記事が出ていました。
内閣府の2015年の調査によると、小学生の
スマートフォン所有率は24%、約4人に一人で
スマホを購入した理由については「子どもの所在地の確認」と並んで
約3割の親御さんが「子どもにせがまれて仕方なく」という答えでした。
これについて、スマホ・ケータイ安全教室インストラクターの方が
「子どもの言うままにすぐに買わず、まずはリスクやルールについて
話し合ってほしい」と助言されています。
スマホを使うためのルールで、特に大切なのが時間と場所で
小学生の場合は、情報の安全性や時間の管理という面で
親の目の前でしか使わないようにすることが基本なので
「1日1時間、親が在宅している時間にリビングで使う」という感じです。
この時間の問題では、小学生では9割以上が持っている
ゲーム機の利用の状況が参考になるかと思います。
現在ゲーム機でのゲームで、決めた時間がちゃんと守られているケースは
スマホを持っても当面は大丈夫だと思いますが
ゲーム機のゲームで時間を守れず、家庭でトラブルになっているような場合は
まずは自分で時間の管理がちゃんとできるようになるまで
スマホを持たせるのは保留しておいたほうが無難です。
時間の管理ができないまま、スマホを使い続けていると
依存の状態になり、勉強する意欲をなくして不登校の原因にもなります。
またインターネットに接続する際のリスクは
① 有害サイトへのアクセス
② 個人情報の漏洩
③ 誹謗中傷やネットいじめ などがあって
これらについては、子どもだけにまかせるのではなく
親子で一緒に勉強して、しっかり話し合っていく必要があります。
「子どものインターネット利用 本」などで検索すると
「小学生のスマホ免許」「中学生のスマホ免許」(遠藤美季著)というような
それぞれの年齢に適した参考書籍が出版されていますので
参考にされるとよいのではないかと思います。
うちの子どもたちは、ファミコン世代です。
当時も「ゲームはやらせません」という親御さんもおられました。
けれど私は、自分が、親の「テレビは置かない」という厳しい教育方針やら
ヘンテコな家庭環境やらの影響もあって、協調性に乏しく
ひがんだり、いじけたり、何かと屈折してしまったことを自覚しているので
子どもたちには、あまり極端な親の価値観の押し付けはせずに
育ててやりたいと思いました。
けれどファミコンの頃は、TV接続だったので
そうそう何時間もゲームだけでTVを占領することはできず
ゲームをするのは下校してからのせいぜい1、2時間という感じでした。
ですからゲームをめぐって親子喧嘩になった記憶はほとんどありません。
子ども部屋には、ゲームができるTVは置いてなくて
代わりにマンガが山ほどありましたから
ご飯を食べて、宿題やお風呂を済ませたら、あとはマンガを読んで寝る感じでした。
小中学生の日常としては、そこそこバランスが取れていたと思います。
今自分に小学生の子どもがいて、スマホを買うとか買わないとかいう問題が
起きたらどうするかと想像することがあります。
一つは、前に書いたように、小学生の間はゲーム機だけにして
自分で時間のコントロールができるように、しっかりと訓練をしていくという方法。
もう一つは、親のいうことをまだしも素直に聞く小学生の段階で
スマホを通じて、ゲームだけではなく、インターネット全般について
少しづつ親子ともに学習をしていくという方法です。
この場合は、親もインターネットの使い方についての
正確な知識と、それを分かりやすく子どもに伝える表現力が必要になります。
小学生にスマホを買うにあたっては
ルールやリスクについて話し合うにしても
このように、まずは親の側に正確な知識が必要です。
内閣府調査によると、小学生のスマホ所持で
「フィルタリング(閲覧規制)」をしている割合は31.1%で
出会い系サイトや交流サイトで被害にあった子どもの9割が
フィルタリングを利用していなかったというデータがあります。
小学生にスマホを与えるかどうかは
「子どもにせがまれた」というような受け身な姿勢ではなく
家庭で十分に話し合う必要がありますし
買ったら買ったで、親も責任を持って
子どもさんが安全に、適切に使えるように
学んだり、教えたり、話し合ったりする必要があるのです。
子どもさんの年齢が低いほど依存のリスクは高いですから
与えっぱなしでは、あとあと後悔することになります。
けれど、もはやこうしたIT機器と無縁に生きていくことはできない時代になっていますから
もしも小学生にスマホを買うのであれば、親御さんにそれなりの覚悟があれば
早い段階から、親子で一緒にIT機器との上手な付き合い方を身につけていく
よいチャンスと言えなくもないのかもしれません。
依存症という言葉を、小学生の時から知って成長する
希望的に考えれば、それが20年後30年後に良い結果を生むかもしれませんから。
ただし全ては親御さんのがんばり次第ということにもなるのですが。
子どもがスマートフォンを持つ上での問題点についての記事が出ていました。
