思想家ハラミッタの面白ブログ

主客合一の音楽体験をもとに世界を語ってます。

梶浦由記が美人でない理由

2014-07-24 11:15:58 | Weblog
梶浦由記が美人でない理由

彼女の音楽がいくら素晴らしいからと言って,、梶浦由記本人を崇拝するのは間違っているだろう。

崇拝すべきは、彼女の音楽を通して表現される宇宙の摂理や天の摂理である。

もし彼女が美人だったら、個人崇拝になってしまう可能性があるだろう。

それを避けるために天は、美人ではない彼女を選んだのである。

コメント (4)

トークセッション「明るい未来へのシナリオ」

2014-07-23 22:55:10 | Weblog

2009年度五井平和財団フォーラム
 
<出演者>

ブルース・リプトン(細胞生物学者、2009年度五井平和賞受賞者)
田坂広志(多摩大学大学院教授、シンクタンク・ソフィアバンク代表、社会起業家フォーラム代表)
西園寺昌美(五井平和財団会長)

<コーディネーター>

西園寺裕夫(五井平和財団理事長)



(西園寺裕夫) 第一部では、リプトン博士の40年にわたる研究のエキスを発表いただきましたが、まずはその講演をお聞きしたご感想からお話いただけますか。
(田坂広志) 本当に興味深い話を伺いました。私は40年近く前に大学で量子力学を学びましたが、そもそも、私たちの目の前にある物質とは、量子力学的な視点で見るならば単なるエネルギーにすぎないわけです。そして、最先端の科学の発見が人々の意識に浸透するのに数十年かかると言われていますが、この量子力学的な認識が、生物学や社会科学の分野にまで影響を与える時代になったのだと、感慨深く聞かせていただきました。
 また、私は若い頃に大病を患ったのですが、そのとき数多くの本を読みました。その中で最も救われた言葉は、「人間の体には50兆の細胞があり、そのすべてが健康を回復させようとしている強い味方なのだ」との言葉でした。そしてもう一つは、「病に感謝せよ」との言葉でした。病気には意味があり、大切なことを教えてくれているのですね。そして、有り難いという感謝の心になったとき、病に対する恐怖が薄れていきました。
リプトン博士のお話を伺って、自身の体の細胞に対する感謝の思いが、細胞の持つ生命力を高めてくれたことを、改めて思いました。
(西園寺昌美) 今日のリプトン博士のお話に私は100万倍の味方を得たような気がしました。私は常日頃から、自分の意識が自分の人生を創造していくのだと思っておりました。
 リプトン博士のお話しを伺い、95%の時間は潜在意識の習慣で支配され、顕在意識が働くのはたった5%の時間であっても、この顕在意識に常にプラスの意識や思考を一生懸命インプットすることによって、生き方が少しずつでも変わっていく。遺伝子にすべてコントロールされてしまったら、人類の未来も自分の未来も全くなくなってしまいます。けれどもリプトン博士は、そこに光をあて、私たちに素晴らしい可能性や人生のつくり方を与えてくださったのだと思います。
 マイナスの環境では、細胞は病気になり死んでしまう。でも、良い環境に入れば細胞はどんどん活性化されていくことが科学的に証明されたのですから、自分には価値がない、能力がないといった、自己否定や自己処罰のマイナスな意識をできるだけ排除し、自分の命の尊さを知り、自分を信じ、敬い、感謝する。そういう意識に転換していくと、私たちの細胞はどんどん活性化されるのではないかと思いました。
(西園寺裕夫) ここで、会場の方々からいただいたご質問を紹介させていただきたいと思います。「私は一卵性双生児の子どもを育児中です。受け継いでいる遺伝子も環境も同じなのに、2人の性格が違うのですが、これはどう考えたらいいのでしょうか」。リプトン博士、いかがでしょうか。
(ブルース・リプトン) 最近、一卵性双生児の遺伝子に関する興味深い分析結果が得られました。生まれたときは、それぞれの遺伝子から読み取れるものは全く同じなのですが、1年、5年、10年と人生の経験を重ねるほど遺伝子は変わっていくのです。全く同じように育てればほぼ同じような双子として育っていきますが、親によってはそれぞれ違う育て方をしていく。そうすれば双子はどんどんかけ離れていきます。つまり、遺伝子は生活の経験を情報として読み込んでいくもので、家系からきているだけではないのです。
(西園寺裕夫) では、例えば、芸術家やスポーツマンの子どもが才能に恵まれる、あるいはがんや糖尿病など病気の遺伝子を持った親の子どもは、同じ病気になりやすい。これはどう説明されますか。
(ブルース・リプトン) 子どもが親から病気を受け継ぐのは、遺伝子の系統よりも親の行動パターンを学ぶことが、その大きな要因です。子どもの意識は、誕生してから6年間は催眠状態にあり、親がどのように人生に対応しているかを学んでいます。親の対応が健全でなければ、子どもも習慣的に不健全な対応をするようになります。
 ある研究によれば、がん家系の家庭に養子に入った子どもは全く遺伝子が違うのにも関わらず、その家族と同じ確率でがんになります。ですから、がんは遺伝子にあるのではなく、人生にどう反応するかの学びから起こるのです。
 学習したことは、引き継がれていきます。妊娠中、お母さんの感情や経験から生じた化学物質は実際に胎盤を通して胎児に伝えられ、子どもにも影響を与えます。お母さんが幸せなら子どもも幸せ。お母さんが恐怖心に満ちていたら子どもも恐怖心に満ちていく。つまり、子どもは胎児のときから母親の振る舞いを学んでいき、その子の人格の半分は生まれる前にでき上がっているのです。子どもは真っ白な石版のように思いがちですが、すでに胎児としてプログラムを受けているのです。
こういった行動や振る舞いは、遺伝子と同じように家系的に受け継がれていきます。例えば児童虐待の歴史を持つ家系があるとしましょう。その家系図をどんな病弊かを明かさずに見せると、代々伝わる遺伝的な病気があると思う人がいます。でも違います。その系図には児童虐待の行動が表われているのです。家系に伝わるものが、遺伝に関するものか、行動に関するものか、一概に判別することはできないのです。
(西園寺裕夫) 先ほどの基調講演では、細胞というミクロの観点からプレゼンテーションをしていただきましたが、ここで、人類がこれまでどのようなプロセスを経て、今後どのように進化して行くのか。マクロな観点からリプトン博士にお話いただき、次のディスカッションに移りたいと思います。
(ブルース・リプトン)
 個人の信条が個人の人生をつくるように、文明を支配している考え方が、その文明を形作っていくものです。
 人類の誕生以来、人間はとても重要な問題を何千年も問いかけてきました。
 「我々はどのようにしてここに到達したのか?」「我々はなぜここにいるのか?」「ここで我々はどうすれば一番よいのか?」の3つの問いです。これら「永遠の問い」に対する答えを出した機関や組織が公式の真理提供者となり、その時代の文明の特性を支配する基本的考え方、パラダイムを形成します。 
西洋文明では800年から1860年ぐらいまで、教会が真理提供者として一神論の文明、即ちユダヤ、キリスト文明を形成しました。問いへの答えは、我々は神によって創造され、ここは天国に行けるかどうかの試練の場であり、聖書の原理に従って生きるのが最善であるというものでした。
 しかし、1860年にチャールズ・ダーウィンが登場すると、科学が教会にとって代わって文明の真理提供者になりました。ダーウインは、問いに対して、我々は遺伝子の突然変異によって生まれ、遺伝子の偶然によってここに存在し、弱肉強食の論理によって生きていると答えたのです。我々の存在には理由はないし、我々は生きていくための永遠の闘争をしているということです。
 以後150年間、私たちの生き方は唯物的な科学に支配されてきました。しかし今日、新しい科学によって、これまでの4つの基本的な通念の欠陥が明らかにされています。
1つ目の誤った通念は、ニュートン物理学をもとにした科学物質主義。物質的、物理的領域の価値のみを認めるニュートン物理学に基づいて、人類は物質の所有にのみ焦点を当ててきたわけです。
それに対して、量子物理学では見えないエネルギーと物質は同一のものであると。その観点にたてば、すべての対立物は統合され、世界に調和をもたらします。また量子物理学では意識や心が我々の世界を創造する重要な役割を果たすことを認めています。
 2つ目の誤った通念は、遺伝学が生物をコントロールするという考え方。しかし、エピジェネティクスという新しい考え方で、世界観が変わりつつあります。遺伝子をコントロールするのは自分の心なのだと。今の世界はみんな責任放棄ですが、自分の人生に対して責任を持つ必要があるということです。
そして、誤った通念の3番目は、ダーウィン説による適者生存、弱肉強食の原理です。進化とは闘争、生きるためには競争しなければならない。それが暴力を生み、最終的には戦争を生んでしまう。それがこの考え方の一番大きな問題なわけです。
