思想家ハラミッタの面白ブログ

主客合一の音楽体験をもとに世界を語ってます。

ASKA容疑者“盗聴組織”の訴え「この人には本気で見えていたのでは」

2016-11-30 15:15:37 | 思想、哲学、宇宙論


井上公造リポーター、ASKA容疑者“盗聴組織”の訴え「この人には本気で見えていたのでは」



2016年11月30日 9時15分
スポーツ報知


井上公造氏
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 芸能リポーターの井上公造氏(59)が30日、日本テレビ系情報番組「スッキリ!!」(月~金曜・前8時)に生出演。覚醒剤取締法違反(使用)の疑いで逮捕され、同日送検された歌手のASKA(本名・宮崎重明)容疑者(58)ついて複雑な思いを語った。

 井上氏は2015年12月から同容疑者と頻繁に連絡を取る関係で、28日の同局系「情報ライブ ミヤネ屋」(月~金曜・後1時55分)の放送終了後には、逮捕直前の同容疑者に自身の携帯電話から“直接取材”していた。

 同容疑者が「盗聴、盗撮されている」と訴えていることについて「去年の12月初旬から話すようになったんですが、逮捕直前まで言ってることがブレてないのは確か」と井上氏。「いつも聞いてると、この人は本当に盗聴被害に遭ってるのかもしれない。僕が勉強不足なのかなと思ってしまう。この人には本気で見えてたんじゃないかな」と続けた。

 逮捕直前の電話では、電話をしている場所について「『自宅じゃない』と、でも『その場所は今は言えない。警察に盗聴されてるかもしれないから』と言ってました」と井上氏にも明かさなかったという。

 家宅捜索で自宅から覚醒剤が発見されなかったことから、入手経路や自宅以外の場所での使用の疑いも浮上。今後について井上氏は「(帰宅する際に乗っていた)タクシーに乗った場所もわかるでしょうし、福岡に曲を作りに行ってましたから、そちらも調べられるでしょうし」と語った。

 同容疑者と直接接触していたことで、注目を集める存在となった井上氏。「覚醒剤をやってる人が盗撮されていると自分で警察に電話するだろうか、覚醒剤をやってるという意識すらないのか…」と思う反面、「僕の仕事(芸能リポーター)をわかって電話してますから、(覚醒剤を)やってる人間がしてくるかな?」と様々な思いが交錯しているようだった。

スポーツ報知



>。「覚醒剤をやってる人が盗撮されていると自分で警察に電話するだろうか、僕の仕事(芸能リポーター)をわかって電話してますから、(覚醒剤を)やってる人間がしてくるかな?」

それもそうですね。やっぱりやってなかったんだと思います。 ハラミッタ

ASKA 9.飯島愛

2016-11-30 14:58:29 | 思想、哲学、宇宙論

http://togetter.com/li/923645

9.飯島愛

仕事柄と言っては同業者からクレームが付くだろうが、私は完全な夜型人間だ。物事の発想や創作のほとんどは、真夜中の部屋で生まれる。仕事部屋は完全防音なので、それを知っている友人は朝方4時だろうが5時だろうが、気兼ねなく電話を掛けてくる。「飯島愛」もそうだった。決まって真夜中だった。電話に出ると、普通「もしもし」から会話が始まるのだが、彼女は「ねぇ、今日ちょっとさぁ。」や「今ねぇ。」など、突然喋ってくる。彼女と会話が始まると、普通に1時間くらい電話を握っている。私は、殆ど相づちを打つくらいで、多くは彼女の話を聞いていた。99年の「電光石火ツアー」を観に来てくれたのが切っ掛けで友達になった。彼女の人の心理を読み取る力や洞察力など、本当に驚かされることが多かった。芸能界を辞めることを考えていたときなどは3時間以上説得したものだ。

「私、ほらこれと言って何も芸があるわけじゃないでしょ。今だけというか、今ギリギリなんだよね。マジもう飽きられるから。」
「オレは、飯島愛のポジションって他に居ないと思うんだよね。いいじゃん、好きなこと言ってりゃ。もったいないって。」
「いえいえ、これからは実業家よ。」
「愛ちん、何するんだ?」
「例えば、飯島愛のポルノショップって面白いと思わない?」
「そんなの芸能活動続けながらできるじゃないか。」
「いえ、本気でやるのよ。タレントショップみたいのじゃないんだから。」

彼女は自分でも言っていた。

「私、学歴は無いけど、知恵で勝負だから。」

本当に頭の回転の速い人だった。中学時代には都内の実力テストで11番になったことがあるということも話してくれた。そんな彼女から楽曲の依頼があった。
著書「プラトニックセックス」が映画化されるという。その中で主人公が愛して止まなかった曲という設定で、サウンドトラック用のインストルメント曲が欲しいという。

「なんか、いろいろ聴いたんだけど、これっていうのがないのよねぇ」
「出来れば新曲が良いんだけど、いまある曲でも構わないから何か無い?バラードで、アカデミックな曲が欲しいんだけど。」
「どのくらい時間ある?」
「もう撮影に入っちゃうから、直ぐにでも欲しい。」
「新曲っちゃ新曲なんだけど、次のシングルに決まってる曲があってね。その曲のメロディが気に入ってて、インストを作りたいと思ってたところなんだけど聴いてみるかい?」
「じゃ、それ頂戴。」
「聴いた方が良いだろ?」
「良くなるって勘がするのよ。決まりそれ。」
「事務所や監督と話した方が良いんじゃないか?」
「とにかく決まり。私が決定だから。それから、クレジット隠さない?」
「なんで?」
「飯島愛と友達ってカッコ悪いと思うのよね。」
「そんなことない。むしろオレは尊敬してる部分が大きい。堂々と言えるな。」
「いや、隠した方が良いって。アーティストイメージ良くないから。」
「あはは。分かった。プロデューサーは愛ちんだから任せるよ。」