内閣府の2015年の調査によると、小学生の
スマートフォン所有率は24%、約4人に一人で
スマホを購入した理由については「子どもの所在地の確認」と並んで
約3割の親御さんが「子どもにせがまれて仕方なく」という答えでした。
これについて、スマホ・ケータイ安全教室インストラクターの方が
「子どもの言うままにすぐに買わず、まずはリスクやルールについて
話し合ってほしい」と助言されています。
スマホを使うためのルールで、特に大切なのが時間と場所で
小学生の場合は、情報の安全性や時間の管理という面で
親の目の前でしか使わないようにすることが基本なので
「1日1時間、親が在宅している時間にリビングで使う」という感じです。
この時間の問題では、小学生では9割以上が持っている
ゲーム機の利用の状況が参考になるかと思います。
現在ゲーム機でのゲームで、決めた時間がちゃんと守られているケースは
スマホを持っても当面は大丈夫だと思いますが
ゲーム機のゲームで時間を守れず、家庭でトラブルになっているような場合は
まずは自分で時間の管理がちゃんとできるようになるまで
スマホを持たせるのは保留しておいたほうが無難です。
時間の管理ができないまま、スマホを使い続けていると
依存の状態になり、勉強する意欲をなくして不登校の原因にもなります。
またインターネットに接続する際のリスクは
① 有害サイトへのアクセス
② 個人情報の漏洩
③ 誹謗中傷やネットいじめ などがあって
これらについては、子どもだけにまかせるのではなく
親子で一緒に勉強して、しっかり話し合っていく必要があります。
「子どものインターネット利用 本」などで検索すると
「小学生のスマホ免許」「中学生のスマホ免許」(遠藤美季著)というような
それぞれの年齢に適した参考書籍が出版されていますので
参考にされるとよいのではないかと思います。
うちの子どもたちは、ファミコン世代です。
当時も「ゲームはやらせません」という親御さんもおられました。
けれど私は、自分が、親の「テレビは置かない」という厳しい教育方針やら
ヘンテコな家庭環境やらの影響もあって、協調性に乏しく
ひがんだり、いじけたり、何かと屈折してしまったことを自覚しているので
子どもたちには、あまり極端な親の価値観の押し付けはせずに
育ててやりたいと思いました。
けれどファミコンの頃は、TV接続だったので
そうそう何時間もゲームだけでTVを占領することはできず
ゲームをするのは下校してからのせいぜい1、2時間という感じでした。
ですからゲームをめぐって親子喧嘩になった記憶はほとんどありません。
子ども部屋には、ゲームができるTVは置いてなくて
代わりにマンガが山ほどありましたから
ご飯を食べて、宿題やお風呂を済ませたら、あとはマンガを読んで寝る感じでした。
小中学生の日常としては、そこそこバランスが取れていたと思います。
今自分に小学生の子どもがいて、スマホを買うとか買わないとかいう問題が
起きたらどうするかと想像することがあります。
一つは、前に書いたように、小学生の間はゲーム機だけにして
自分で時間のコントロールができるように、しっかりと訓練をしていくという方法。
もう一つは、親のいうことをまだしも素直に聞く小学生の段階で
スマホを通じて、ゲームだけではなく、インターネット全般について
少しづつ親子ともに学習をしていくという方法です。
この場合は、親もインターネットの使い方についての
正確な知識と、それを分かりやすく子どもに伝える表現力が必要になります。
小学生にスマホを買うにあたっては
ルールやリスクについて話し合うにしても
このように、まずは親の側に正確な知識が必要です。
内閣府調査によると、小学生のスマホ所持で
「フィルタリング(閲覧規制)」をしている割合は31.1%で
出会い系サイトや交流サイトで被害にあった子どもの9割が
フィルタリングを利用していなかったというデータがあります。
小学生にスマホを与えるかどうかは
「子どもにせがまれた」というような受け身な姿勢ではなく
家庭で十分に話し合う必要がありますし
買ったら買ったで、親も責任を持って
子どもさんが安全に、適切に使えるように
学んだり、教えたり、話し合ったりする必要があるのです。
子どもさんの年齢が低いほど依存のリスクは高いですから
与えっぱなしでは、あとあと後悔することになります。
けれど、もはやこうしたIT機器と無縁に生きていくことはできない時代になっていますから
もしも小学生にスマホを買うのであれば、親御さんにそれなりの覚悟があれば
早い段階から、親子で一緒にIT機器との上手な付き合い方を身につけていく
よいチャンスと言えなくもないのかもしれません。
依存症という言葉を、小学生の時から知って成長する
希望的に考えれば、それが20年後30年後に良い結果を生むかもしれませんから。
ただし全ては親御さんのがんばり次第ということにもなるのですが。
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