新しい科学では、進化は協調によって成し遂げられると考えています。これは今の我々の生き方とは全く逆です。進化を促すのは愛と利他主義であり、自然との調和が大事だと。それがサバイバルの鍵になるわけです。
 誤った通念の4番目は、進化は無作為なプロセスであり、我々の存在に目的はないという考え方です。それに対して、今日、進化の新しいプロセスが明らかになっています。進化は「適応的な変異」であって、無作為ではない。環境が変われば自分の遺伝子も変えて適応していくということです。人間は自然界が生物圏のバランスと調和をつくろうとする計画の一部として存在しているのです。
 こういった新しい修正された科学に基づく新しい真理が広まれば、私たちの生き方も変わり、世の中は全く変わると思います。人間は楽園を守り調和を築くために生きているのです。
 また、今まで進化には長い時間がかかると教えられましたが、新しい科学説では、何か危機が起きるとその危機に反応して飛躍をする。進化は一直線ではなく飛躍するということです。
 35億年前、単一細胞として生まれたバクテリアがコロニー(共同体)をつくり、最初の飛躍でアメーバに進化した。そのアメーバのコロニーが次の飛躍で人間になったわけです。50兆のアメーバの細胞が一つの皮膚の中に住んでいるのが人間です。
 そこで次の飛躍があるわけです。今度は地球に住む一人一人の人間が人類という一つの大きな生命体をつくり、調和にむかって生きるようになる。それがこれからの数年で起きてくる。
 争い続けていては、この惑星は自己破壊の道に進んでしまいます。我々70億の人類は一つの生命システムを支える一つ一つの細胞のように、協力して働き始めることが唯一の道です。
 今、私たちは大いなる進化を目前にした、最もエキサイティングな時代を生きています。その過程では、経済、政治、医療など、科学物質主義が支配する現在の文明のシステムが崩壊していくでしょう。しかし、これは新しい科学に基づく新しい文明が生まれる前兆なのです。
(西園寺裕夫) ありがとうございました。リプトン博士は、生物学的な見地から進化の方向性をお話いただきましたが、田坂先生のご専門的立場から、社会の進化のプロセスについてお話を伺えますでしょうか。
(田坂広志) リプトン博士が述べられた「永遠の問い」とは、「答えの無い問い」なのですね。そして、知性とは、「答えの無い問い」を問い続ける力のことに他なりません。
そして、人類の未来はどこに向かうかも「答えの無い問い」なのですが、その未来を予見するための哲学があります。それが、『未来を予見する「5つの法則」』という本に書いたヘーゲルの弁証法です。
この弁証法には「螺旋的発展の法則」と呼ばれるものがあります。これは、「世界は、螺旋階段を登るように発展する」という法則です。すなわち、螺旋階段を登る人を横から見れば、上に登っていくため進歩・発展していくように見えますが、上から見れば、一周回って元の位置へ戻ってくる。つまり、古く懐かしいものが復活してくるのです。しかし、それは螺旋階段であるため、必ず一段高い位置に登っている。
 例を挙げるならば、インターネットの世界は、ほとんど螺旋的発展です。例えば、ネット・オークションは、かつて数百人を相手にしていた懐かしい「競り」が、数百万人を相手にできるようになって復活したものです。
 そもそも、古代において、人類は、精神の力を重視していました。また、経済においても、金銭を目的ではなく、愛情や友情から大切なものを贈る、贈与経済、ギフトエコノミーという経済原理が主流でした。それが、貨幣の発明によって貨幣経済が主流となり、資本主義が発展したわけですが、しかし、近年、人間同士の共感を大切にする資本主義へと戻りつつあります。
こうした歴史の弁証法の視点でみると、リプトン博士の洞察は、様々な想像力を刺激してくれるように思います。
(西園寺裕夫) 五井平和財団では、「新しい文明を築く」イニシアティブを展開しておりますが、「新しい文明」とは、何もかも全てが新しいというより、古来の価値観や英知が新しい技術などと結びついて、より進化した良い形で生まれるものであったり、根底にある人々の意識や価値観によって大きく違ってくるものだったりすると思います。そうすると、どのように意識変革をしていくかが重要になるわけですが、何が意識変革を促進する力になると思われますか。
(西園寺昌美) 一番簡単で、誰もができる意識の改革は、「言葉を変える」ことだと思います。リプトン博士が、日本は「言霊」の世界だとおっしゃいましたが、私もその通りだと思います。言葉にはエネルギーがあり、命があると思っています。言葉は影響力と創造力を持ち、周囲に伝染していきます。
 悪い言葉や情報が溢れる中で、言葉に対して自己責任を持つべき時代なのだと思います。言葉は使い方によっては、幸せにもなれば恐ろしいものにもなります。戦争をつくり出すことだってできるのです。武器や原爆を造る以前に、その人たちの意識が言葉となり「戦争をしよう」と出る。でも、誰か一人でも「戦争をやめよう。もっと考えよう」という尊い真摯なる言葉を発すれば、そこで意識が転換され、エネルギーが良い方向へ動き出すのです。個人の日常生活でも、苦しさや生きにくさを感じるのは、自ら発する言葉によって自分を傷つけ、否定してしまっているからではないかと思います。
 言葉は、自分自身を変え、人を変えられる1つのチャンスです。ですから、一人一人が普段から子どもに、家族に、友人に、そして自分にどんな言葉を放つのかを考え、良い言葉を選び、投げかけていけば、意識は変わり、世界は変わっていくのではないかと思います。
(西園寺裕夫) リプトン博士は、いかがでしょうか。
(ブルース・リプトン) これまでの一番大きな問題は、知識や情報を持っていた人が限られていたことです。それが現代は、インターネットの存在により、世界中どこでも瞬時に情報や知識を得られるようになった。情報や知識はパワーとなり、しかも地球上の一人一人がそのパワーを身につけられるようになりました。これは進化における一番重要なポイントです。
 1つの考えが50兆の細胞全体に届くことで細胞が調和して生きられるように、世界の70億の人々が真実を得て、意見を声にするようになれば、一人一人が世界を変革するための能動的な参画者になれるわけです。
 世界中の人に「何を望むか」と尋ねれば、90%の人が「平和と自由」と答えるでしょう。それだけの人が、声を世界へ発信すれば世界は一夜にして変わる。何百万年もかからず、10年もかからず、1、2年でできるかもしれないのです。
 「自分たちは人類として、世界の現状に辟易した。調和の中に生きる用意はあるのだ」と多くの人が声にすれば、ある朝起きたとき、天国が地上に存在することを自覚するでしょう。私はその時が近いと思っています。
(西園寺裕夫) 博士は90%の人が声を上げればとおっしゃいましたが、私は数%の人の意識が変われば、クリティカルマスに達し大きな変革が起こり得るという希望を持っています。
(ブルース・リプトン) 付け加えますと、超越瞑想(TM)の研究によれば、人口の1%の平方根に相当する人数が変われば、全体を変えることができる。それは非常に小さな数字なので、変革はあっという間に起こり得るといいます。
(西園寺裕夫) 田坂先生は、人類の意識変革はどのように促進できるとお考えですか。
(田坂広志) 先日、ダライ・ラマ法王と4人の学者が対話する場に招かれました。そのとき法王に申し上げたのは、多くの人が善意でありながら、なぜ社会が悪しき方向に向かうのかということでした。
それは、人々の潜在意識と集合的無意識の世界に原因があるのでしょう。この潜在意識、集合的無意識の世界をどう変えていくのか。それが、21世紀における最大の課題の一つと思います。
 ただ、その一方で我々が知るべきは、「この世界は、自らを癒していく力がある」ということでしょう。例えば、資本主義が貪欲の極みまで行ったかと思うと壁に突き当たり、インターネットがボランタリー経済を活発にし、世界中の人たちが知恵を出し、協力し合うことを可能にしています。これは、人類の深い英知が新たな技術を生み出し、自らの変容と進化を遂げようとしているとも思えます。特にメディア技術とは、「人類意識を進化させる加速器」であるように思われます。
 西園寺会長が述べられた「言霊」は、私も極めて大切なものと思いますが、では、言葉に魂が宿る瞬間、その力の源泉はどこにあるのでしょうか。それは「信念」でしょう。どれほど立派な言葉も、それを語る人間がその言葉を深く信じていなければ、決して力を持たない。逆に、言葉とは、潜在意識の世界に浸透するまで心底信じ切ったとき、不思議な力を発揮するのですね。
(西園寺裕夫) 新しい文明を築く上では、従来の唯物的な科学だけではなく、人間の意識を変革するような科学の出現が1つの鍵になるだろうと考えています。イギリスの生態学者、ジェームス・ラブロック博士の「ガイア理論」にある、地球は1つの大きな生命体であるという感覚が科学的に立証されると、人類の意識は大きく変わってくるのではないかと思うのですが、リプトン博士はご研究の中で、そのような命のつながりを感じられたことはありますか。
