思想家ハラミッタの面白ブログ

主客合一の音楽体験をもとに世界を語ってます。

ビッグバンと量子もつれ

2019-12-24 14:25:02 | 思想、哲学、宇宙論
>量子もつれとは、2つの粒子が強い相互関係にある状態であり、粒子のスピン、運動量などの状態をまるで「コインの裏表」のように共有する運命共同体のような状態を指す。

>このような量子もつれにある2粒子間の状態は、どれほどの距離──たとえ銀河の端から端という途方もない隔たりがあろうが、維持されるのだという。

>量子もつれ(quantum entanglement)の状態になった2つの量子(粒子)は、密接に結びついていて、もしこの2つを物理的に遠くへ引き離したとしても同じ振る舞いを見せることがわかっている。この2つは、まさに時空を超えて“一心同体”になっているということになる。

>理論物理学者のナシーム・ハラメイン氏は、ホログラフィックとフラクタルをかけ合わせた“ホロフラクトグラフィック宇宙論”を提唱しており、それによればビッグバンによって出現した今の宇宙は、すべて同じ1点から発生したものであり、その意味ですべてはつながっているという見解を示している。


以前紹介したクラウスシュルツのVelvet Voyageはビッグバンを表現したものだと
思っていますが、ビッグバンが起こっているときの宇宙は量子もつれによって
全体が、時空を超え“一心同体”となった運命共同体だったと考えられます。


一曲目のVelvet Voyageは、全てが運命共同体のように一体になって
宇宙に広がっていく感じが出ていますね。無数の波がうねるような分厚い音は
あらゆる状態の重ね合わせを表現しているのでしょう。
宇宙の始まりは、あらゆる状態の重ね合わせのまま展開していったのです。