私は右とか左とかいう話が嫌いだ。
先日ある本を読んでいたら「今はもう理智の時代ではない」という
言葉があった。本当にそうだと思う。
昨日は67回目の終戦記念日だったが、韓国の大統領の過激な発言が
波紋を広げている。少し前にはオリンピックの男子サッカーで、韓国の
選手の政治的なパフォーマンスが問題にもなった。ここへきて韓国が
急に特に領土問題などで、日本に対する姿勢を硬化させてきたのは
韓国大統領の選挙向けのパフォーマンスという分析もある。
こういう問題ではネットなどでは極端な差別的発言が飛び交って、それは
それで冷静さを欠いていると思える。現在パチンコ業界の経営者のほとんど
は、韓国か北朝鮮のいわゆる在日の人で、だからこの問題は当然ギャンブル
依存症の問題にも連動してくるのだが、そのことをあまりブログで書かなか
ったのは、ヒステリックな在日批判のようなものにある種の嫌悪感を感じる
からだ。
しかしこの数日の韓国の挑発的な動向を見ていて思うのは「なぜこうも
執念深いのか」ということだ。終戦からすでに半世紀以上過ぎている。
日本も広島や長崎に原爆が投下された日を迎えたが「アメリカが」と
いう発言をする人はほとんどいない。これは日本が戦争に負けたからとか
戦後アメリカに占領されて洗脳されたとかそういう理由ではないと思う。
あるがまま、流れるまま、恨まず憎まず争わずは、日本人の、特に庶民の
国民性のようなものだ。他者を恨んだり憎んだりしてどうなるものでも
ないという一種の諦観のようなものが日本人のDNAには根深く浸透し
ているのだと思う。昨年の震災の後の、日本人の冷静な行動が賞賛を
浴びたが、あれは道徳心というよりは、むしろこうした諦観や一種の
無常観の発現ではなかったかと感じられる。
しかし韓国にしろ中国にしろ相手方はそういうわけにはいかない。
「子々孫々までこの恨み晴らさずにおくべきか」という勢いなのだ。
まあ、つまるところ最後はお金という話なのだろうから
専門家の人が言うように「相手の挑発に乗って、同じ土俵で問題を
エスカレートさせるべきではない」というのは正しいのだろう。
だが民間の、私たち一般人のレベルでは、さすがにもう少し現状を
認識して、大手の広告代理店と韓国の芸能界が手を組んで仕掛けた
韓流ブームなんかに浮かれるのはそろそろ終わりにしてもよいのでは
ないかと感じている。受信料を払い、民放とは違って公共性の高い
NHKまでが韓流ドラマをいくつも放送し、批判的な発言をした
芸能人が芸能界を追放されるような現状は、この韓国の動向を
見ると、逆に日本のほうが常軌を逸しているように思われる。
同じ理由で先日佐々木奎一さんというジャーナリストさんのブログに
こんな記事があった。
「パチンコ(以下、パチスロ含む)の売上は1995年の31兆円超を
ピークに、06年に27兆4,550億円と微減傾向をたどり、パチスロ規
制が完了した07年に22兆9,800億円と5兆円弱下がったものの、不況
下の2010年時点でもなお19兆3,800億円もの売上を出す巨大産業で
1991年からの20年間の売上は実に539兆6330億円に達する。
そもそもパチンコ依存症の人は、一体、どれだけいるのか。
厚労省が09年に行った研究調査によると、日本の成人男性の9.6%、
同じく女性の1.4%がギャンブル依存症という。単純計算で男性は
483万人、女性は76万人、計559万人。同書によると、そのうち約
8割(約447万人)がパチンコ依存症なのだという」
争わない温和な国民性はいいが、ここまでくるとお人好しの上に
馬鹿がつくのではないか。汗水たらしてきつい思いをして働いた
自分のお金を、自分たちの国を孫子の代まで許さないというような
人たちにせっせと寄進してどうするという話ではある。
その上に依存症になれば生活は困窮し、家庭は崩壊し、老後の
年金やら生活保護のお金(本来は私たちが納める税金や保険料)
までを際限なく上納し続けるというまさに地獄の無限ループでは
ある。依存症が一生治らないことを考えれば、これはカモになっ
ているという状況を越えて、一生搾取し続けられる奴隷の人生
なのだ。そこに自分の安定した幸せな未来は存在しない。
誰かがなんとかしてくれるとあるがまま、流されるままはいいが
少しは世の中で起きていることや自分の行動を冷静に客観的に見て
考えなければならない正念場にきているのではないか。政治が
動かないならば一人一人が変わることしか、方法はないのだと思う。