(ブルース・リプトン) 私は生物学者として、自然を研究してきました。自然の中に身を置くようになると、考え方だけでなく、全身全霊が変わりました。地球に対する愛、この惑星に住めることの素晴らしさを実感できるようになったのです。私にとって天国とは、まさにこの地球。なぜならここは、美と創造の場所だからです。
 私たちは調和して暮らすためのルールを学ぶべきだったのに、学んでこなかった。でも意識が変われば、呼吸するのと同じように自然と喜びと美に溶け込み、生きることができるのです。自分は何者で、自然とどう関係しているのかを学ぶことが、人類にとって最も重要な課題なのです。私たちは自然を破壊し、自分たちの人生や生命までも危機にさらしています。しかし、立ち止まって地球という楽園を守ろう、樹を植え、子どもをちゃんと育て、進化のプロセスを遂げていこうという意識が新しいサイエンスによって広がりつつあります。
 実は、私は精神世界を信じてきませんでした。子どもの頃、宗教的な人の言葉と行動の不一致な姿から、精神性を求めるのではなく、科学の分野で世界の真実を追究しようと思ったわけです。しかし、科学と精神性の関連を発見してからは、単なる科学者ではなく、精神性を持った科学者として私の人生は開花しました。
 量子力学によって、精神世界の言葉のみで語られてきた見えない力が、科学の言葉で語られるようになってきました。科学と精神は今、再び結合しようとしています。これは非常に素晴らしいことです。
(西園寺裕夫) ここでまた、会場のみなさんからの質問をお聞きしたいと思います。「リプトン博士の子どもの頃はどのような環境だったのですか」。それともう1つは、「長い研究生活の中で、何かひらめきみたいなものがあったのでしょうか」。リプトン博士、いかがでしょうか。
(ブルース・リプトン) 子どもの頃は、良い教育を受け、学術的な環境で過ごすことができました。でも、人間関係や社会との関係ではあまりいいプログラミングをされなかったので、私は孤立した科学者だったといえます。
 しかし、1985年、朝の1時59分。この一瞬で全く違う人生に変わりました。その時、ちょうど細胞膜の定義を書いていました。「細胞膜は液晶の半導体で、ゲートとチャネルを持つものである」と。これを書いたとき、どこかで聞いたような気がして、コンピューターのマニュアルを開いてみると、同じ定義が書いてあった。要するに、細胞はプログラミングができるチップであり、プログラマーは環境である。健康になるのも病気になるのも環境によるプログラミング次第だということがわかったのです。
 人生最大の瞬間はその後に訪れました。ある人の細胞を別の人の体へ移そうとすると、免疫システムは自分の細胞ではないといって拒否反応を起こします。だから細胞は「自己」を持っている。では、細胞の表面に人それぞれ固有の「膜スイッチ」を一式持っているので、膜スイッチが自己なのかというと、そうではない。なぜなら膜スイッチは、環境に反応するからです。要するに私の自己、アイデンティティは、環境から膜スイッチを通して細胞へ伝わって落とし込まれたものであって、体の中ではなく、環境の中にいることに気が付いたのです。
 そして、私は死ぬことはないのだということにも気づきました。たとえ肉体は死んでも環境は残るのだから、将来、私の細胞と同じ膜スイッチを持った人が現れれば私はまた戻ってくる。男性か、女性か、白人か黒人かはわからないけれど、この惑星に戻ってくる。これが私の正体だという、スピリチュアルな世界に気がついたのです。私の人生はこのたった1分間でガラリと変化しました。
 魂が存在することは、私にとってもはや疑う余地のない当然のことになりました。それからは地球を知り、愛を知り、マーガレットというパートナーや仲間たちに出会い、今日ここにいるわけです。
(西園寺裕夫) 時間が迫ってまいりましたが、先ほど五井平和賞のプレゼンターを務めてくださった遺伝子工学の権威である村上和雄先生が会場にいらっしゃいます。先生は遺伝子研究を通じて、環境や人の思いや感動が、遺伝子を活性化するという、リプトン博士と非常に近いことをおっしゃっていますので、このディスカッションの感想をお聞かせいただければと思います。
(村上和雄) ブルース・リプトンさんのお話を聞いて、大変感動しました。先ほどの言霊の話ではないけれども、知識に加えてリプトンさんのパッションが入っています。
 リプトンさんは細胞、私は遺伝子、違う方向から登っていますが、同じ方向を目指していることに大変勇気づけられました。
 特に科学の分野で、物質を超える働き、存在、力というものを感じておられ、私と大変近い。私もサイエンスとスピリチュアリティのコーディネーターになりたいと思っていますので、その点で大変共鳴、感動いたしました。
 私は今、「心と遺伝子研究会」をつくっておりますが、できれば魂や祈り、潜在意識と遺伝子はどう関連しているのかという大きな問題も研究したいと思っております。できればぜひ一緒にいろいろ仕事をさせていただきたいと思います。
(西園寺裕夫) ありがとございました。それでは最後に、トークセッションのテーマは「明るい未来へのシナリオ」ですので、明るい未来をつくるために、私たち一人一人は何ができるか、会場の皆様へのメッセージも含めてお1人ずつコメントをお願いします。
(西園寺昌美) 一つのテーマについて、科学、ビジネス、精神性の世界と、異なる観点で話したわけですが、ゴールは一つになりました。この感動的な日を私は長い間待っていた気がいたします。
 しかし、素晴らしいお話を聞いても、ただ「そうだ」と感心して終わらせたのでは、変革は起こらないし、意識も変わりません。私が最後に語らせていただきたいテーマは、やはり、一人一人が自己責任を持っていただきたいということです。私たちは、自分自身の意識を変えることによって遺伝子を変え、人生を変えることができる。無限なる能力や素晴らしい可能性は全人類が持っていると思うのです。しかし、その可能性や能力を発揮せず、政治家や医師などのエキスパートに委ねる安易な生き方をしてしまうのが人類の大半だと思います。
 アフガニスタンや中東の紛争、環境破壊を始め、世界で起きていることは、私たち人類一人一人に責任があるのです。自分自身の内面に本来存在している素晴らしい善、愛、真理なるものを改めて見つめ直し、自分にもできるのだという、強い信念によって新しい未来を築いていくのだと思います。未来は人類一人一人が創り上げていくものだと思っています。
(西園寺裕夫) 田坂先生、最後に一言お願いいたします。
(田坂広志) 私は、今日のような科学の最先端の話を聞くと、深い宗教的な感覚に囚われます。それは、最先端の宇宙物理学が語る宇宙の起源の話を聞くときも同様です。
137億年前、この宇宙は「真空」から生まれました。それも、無数に生まれた「ベイビー・ユニバース」の中から奇跡的に生き残ったのがこの宇宙です。そして、この宇宙の片隅に、地球という惑星が誕生し、その上で、生命が生まれ、進化を始めた。
その生命の進化は、人間の心、精神を生み出し、その精神は、潜在意識の世界に広がり、さらに、それらは深く結びついて集合的無意識を生み出していると言われています。
 では、宇宙は、なぜ137億年前に、この壮大な進化の旅に出たのでしょうか。それは、私には、単なる偶然ではなく、深い意味があるように思えます。
 ですから、私は、次の世代の子どもたちへ、「起きることには必ず意味がある」ということを伝えたい。たしかに人類は今、非常に大きな問題に直面しています。しかし、それは人類の意識が進化していくために、深い意味を持って与えられたものであり、この137億年の旅路の彼方には、必ず素晴らしい何かが待っている。そのことを信じ、その願いを込め、我々は、次の世代にバトンを渡していくべきなのでしょう。
(西園寺裕夫) それでは最後にリプトン博士、コメントをいただけますか。
(ブルース・リプトン) 細胞は一人の人間のようなもので、すべての機能が備わっています。いも虫を例に挙げてみましょう。いも虫の細胞の1つがあなただと思って聞いてください。大きく成長したいも虫は、ある日突然食べるのをやめた。細胞同士は神経質なって働きを止め、生物学的に言うアプトーシスという細胞死に至る寸前。しかし、その細胞の共同体には、異なった世界観を持つイマジナ・セルと呼ばれる成虫細胞がいる。彼らの間では、レベルを上げて別の方法で再編成しようという相談がなされ、他の細胞も巻き込みながら今のいも虫よりももっと素晴らしいものをつくり始め、そこから蝶が生まれた。これは変態といい、まさに進化です。
 世界は、蝶になる前のいも虫のようだと思います。危機があるから進化の飛躍ができる。皆さんがこの世界の成虫細胞になり、蝶になってください。そうすれば素晴らしい未来へ羽ばたいていくことができる。その未来は目前にあると思います。

