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癌と生きる 依存症と生きる

命がある限り希望を持つということ

債務整理が終わりました

2009-06-03 14:43:37 | 債務整理
この前ブログを書いてから
気がつけばもう4ヶ月も経ちました。
仕事、寝る、仕事、寝るみたいな毎日でも
細かな変化は起こります。
また少しづつ書いていこうと思います。

三月の半ばに
ダンナの個人再生の手続きが終わったと
書士さんから連絡があって
二人で事務所に行きました。
最終的に360万の債務を
100万に圧縮してもらうことで
債権者全ての合意を得て
これから3年間月々約3万円づつを返していきます。
(実際にはその都度手数料がかかるので
3ヶ月に1回9万円を振り込むことになりました)
それと書士さんへの報酬もまだ払い終えていないので
そちらもあと10ヶ月1万円ずつ払っていくことになります。

再生の手続きに入った時に
支払能力があることを裁判所に証明するために
月々三万円を書士さんの所に積み立てます。
これは受任してもらうと同時に
全ての返済がストップするので
それをこの積み立てに回します。
この積み立てが約半年分あって
それで書士さんへの報酬の約3分の2を払うことができ
残りの10万円ほどをこれから支払っていきます。

「もし返済が滞ると再生の合意が取り消されて
債務が元に戻りますから必ずきちんと返済してください」と
厳格な注意も受けました。
そういう現実を少しづつ認識できるようになることが
今のダンナにはとても大切なのだと思います。

去年私の掛け持ちの仕事がなくなって
毎月の生活費がギリギリで
日によっては財布の中に二、三百円しか
お金がないことがあって
ニュースで報道されるホームレスの人と
たいして変わりがない、それが我が家の現実でした。

何年もそういう現実から目を背けて
「大丈夫、返せるはず」という
何の根拠もないほとんど幼児的といってもいい
妄想(これも依存症の病態なのです)に支配されて
際限のない借金を重ね
気の遠くなるような額のお金を
パチンコ屋に捨ててきたこと
その感覚を普通に戻すことだけでも
随分と大変なことだと思います。