先日ある本を読んでいたら「今はもう理智の時代ではない」という
言葉があった。本当にそうだと思う。
昨日は67回目の終戦記念日だったが、韓国の大統領の過激な発言が
波紋を広げている。少し前にはオリンピックの男子サッカーで、韓国の
選手の政治的なパフォーマンスが問題にもなった。ここへきて韓国が
急に特に領土問題などで、日本に対する姿勢を硬化させてきたのは
韓国大統領の選挙向けのパフォーマンスという分析もある。
こういう問題ではネットなどでは極端な差別的発言が飛び交って、それは
それで冷静さを欠いていると思える。現在パチンコ業界の経営者のほとんど
は、韓国か北朝鮮のいわゆる在日の人で、だからこの問題は当然ギャンブル
依存症の問題にも連動してくるのだが、そのことをあまりブログで書かなか
ったのは、ヒステリックな在日批判のようなものにある種の嫌悪感を感じる
からだ。
しかしこの数日の韓国の挑発的な動向を見ていて思うのは「なぜこうも
執念深いのか」ということだ。終戦からすでに半世紀以上過ぎている。
日本も広島や長崎に原爆が投下された日を迎えたが「アメリカが」と
いう発言をする人はほとんどいない。これは日本が戦争に負けたからとか
戦後アメリカに占領されて洗脳されたとかそういう理由ではないと思う。
あるがまま、流れるまま、恨まず憎まず争わずは、日本人の、特に庶民の
国民性のようなものだ。他者を恨んだり憎んだりしてどうなるものでも
ないという一種の諦観のようなものが日本人のDNAには根深く浸透し
ているのだと思う。昨年の震災の後の、日本人の冷静な行動が賞賛を
浴びたが、あれは道徳心というよりは、むしろこうした諦観や一種の
無常観の発現ではなかったかと感じられる。
しかし韓国にしろ中国にしろ相手方はそういうわけにはいかない。
「子々孫々までこの恨み晴らさずにおくべきか」という勢いなのだ。
まあ、つまるところ最後はお金という話なのだろうから
専門家の人が言うように「相手の挑発に乗って、同じ土俵で問題を
エスカレートさせるべきではない」というのは正しいのだろう。
だが民間の、私たち一般人のレベルでは、さすがにもう少し現状を
認識して、大手の広告代理店と韓国の芸能界が手を組んで仕掛けた
韓流ブームなんかに浮かれるのはそろそろ終わりにしてもよいのでは
ないかと感じている。受信料を払い、民放とは違って公共性の高い
NHKまでが韓流ドラマをいくつも放送し、批判的な発言をした
芸能人が芸能界を追放されるような現状は、この韓国の動向を
見ると、逆に日本のほうが常軌を逸しているように思われる。
同じ理由で先日佐々木奎一さんというジャーナリストさんのブログに
こんな記事があった。
「パチンコ(以下、パチスロ含む)の売上は1995年の31兆円超を
ピークに、06年に27兆4,550億円と微減傾向をたどり、パチスロ規
制が完了した07年に22兆9,800億円と5兆円弱下がったものの、不況
下の2010年時点でもなお19兆3,800億円もの売上を出す巨大産業で
1991年からの20年間の売上は実に539兆6330億円に達する。
そもそもパチンコ依存症の人は、一体、どれだけいるのか。
厚労省が09年に行った研究調査によると、日本の成人男性の9.6%、
同じく女性の1.4%がギャンブル依存症という。単純計算で男性は
483万人、女性は76万人、計559万人。同書によると、そのうち約
8割(約447万人)がパチンコ依存症なのだという」
争わない温和な国民性はいいが、ここまでくるとお人好しの上に
馬鹿がつくのではないか。汗水たらしてきつい思いをして働いた
自分のお金を、自分たちの国を孫子の代まで許さないというような
人たちにせっせと寄進してどうするという話ではある。
その上に依存症になれば生活は困窮し、家庭は崩壊し、老後の
年金やら生活保護のお金(本来は私たちが納める税金や保険料)
までを際限なく上納し続けるというまさに地獄の無限ループでは
ある。依存症が一生治らないことを考えれば、これはカモになっ
ているという状況を越えて、一生搾取し続けられる奴隷の人生
なのだ。そこに自分の安定した幸せな未来は存在しない。
誰かがなんとかしてくれるとあるがまま、流されるままはいいが
少しは世の中で起きていることや自分の行動を冷静に客観的に見て
考えなければならない正念場にきているのではないか。政治が
動かないならば一人一人が変わることしか、方法はないのだと思う。