コメント

悟りと宗教の多様化

2014-07-20 11:54:36 | Weblog
魂には複数の階層があり、それぞれの階層において

異なる真理が隠されているのではないか。

悟りの体験も、階層ごとに異なったものになるのかもしれない。

宗教が多様化するのも、このせいではないだろうか。

より多くの階層で悟ることが必要なのかもしれない。
コメント

ツトム・ヤマシタ 高野山ライブ『1150年の合奏』

2014-07-20 11:01:58 | Weblog
ツトム・ヤマシタ 高野山ライブ『1150年の合奏』



魂の深部に隠れていた、世界とつながる巨大な自己 が露わになるような体験です。
コメント

『ラムサ―真・聖なる預言』

2014-07-05 17:02:06 | Weblog
もし脳がその能力いっぱいまで使われたとしたら、自分の身体を一瞬のうちに光に変えてしまうことができて、しかもその身体は永遠に生きるということをあなたは知っているだろうか?
もしも手足の一部が失われているとしたら、あなたの脳はそれを再生する力があることを知っているだろうか?
完全に活動状態にある脳は、身体をわずか一瞬のうちに癒すことも、あるいは自分が望むどんな理想の形態にでも物理的にその姿を変えることができるのである。



身体は、脳とあなたの思考全体にしたがって維持されている。
自分の脳に入ることを許す想念は、すべて身体の全細胞に電気を送り、それを養っていくからだ。
なのに、子どものときから、さらに社会意識でものを考えるようになってからというものは、成長しなければならない、老いていかねば、そして死なねばならないというプログラミングをあなたは容認してきてしまった。
その想念を容認したために、自分の体内にある生命力の劣化が始まったのである。
「年をとっていく」という想念は、遅い波動、低い波動の電気信号を各細胞組織に送るからだ。
速度が遅いほど、身体の敏捷さも失われていく。
身体が再生し、自己を修復していく力が弱くなるからだ。
こうして、年をとるという過程が起きることが許容され、最終的には身体の死が起こるのだ。

だが、もし自分に波動の高い想念を受け続けさせれば、あなたはもっと速い、強力な電流を全身に送ることになり、身体は永遠にその瞬間にとどまることになるので、けっして年をとることも死ぬこともなくなるのである。

しかし、ここにいる誰もが、身体は年をとり、死んでいくと知っている。
だから、身体を流れる電流はゆっくりとその量が減り続けていくのである。

いまのところまだ活動していない脳の部分は、単に知るということを通じて、身体のどんな部分でも、損傷のあったところを再生する力を持っている。
自分の身体は自己治癒ができるのだと知った瞬間、その想念は中枢神経系を通してもっと強い電流を損傷部分に送り、各細胞のDNAに、自己の複製をつくって細胞を完壁に再生させるのである。
完壁に、だ!
奇跡的なことだと思うだろうか。
それがあるべき姿であり、まさに実際の姿なのだ!

身体が治癒するのは医師や薬を通してだけだとあなたは思っている。
確かにそういうものは効く。
それが効くと誰もが信じているからだ。
また、あなたは、こうも言われ、それを信じてもきた。
曰(いわ)く、自分で身体を治すことはできないのだ、と。
だから実際にあなたにはそれができない。
なぜなら、そのことを「知っている状態」があるからだ。

しかし、自分が聞くことは絶対の真実であると知っている状態で、治癒のできる人間を求める者もいる。
そして、それを知ることによって、それは化身の内で絶対的な真実となったのだ。
そして、彼らは癒された。
一瞬のうちにである。
「知っている状態」は、そういうことができるのだ。
そしてそれは、身体を自分の思いどおりに変えることができるのである
コメント

ブルース・リプトン博士 受賞記念講演「新しい生物学が明かす『心の力』」

2014-07-04 18:52:39 | Weblog

2009年11月
2009年度「五井平和賞」
ブルース・リプトン博士
 



基調講演

 こんにちは。この度は素晴らしい賞をいただき大変光栄です。
 今日は、とてもワクワクする新しい生物学のお話をいたします。

 1953年、ジェームス・ワトソンとフランシス・クリックは遺伝子を構成する分子であるDNAの構造を発見しました。科学界はこの発見を「生命への鍵」と呼び、DNAこそ生物の特性をコントロールすると考えました。
 1958年、フランシス・クリックは更に「セントラル・ドグマ(中心教義)」と呼ばれる仮説を提唱しました。DNAの遺伝情報は、遺伝子の使い捨てコピーであるRNAに転写され、RNA分子はタンパク質と呼ばれる身体の基本構成要素を作る設計図として利用される。そして、私たちの体は、このタンパク質分子でできているというものです。
 ここで重要な点は、情報はDNAから一方向にのみ流れ、身体とその行動を支配している。しかし、身体の経験がDNAに情報を送り返すことはできない。つまり、遺伝子は私たちの生命をコントロールするが、私たち自身は遺伝子に影響を与えコントロールすることはできないという点です。
 ライフ誌の表紙でも「人は生まれつきで決まっているのか?」という問題を大きくとり上げていたことがありますが、この雑誌記事の内容は、遺伝子が私たちの身体や行動の特性をコントロールするというものでした。私たちの生命の特性というのは、生まれた時に受精卵中の遺伝子によって決まっている。両親から受け継いだ遺伝子によってコントロールされるので、家族にがん、肥満、心疾患の患者がいた場合、自分もまたこのような病気にかかるかもしれない。この考え方は「遺伝子決定主義」と呼ばれました。
 私たちは、自身の遺伝子に影響を与えることも、遺伝子を選ぶことも変えることもできない、遺伝の犠牲者ということになる。その結果、自分たちにはどうすることもできないと感じ、無責任になり、悪い遺伝子の影響から自分たちを救ってくれる救助者を外に求めるようになるわけです。

 このように遺伝子が生命をコントロールすると考えられたため、遺伝子を包含する細胞内構造物である「核」は、細胞の「脳」に相当すると考えられていました。ところが興味深いことに、生物の脳を除去すればその生物は死ぬはずですが、実際は核を除去して遺伝子を取り去っても細胞は死なず、時には2ヶ月以上生存します。しかも、以前と同様に活発に機能を果たすのです。つまり、核は細胞の脳ではないということです。
 では、核の役目とは何か。研究の結果、核内の遺伝子は、身体を構成するタンパク質分子を作るための設計図にすぎず、核は細胞の部品や細胞そのものの複製を担当する小器官であり、細胞の生殖腺であるということがわかりました。
 遺伝子はON/OFF (活性化したり、活動を休止したり)することができるので、生命を制御しているという考え方がありますが、それは全くの誤りです。遺伝子は設計図にすぎないので、遺伝子そのものを含め何をも制御することはない。即ち、遺伝子が生命をコントロールすることはないということです。
 さらに私は幹細胞に関する研究を通して、生命がどのようにして機能するかを理解することができました。幹細胞は生物学における新しい発見だと思っている人も多いようですが、私は40年以上も前に研究室で幹細胞をクローニングしていました。
 幹細胞は、すべての人が体内に持っているもので、これがなければ生きてゆくことはできません。私たちは、毎日定常的に、何十億個もの細胞を失っており、代替細胞を補充しなければ即座に機能不全に陥り死に至ります。この代替細胞がどこから補充されるかというと、幹細胞群からなのです。
 幹細胞の実験は、次のような手順で行いました。まず1個の幹細胞を取り出し、組織培養皿に静置すると10時間後には2個に分割し、次の10時間にはさらに分割して4個に、そしてさらに8個にと順次分割していき、10日から2週間後には数千個の幹細胞が得られました。これらの細胞は1個の母細胞に由来しているので、すべて同じ遺伝子情報を持っています。
 次にこれらの細胞群の一部を別の培地を入れた新しい組織培養皿に移します。培養液は細胞の環境そのものであり、培地は人間にとっての空気、水、食料、環境、風土といったものに相当します。この培地に入れた幹細胞は、筋肉細胞になりました。
 2番目の培養皿に幹細胞群の一部を移し、異なった化学成分を含む別の培地を使用して培養したところ、この環境での幹細胞は骨細胞になりました。
 3番目の培養皿には、さらに異なる培地を加えて同じ幹細胞群の一部を培養すると、今度は脂肪細胞になりました。
 ここで重要な問題にぶつかります。「何が細胞の運命をコントロールするのか?」ということです。答えは明白です。すべての細胞は遺伝的に同一であり、環境のみが異なっていたわけですから、環境こそが遺伝子の活動をコントロールするということです。
 次に私は、環境がどのように細胞をコントロールするかを研究しました。
組織培養皿の中に培地を加えると、その成分が細胞膜に結合するのが観察できました。これが「環境シグナル」となり、皮膚に相当する細胞膜から細胞内に情報を伝達し、その行動を制御することがわかりました。また、必要に応じて細胞は核にシグナルを送り、遺伝子を活性化することもわかりました。そこで私は、細胞膜こそが環境と細胞内部のインターフェイスであり、細胞の脳に相当することに気づいたのです。
 では、環境シグナルはどんな仕組みで細胞行動をコントロールしているかというと、細胞膜の表面には「膜スイッチ」というものが存在しています。膜スイッチは、50,000種類以上あり、それぞれ異る環境シグナルに反応し、細胞内に情報を伝達します。その基本構造は共通しており、「レセプター」と「エフェクター」という2つのパーツからできています。私たちが皮膚上に視覚、聴覚、嗅覚、味覚、感覚などの受容体を持っているのと同様に、細胞もレセプターを通して環境情報を読み込むわけです。
 レセプターとエフェクターは「プロセッサータンパク質」を介してつながります。細胞膜のレセプターが環境シグナルに反応すると、その形が変化してプロセッサータンパク質と結合します。そしてこの両方がエフェクターに連結することで、エフェクターから情報が細胞内に伝達され特定の細胞機能を制御します。環境シグナルが消えると、スイッチは切れ、その細胞機能は停止します。このように環境情報を細胞の行動に変換する過程は「シグナル伝達」と呼ばれます。細胞表面で受け取ったシグナルは、細胞内のタンパク質からタンパク質へと段階的に伝達され、消化、呼吸、排泄、神経活動などの異なった細胞機能を活性化します。
 細胞機能を遂行するために必要なタンパク質が細胞質内にない場合、情報(シグナル)は核内に伝達され、必要なタンパク質をコードする遺伝子の設計図を活性化する。そしてタンパク質ができると、細胞が必要とする反応のために提供される。
 環境シグナルが遺伝子を活性化し、その行動を調節する仕組みを研究する分野を「エピジェネティクス(後成的遺伝学)」と呼びますが、私はこの新しい科学の基礎となる研究を40年前に行っていたわけです。
 古い科学では、「ジェネティック・コントロール」といって、遺伝子が生命を制御すると教えてきましたが、接頭辞「エピ」は「その上」という意味なので、「エピジェネティック・コントロール」とは、遺伝子 を超える制御を意味します。つまり、細胞の環境に対する反応が遺伝子をコントロールすることがわかったわけです。
 さらに、環境シグナルは「読み取るべき」設計図を選択するだけではなく、設計図から読み取られた情報を修正できる。後成的変化によって、1つの遺伝子から何と30,000種の異なったタンパク質を作ることができるということがわかっています。つまり、同じ遺伝子から、健康なタンパク質でも変異したタンパク質でもできるわけです。
 例えば、ほとんどのがんは、遺伝子が悪かったからではなく、私たちの環境に対する対応ががんになる変異細胞をつくってしまったのが原因です。また、「自然回復」と呼ばれる現象についても説明がつきます。死が近いという人が、自分の人生に対する信念を大きく変えた瞬間、遺伝子が突然変化し、奇跡的に回復し、元気になってしまうことがあるのです。
 組織培養皿を良好な環境から劣悪な環境へ移すと、細胞は病気になります。細胞を健康な状態に戻すためには、薬物を与えなくてもよい。単に培養皿を健康な環境に戻すだけで、細胞は回復し、繁殖していきます。
 私たちは、単一の個体、即ち人間として鏡に映ってはいますが、実際は約50兆個の細胞から成っています。それぞれの 細胞が生命を持った個体であり、人間は何兆もの細胞から成る共同体なのです。言い換えれば、私たちは何兆もの細胞を内に持つ皮膚で覆われた組織培養皿なのです。
 体内では、血液が細胞の成長培地であり、組織培養皿の中の細胞が培地に反応するように、体内の細胞は血液中のシグナルに反応します。
 では、何が私たちの血液成分を調節し、細胞の運命をコントロールしているのでしょう。
 私たちは環境の中で、光、音、におい、感触など様々なシグナルを知覚として脳でキャッチしています。知覚は心によって解釈され、その解釈にしたがって脳は血液中に化学物質を放出し、その化学物質が細胞の反応と遺伝子の活性を制御します。ですから自分の知覚、つまり信条やものの見方を変えれば、脳から出る化学物質は変わり、自分自身の体も変えていくことができるのです。そういう意味で、私たちは細胞生物学者(cell biologist)、より正確には「自己生物学者」(self-biologist)であると言えるわけです。
 心が愛情に満たされた状態にあるときには、脳からオキシトシン(愛情ホルモン)や、体を落ち着かせて組織や臓器の状態を保つために働くセロトニン、そして体を再生させる成長ホルモンが分泌されます。逆に心が恐怖を感じている時には、コルチゾール、ノルエピネフリン、ヒスタミンといったストレスホルモンを血液中に放出します。つまり、あなたが心の中で発する言葉が化学物質を分泌させるのです。
 日本では古くから「言霊」という考え方がありますが、それは科学的な事実なのです。また、日本人は「病は気から」といいますが、これも科学的に裏付けられたわけです。私たちは信念、思考によって細胞をコントロールできるパワフルな存在です。心のしくみを理解さえすれば良いのです。

 人間の心には2つの部分があります。それは意識下の心と潜在意識下の心であり、両者は非常に異なった特性を持っています。意識下の心は、前頭前皮質に関わっており、私たちのアイデンティティ、本体あるいは魂の拠り所であり、創造的な心です。健康になりたい、成功したい、愛のある生活がしたいといった希望や願望の源であり、「プラス思考」を司る心です。意識下の心は過去、現在および将来の経験のいずれにも焦点を合わせることができます。
 一方、脳のほかの部分を占める潜在意識下の心は、記録再生装置のようなもので、本能や後天的に獲得した習慣などのプログラム化された行動のデータベースです。ボタンを押すと潜在意識は以前に身に付けた反応を自動的に演じます。10年前に身に付けた習慣が、あたかもたった今習ったかのように作動します。しかも、潜在意識の情報処理能力は意識下に比べて100万倍も大きいのです。
 では、潜在意識のプログラムはどこから獲得されるのかというと、一部は本能と呼ばれるプログラムであり、そのほかは観察され、記録された生活体験に由来します。行動様式のダウンロードと外界に対する適切な反応を促進するために、6歳までの子どもの脳は低周波数脳波 (デルタ波およびシータ波)で働くように設計されており、催眠トランス状態で作動します。穏やかな意識の脳波(アルファ波)は6歳頃に現れ、12歳頃にはさらに精神集中的な意識の脳波(ベータ波)が支配的になります。
 6歳までの子どもは無意識に他人の行動をダウンロードし、自分自身の行動としてプログラムします。また、この催眠期に子どもは自らに対する考え方を両親から聞いて獲得します。他の人たちの放った言葉が直接潜在意識の中に記録され、自分は愛に値するか、価値があるか、能力があるかといった自己評価となり、目に見えない習慣として自動的に演じられるのです。
 ここで大きな問題があります。脳の活動を見ると、私たちが生きている時間のうち、意識下の心が働いているのは5%の時間だけで、残りの95%の時間は潜在意識下の心の習慣によって支配されていることが神経科学で明らかにされています。つまり、自分の人生を生きているようで、他の人たちから与えられた目に見えないプログラムで生きている場合の方が多いのです。このことがわかれば、私たちの人生は変わります。
 まず理解しなければいけないのは、親というものが本当に貴重な役割を果たしているということです。親が子どもに発する言葉一つ一つすべてが重要なのです。その子の発育、その子の将来、そして私たちの世界の未来にとって重要なのだということを認識しなければなりません。
 私たちはみな力強い生物であり、健康かつ幸福で愛情に満たされた人生を創造する機会を持っています。遺伝子を変えることはできなくても、プログラムを変えることはできるのです。知ることは力です。自分自身を正しく知れば、プログラムを変え、自分の人生も世界も変えていくことができます。この世界に平和と調和をもたらし、地上の楽園をつくることができるのです。




 
   
 


 
コメント (1)

環境と遺伝子の間:あなたのエピジェネティクスは常に変化している

2014-07-04 17:06:23 | Weblog
http://wired.jp/2013/11/28/epigenetics/

環境と遺伝子の間:あなたのエピジェネティクスは常に変化している

「遺伝だから」とダイエットをあきらめてしまったことはないだろうか? 親から受け継いだものは仕方ないと、わたしたちはさまざまなものをあきらめがちだ。一方で、実際に生活をしていると、環境などの後天的な要因が遺伝子を超越することがある気がしなくもないのも事実だ。わたしたちは、遺伝子を超えることはできないのだろうか? その答えが「エピジェネティクス」だ。「DNA」とは生命の設計図、
「遺伝子」とは設計図に書かれた詳細

ひとつ、あなたに質問したい。あなたを取り囲む環境や経験。つまり文化や社会、そして主観的な強い感情といったものは、細胞内の遺伝子に影響するものだと思うだろうか? 

2003年に解読を終えたヒトゲノム計画により、両親から受け継いだ遺伝子は生涯において不変だという考えが一般にも広まった。確かに設計図の中の約2万2,000ほどの遺伝子は原則変わらない。しかし同じ遺伝情報をもつはずの一卵性双生児が、まったく違う性格となり、時に片一方だけが遺伝性の病気を患うことがあるのはなぜだろう? それに2001年に生み出された初のクローン猫『Cc』の外見や性格が、オリジナル猫とはまったく異なっていた事実は、あまりにも有名な話だ。

わたしの身近にある例も、ひとつ挙げてみよう。わたしには何人か養子として育てられた友人がいる。そのうちのひとりは、DNAは韓国人であるにもかかわらず、産まれてすぐに祖国から養子に出され、アメリカの片田舎の白人夫婦に育てられた。

彼女の姿をこの目で見なければ、誰も彼女がアジア人の遺伝子を引き継いでいるなどとは思うまい。韓国料理店には足を踏み入れたこともなく、箸さえうまく使えない(もちろん“使わない”という心理的なチョイスもあるだろうが)。アジア系アメリカ人のほぼすべてに、両親から受け継いだ祖国の文化が垣間見られるのに対し、この友人からは韓国文化のかけらすら見出すことはできない。彼女は疑うべくなく、アメリカ北西部のアクセントと白人文化を色濃く受け継いだ、生粋のアメリカンガールなのだ。

もし彼女に一卵性双生児の片割れが存在し、その片方が韓国で育てられていたならば、このふたりは同じ遺伝子を共有していても、まったくの別人となっていただろうことは想像に難くない。別々の言語を話し、異なる文化に育ち、食べ物も生活習慣も何もかもが全まったく違う環境。仮に彼女らの遺伝子の“発現量”を比較できたとすれば、そこには大きな違いが見られたはずだ。では具体的に、ふたりの遺伝子の間にはどのような違いが現れていたのだろうか?

このように環境が与える遺伝子への影響について調査するため、まさに上述の例をミツバチで実験した研究者がいる。遺伝子の情報によりタンパク質がつくられ体となるのは、人間に限らずどの生物にも共通する仕組みだ。

われわれを形づくる遺伝子の分子構造は、どうやら思っていたよりも環境に影響を受けるらしい。近年の研究によると、必ずしも遺伝子が運命を決定づけるのではないことが明らかになってきた。あなたを形づくる膨大な設計図の中の一部が発現するかどうかは、“可能性”に過ぎないのだ。

社会的環境がもたらす生物学的反応:エピジェネティクス

米イリノイ大学のジーン・ロビンソン教授は2009年に発表した論文で、“育ち”が遺伝子に与える影響について実験を行った。彼が注目したのは、非常に気性が穏やかなイタリアミツバチと、集団で人を刺し殺すこともある獰猛なアフリカナイズドミツバチ(以後キラー・ビー)だ。

ミツバチ類は高度な社会性をもつ昆虫で、それぞれの役割は階層により成り立っている。これらのミツバチの見かけにほとんど変わりはないが、キラー・ビーには自分のテリトリーを守るため、非常に攻撃的になるという性質がある。そこで研究チームは、それぞれの幼虫を孵化一日目で別種の巣に移し、2種類のミツバチがどのような性格に育つのか、という実験を行った。

ロビンソンの以前の実験で明らかになっていたのは、孵化したばかりの幼虫ならば、別種でもそれぞれの巣に受け入れられるということ。そして“養子”に出されたイタリアミツバチは、養い親のキラー・ビーと同じようにキレやすく攻撃的になり、逆にイタリアミツバチに育てられたキラー・ビーは、育ての親に倣っておとなしくなるということだった。

ロビンソンは、年を重ねたキラー・ビーがより攻撃的になる性質を受け、警戒フェロモンという“環境的な刺激”が、個体をより凶暴化させることに注目。詳細な遺伝子解析の結果、キラー・ビーの5~10%の遺伝子は警戒フェロモンに反応し、護衛、兵隊、食料調達などの役割を決めていたことを突きとめた。

驚くことに、キラー・ビーの警戒フェロモンに晒されて育ったイタリアミツバチの遺伝子も、これに影響を受けていたのだ。生まれもったゲノムの塩基配列はもちろん変わっていなかった。しかし、イタリアミツバチは警戒フェロモンの影響により、温厚から獰猛な性格になるように、「遺伝子のスイッチ」が大きく切り替わっていたのである。

環境によって変化する遺伝子のスイッチ。このコンセプトは1942年にコンラッド・H・ウォディングトンにより初めて提唱され、「エピジェネティックス」と呼ばれている。二重らせんで成り立っているDNAや、DNAが巻き付いているヒストンたんぱく質を、有機分子が後天的に化学装飾(DNAのメチル化やヒストンのアセチル化)するもので、これが親から受け継いだ遺伝情報をオンにしたりオフにしたりと調節しているのだ。

この有機分子はひとたび化学装飾が起こると、長い間、時には一生付着することとなる。最近の研究では、ライフスタイル、食生活、社会的変化、環境汚染、また心理的な変化によっても、エピゲノムが変化することが明らかになっている。

遺伝子と環境の間。氏と育ちの隙間。そこにエピジェネティックスが作用する。そして環境からの情報を取り込むことで生じた一部のエピジェネティクスは、なんと次世代へと遺伝することが明らかになってきたのだ。





エピジェネティクスの後天的な変化には遺伝するものもある

豪アデレード大学ロビンソン研究所のトッド・フルストン博士は、マウスを使った実験で、生殖細胞をつくり出す精巣と精子のエピジェネティクスに着目。マイクロRNAを用いたエピジェネティクス解析で、実験前後で精巣と精子の遺伝子表現型が変化したかを調査した。マイクロRNAとは、たんぱく質を翻訳するRNAとは違い、遺伝子の発現を調整しているとみられているものだ。

研究グループは20匹の雄マウスを2つのグループに分け、10週間もの間、一方には高脂肪食、そしてもう一方にはコントロールとして普通食を与えた。その結果、高脂肪食の雄マウスの体脂肪は21%も増え、精巣や精子のマイクロRNAにも変化が認められたという。

そこで肥満となった雄マウスをコントロールの雌と交配させ、子ども世代が肥満マウスの遺伝子表現型を引き継いでいるかを調査。さらに、子ども世代の雌とコントロールの雄を交配させて、生まれた孫世代にも同様の表現型が遺伝するかを調べた。

すると雌雄問わず子どもたちのすべてに部分的、または全遺伝子表現型が遺伝していることが確認され、特に雌の子どもは67%も肥満率が上昇。しかも父マウスに糖尿病などの代謝疾患が確認されなかったにもかかわらず、糖尿病の前兆であるインスリン抵抗性の上昇が認められたという。また、雌の子どもが産んだ孫世代の雄も27%肥満が増加し、高脂肪食を与えられて肥満となった父マウスの影響が、2代にわたって伝達することが確認されたのだ。

この研究内容が掲載された『The FASEB Journal』の論文は、子どもをつくるまでのたった2カ月半の食生活が、生殖細胞の分子構造にまで影響を及ぼしたことを示唆している。そしてこの遺伝子のスイッチはその後2代にわたって“遺伝”した。DNAの塩基配列の変化を伴わずして、遺伝子のスイッチが変わる。われわれが生活習慣、または生活環境を変えるだけでも、エピジェネティクスには変化が現れていたのだ。

住む環境を変えてやるだけで、ミツバチのエピゲノムは劇的に変化した。たった2カ月半の高脂肪食も、マウスを2代にわたって肥満体質にした。では、われわれの経験は? 社会から疎外された強い孤独感、個人が感じるストレス、善行による深い幸福感や満足感は、われわれのエピゲノムに変化をもたらすのだろうか。

米カリフォルニア大学ロサンゼルス校のスティーヴ・コール博士によると、答えは“イエス”だ。



深層心理が免疫細胞のエピジェネティクスに変化をもたらす

以前より、医学、ライフサイエンス、心理学などの分野では、孤独な人は病気になりやすいことが指摘されてきた。そこでスティーヴ・コール博士は、社会的に孤立し慢性的に強い孤独を抱えた人は、免疫システムに何らかのエピジェネティックな変化があるのではないかとの仮説を立てた。

コールは2007年の研究で、孤独な人の免疫細胞のうち、白血球の遺伝子の2つ(NF-κBとAP-1)がどう発現しているかを調査した。被験者は平均年齢が55歳の14人。DNAマイクロアレイによる遺伝子発現解析を行い、社交的なグループと孤独なグループを比較したところ、約2万2,000というヒト遺伝子のうち、209の遺伝子の発現において大きな相違が見られた。孤独感を感じている被験者は、炎症にかかわる78の遺伝子が過剰発現となっており、逆に抗体の生成や抗ウィルス反応にかかわる131の遺伝子においては、発現量の低下が見られたという。

この結果によると、強い孤独感は、心臓病、アルツハイマー病、関節炎など、炎症を伴う病気のリスクを上昇させ、さらにウイルス性の風邪などにかかりやすくなることを示唆している。面白いのは、「どれだけ社会から疎外されているか」という客観的な事実ではなく、「本人がどれだけ孤独を感じているか」という主観的な感情のほうが免疫細胞との関連性が強かったことだ。

また同氏含む研究チームは、幸福感が免疫細胞に及ぼす影響についても追求している。2013年7月29日付けで『米国科学アカデミー紀要』に掲載された論文では、驚くべきことに幸福の種類によっても免疫細胞のエピゲノムが変化すると発表されている。

研究者らは、35歳から64歳までの被験者80人を幸福の種類別に分けた。1つめの幸福感は快楽主義的、または”Hedonic”なもので、目先の欲求を満たすことで簡単に得られるものだ。例えば「おいしいものを食べて幸せ」や、「欲しかったものが買えて幸せ」など、単純な自己満足がこれにあたる。2つめの幸福感は「人生に方向性や意味がある」「よりよい人間に成長できるような挑戦、または経験をしたことがある」「社会に貢献できるものがある」など、何らかの理由が満足感や安寧を生じさせる、”Eudaenomic”な幸福だ。

被験者らはHedonicやEudaenomicな質問に答えてもらい、幸福の度合いを0(一度も感じたことがない)から5(毎日感じている)まで段階評価するよう指示された。そして血液中の免疫細胞の遺伝子と相関性があるかどうかを調査した。

幸福の種類によって免疫細胞の遺伝子スイッチが変化するのはにわかに信じがたいが、コール博士らが研究で得た結果とはそういうものだ。物欲を満たすことや、おいしいものを食べるという行為で得られる短期で浅いHedonicな幸福では、免疫細胞が活性化するどころか孤独感を感じているのと同じようなエピゲノムのパターンが見られた。逆に社会に貢献することで人生に意味を見出すような、深い満足感を伴うEudaenomicな幸福感では、炎症反応に関連する遺伝子が抑えられ、抗ウイルス反応に関連する遺伝子はより活性化されていた。

コール博士とともに研究に携わったバーバラ・フレドリック博士は、同じ幸福感でもまったく別の結果が出たことに対して最初は驚いたという。Hedonicな生活を送っている被験者でも「人間として満たされた生活を送っている」と述べており、免疫システムにネガティヴな影響があるとは思いもしなかったのだ。

しかし目の前の欲求が満たされることで得られる幸福感には、何らかの代償があるのだろう。手っ取り早く得られるHedonicな幸福感とは、いわばストレスによる過食で得られる虚しい満足感のようなものだという可能性がある。本人の自覚はなくとも、それは免疫細胞の遺伝子には発現していたのだ。



生物はエピジェネティクスにより常に変化している

これまでわたしは、外因的な環境変化や内因的な深層心理が、エピジェネティクスに変化をもたらす例を述べてきた。同じ環境にいるからといって、同じ遺伝子が発現するとは限らない。個人の主観的な孤独感の度合いにより免疫細胞の遺伝子が反応したように、人の経験というのは、出来事に対して十人十色だからだ。

同じ遺伝子をもつ一卵性双生児やクローンでも、考え方や性格が異なり、嗜好や行動パターンに違いが見られるのは、環境や主観的な経験により、遺伝子のスイッチが変換されるせいだといえるだろう。

では、われわれはどうしてこのように進化したのだろう? 仮説はいくつもあるだろうが、そのひとつに「目まぐるしく変化する社会環境にいち早く順応するため」というのがある。われわれの細胞は毎日死に、そして毎日新しいものが生まれる。新たに分裂した細胞には、エピゲノムの情報が正しく刻まれ、それはまた新たな細胞をつくり出す。生物とは、環境や経験を分子バイオロジーへと変換する、いわば生体マシンともいえるかもしれない。

エピジェネティクスの分野は、シーケンス技術の進化に伴い黎明期を迎えたばかりだ。今回ご紹介できたのは、多くの研究のうちのほんの一部に過ぎないが、そのどれもが環境に対応する遺伝子レヴェルの流動的な変化を示唆している。これからさまざまなことが明かされていくだろう。例えば個々の努力。深い孤独感や幸福感でみられたように、多大なる努力とはエピジェネティクスな変化を促し、それは次世代に遺伝するのだろうか。人間は努力することにより、突然変異よりも高い確率で、“進化”できるのだろうか。

ふたりの親から受け継いだ遺伝子は、あなたがどのように生きるかによって、環境や経験が装飾され2つのらせんに刻印される。いずれにせよ、個人が人生を生き抜いたあと、時間を止めたDNAは、この世に存在したどのDNAとも似つかない、世界で唯一のあなたの歴史が正確に刻まれた、分子生物史といえるのではないだろうか。











コメント

神というシステム

2014-07-03 20:32:50 | Weblog
神とは、進化の意志を持つ巨大な生命エネルギーシステムである。

このエネルギーシステムは階層性を持ち、それぞれが独自の世界を形成している。
コメント (4)

ラムサ珠玉の言葉 1

2014-07-01 20:00:00 | Weblog

http://dongavatyo.web.fc2.com/010-1.htm

ラムサ珠玉の言葉 1

ラムサは、ラムサは、3万5千年前に生きた征服者であり、アセンデッドマスター。

人間の存在と生の意味に関して深い洞察を得て、遂に覚醒し、時間と空間の制約および肉体の制限を克服。
自身の肉体の振動数を上昇させ、高次元へと移行するアセンションを達成した。

彼は、200万人の人々の前で風となってアセンドしたが、その際、再びここに戻ってくることを約束した。

――――
 







 




 




004

神の時代


 

あなた方の愛すべき兄弟である素晴らしい存在たちによって、偉大なる知識がこの天界にもたらされる日がすぐそこまで来ている。
その時、科学はこれまでよりも、遥かに発展し花開くことだろう。
これからやって来るのは「神の時代」と呼ばれるものだ。
それは計画的で慎重な変化を通して、相応しい時期を見計らってもたらされる。
これからやってくるこの時代には、病気や苦しみ、憎しみや戦争といったものは、もはや存在しなくなる。
体が老いることも、死ぬこともなくなり、ずっと続く生命だけが存在するようになるのだ。
知識と理解、そして深い愛を通して、これらのことが一人ひとりの人生において現実のものとなるのだ。


 




005

神の時代 2


 

今という時代は、有史以来、最も偉大な時代である。
困難で、挑戦すべき課題も多い時代だが、あなたはこの時代がもたらしてくれる課題を克服するために、今ここに生きることを選んだのである。
この人生では、あなた方のほとんどが実際に神を見ることになるだろう。
あなたがその片鱗さえ思い浮かべたことも無いような文明が、ここに現われるのだ。
そして新しい風が吹く。
神の家であるこの神聖な場所に、愛と平和と喜びが優美な彩りを与えてくれるのである。


 




006

自らの神性


 

自らの神性に気付くこと以外、人類に救いの道は無い。
あなた方はこの理解の種である。
一人ひとりが自分の価値に気付き、自分の生命が永遠であることに気付くにつれて、あなた方は、無限の思考、無限の自由、そして無限の愛という意識に、ひとつづつ新たなものを加えていく。
あなたは、この理解の種を根付かせ、花開かせるためにはるばるとやってきたのだ。


 


量子力学の観察者


 

あなたは、あなたの意識とエネルギーで、あなたの現実を創造している。
つまり、あなたは量子力学の観察者なのだ。


 




039

あなただけが真実である


 

私の教えは真実ではない。信じてはいけない。
何故なら、真実とは、あなたの主観が表現する現実なのだから。


 




040

脳は受信器で創造者である


 

意識とエネルギーは、全ての細胞に生命を与える。
その中で、脳細胞はあなたの思考体を作り上げる。
脳が意識を作っているのでは無い。
脳は、意識とエネルギーから思考を創造するのだ。
つまり脳は、意識とエネルギーの巨大な受信器でありかつ、思考の創造者なのである。


真の神


 

人々の心の中にある神々とは、本当は彼らが恐れたり、最高のものとして敬っている人格であった。
だが、崇拝すべき真の神、未知なる神とは生命力なのだ。
決して尽きることのないあなたの生命なのだ。


 


098

覚醒した存在


 

覚醒した存在は、その肉体よりも内なる神の豊かさが大きいもののことである。
つまり、覚醒した存在は、自分自身を肉体とは見ずに、全ての生命との一体(ワンネス)と見るのだ。


 




099

覚醒していない存在


 

覚醒していない存在は、自分自身を他の生命と分離し、異なったものと見なす者だ。
彼らは無知な存在たちである。


 






100

あなたは何故、学ぶのか


 

何故、あなたはここで私の教えを学んでいるのか?
あなたは自分の受容レベルを拡大させ、あなたの人生を変えることを望んでいるのか?
よろしい。よい答えだ。
わたしはそれが好きだ。


104

今生での覚醒


 

あなたは、たとえ死んだとしても覚醒することは無い。
霊的にはなるが、覚醒することは無い。
何故なら、死によって受け取るものは、あなたがこの生で受容してきたものだけだからだ。
だから、覚醒は生あるうちに成し遂げなければならない。
では、あなたがこの生の中で受容しているものとは何なのか。
あなたにとって大事なのは、常に、空腹、苦痛、女であること、男であること、これら本質的には肉体的なことでしか無い。


106

すべてが神


 

ひとつの神が存在する訳ではない。
すべてが神なのだ。


 


108

神の社


 

私はあなたに崇拝されたくはない。
私はあなたに自分自身を崇拝して欲しいのだ。
これまで建てられた神の最も偉大な寺院とは、石や金や銀や宝石で作られたものではない。
あなたこそが、神が住居にする偉大な寺院なのだ。


124

哲学


 

私はあなたに哲学を教えるが、それは真実ではない。
私の教えには、何一つとして真実であるものなど無い。
何故なら、真実とは、あなたが体験し現実化したもののことだからだ。
あなたが体験し現実化したもの以外のものは真実では無い。


 




125

あなたの真実


 

私が教える哲学を恐れずに学び、そして受け容れなさい。
そして、あなたがその哲学を応用するや否や、驚くべき現実が現れるだろう。
その時、哲学はあなたの真実となるのだ。


 


139

内なる神の目的


 

人は成長するためにここにいる。
ありふれたことを続けるためではなく、あなたの現実を創造するためにここにいる。
知識、哲学を通してあなたの新しい真実を体験するためにここにいる。
生を恐れるためではなく、歓びの裡(うち)に生きるためにここにいる。
無知を克服するためにここにいる。
これら、未知を既知にすることが、あなたの内なる神があなたに宿る目的なのだ。


 




140

覚醒者


 

無知を克服し、変性自我から脱皮し、肉体を超えた覚醒者は決して年をとらなくなる。
彼らはダイナミックなエネルギーを得る。
彼らは創造する。
さらに、彼らの受容する力はとてつもないものとなる。
既に叡智を得たので、恐れを克服したのだ。


無、空、ヴォイド、void


 

広大な無。 ものが無いこと。 空っぽ。
それは潜在的な可能性の海である。
潜在的に全てを内包している海である。
そこからあなたを取り巻く全てが生まれた。
あなたが顕現させたのだ。


153

他の次元の生命体


 

あなたが今座っているところに、他の次元に生きる生命体たちがいる。
あなたの振動と他の次元の生命体の振動が異なっているために見えないだけだ。


 


160

降下の旅


 

あなた方がゼロポイントから少しずつ離れながら創り出して来た反射意識のこの旅は、「降下の旅」と言われる。


 




161

七つ目の天界


 

あなたは、更に更に....冒険のためのステージ創りを繰り返していった。
次、次....と創造していった反射意識の位置は、だんだんとゼロポイントから遠ざかっていった。
そしてあなたは遂に、今いる位置に反射意識を創造した。
それはゼロポイントから遥かに隔たった七つ目の位置である。
それは物質の天界、極めて遅く振動する時間と空間の中にあるあなたのユニークなステージである。


 




162

共同体のメンバー


 

あなたは、神と呼ばれる進化し続けるシステムの共同体のメンバーである。
この共同体には全ての生命が参加している。


 




163

かつてのテラ


 

かつてテラ(地球)は二つの月を持ち、水に覆われていた。


165

神々がまとう体


 

七つのそれぞれの天界に住む神々は、その天界のエネルギーと時間で構成される体に身を包んでいる。
あなたが異なる天界の神々を見ることが出来ないのは、あなたのエネルギーのフォーカスの置き場所が違うからである。


 




166

七つの天界のエネルギーと時間


 

降下の旅で創られた天界には、その上位の天界のエネルギーが螺旋(らせん)状に渦を巻きながら、より長い波長となり遅い時間率となって降りてくる。
七つの天界のエネルギーと時間は、こうして独自のものとなり、それぞれの天界を満たしている。


168

あなたは困難を克服してきた


 

あなたに進化をもたらしたものは逆境である。
問題に直面し、決断して、その困難を克服してきたから進化したのだ。
あなたは過去に信じられないほどの困難を克服してきた。
だから、今あなたはここにいるのだ。


 




169

DNAの螺旋構造


 

「こうありたい」というあなたの感情があなたのDNAに印を刻む。
DNAの螺旋(らせん)構造を変化させているのはあなたの感情である。
それは、あなたの遥かなる降下の旅の仕組みそのものである。
感情によってDNAに刻まれたあなたの願いは、世代を渡って必ず現実のものとなる。

コメント (2)