こういう経緯でCHAGE&ASKAの「C-46」という楽曲は、映画「プラトニックセックス」のメインテーマ曲「from silence」となった。アーティスト表記は当時ツアータイトルであった「NOT AT ALL」にした。

2007年の夏だった。珍しく昼間から電話をかけてきたので覚えている。声がいつもの飯島じゃない。

「どうしよう。私盗聴されてる。」
「どうした?」
「私の行動、発言全部筒抜けになってる」
「相手は誰だか分かってる?」
「分かってる。」
「この相談も、聞かれてるんじゃないか?」
「聞かれてる。」

完全に声が脅えてる。なんとか落ち着かせようとした。

「ASKAさん、盗聴発見器持ってるって言ったよね?」
「あるよ。」

ツアー先のホテルに泊まるときに、発見器を鞄に詰めることがある。実際、それで発見したこともある。九州のホテルでは、カメラが仕掛けられていた。真夜中にホテルのマネージャーを呼んで認めさせた。赤外線ワイヤレスカメラだった。飯島とはそんな話もしていたことがあったのだ。

「わかった。知り合いの刑事さんと愛ちんのところへ行くよ。」

剣道仲間の牧田刑事だった。私は牧田さんと初対戦したときに1本も取れなかった。ボコボコにやられたのだ。上段構えをする人だった。私は、過去上段には一度も負けたことがなかったのだ。そんなことは生まれて初めてのことだった。都内の警察大会で優勝したことのある人だった。きっとあの人なら秘密も守ってくれる。

「なるべく早く、3人のスケジュールを合わせようか。」

牧田さんに事情を説明すると、次の非番の日をくれた。私も飯島もそれに合わせた。

飯島の部屋は渋谷の高台にある高層ビルの最上階にあった。部屋の玄関を入ると、ゆったりと幅を取った長めの廊下。その奥のドアを開けると広いリビングがあった。

「すごいねぇ。街並み全部見下ろせるじゃん。」
「それで決めたの。」
「女の子ひとりでこれは広すぎるんじゃないか?」

率直な感想だった。

「私、部屋に居るのが好きで、あんまり外に出ないの。」

意外だった。どこにでも顔を出しているイメージがあったからだ。飯島に牧田さんを紹介し、早速探索に入った。私が探していると、牧田さんが声をかけてきた。

「ASKA君、そこには無いから。」
「そうなんですか?」
「盗聴マイクやカメラなんていうのは、仕掛けるところがだいたい決まってるんだよ。今いちばん危ないのがネジ。」
「ネジ?」
「我々も使うんだが、ネジの真ん中にレンズが付いててね。じっと覗き込んでも。まず分からない。」
「へえ。」

飯島と顔を見合わせた。流石プロだ。しばらくして飯島が牧田さんに歩み寄る。

「牧田さん、昨夜天井裏を人が歩いてる音がしたから、すでに外されてると思います。」
「オレたちが来るのを知っててもおかしくないもんな。」
「愛ちゃん、脚立ある?」

牧田さんが聞く。脚立は無いだろうと思っていたら。

「あ、はい。あります。」

工具やら何やらすべてあった。こういうところが何だか笑えるのだ。
牧田さんは脚立を部屋の中央に置くと、天井の蓋を開けた。

「ああ、これ持って来いの天井裏だね。」

私も交代で天井裏を覗いてみた。人が腰を少しかがめば歩けるくらい高く広いスペースがあった。
一通り探索して、牧田さんは飯島と喋っている。

「愛ちゃん、昨夜の天井裏のことは分からないけど、いまこの部屋に盗聴機は無い。心配しなくてもいい。」

飯島は不服そうな顔をしながらも、安堵のため息をついた。

「それよりも、愛ちゃん寝なさい。」
「え?」
「寝てないだろ?」
「もう、二日以上寝てないんです。」
「心の病気、一歩手前だよ。」

無理もない。誰かに監視されていながらの生活だったのだ。

「愛ちゃんね。オレはイメージだけであなたを誤解してた。こんな良い子だと思わなかった。ASKA君に頼まれたから来たんだけど、これから何かあったら、すぐにでも連絡しなさい。」

牧田さんは、一枚の名刺を飯島に渡した。2時間ほどの出来事だったが、牧田さんが飯島を理解してくれたことが嬉しかった。

飯島は「Youtube」がまだ話題になってない頃から「これからは素人が作る映像の時代よ」と、言っていた。

「私、バンバン動画を撮ってるの。」
「どうするんだ?それ。」
「いまからはブログでもどこでも、ウェブで公開するようになるから。」

それがインターネットの主流になるのだと言う。実際、いまそうなっている。そして、撮り溜めて行った動画のテープが整理しきれないくらい増えたのだと言う。その盗聴騒ぎの時だった。誰かが部屋に侵入した形跡があると連絡してきたのだ。

「部屋の物の位置が変わってたり、撮り溜めたテープが無いの。」
「間違いない?」
「間違いない。」
「思い当たる人は?」

「ごめん。それは言えない。盗聴を疑ってる人がひとりだけいるんだ。」

話が現実味を帯びて来ている。その後、飯島はホテルに泊まったり、友人宅を泊まり歩いていた。それから半年以上連絡は無かったと記憶している。

彼女の死はあまりにも突然だった。本当に「イイヤツ」だった。大好きな友人だった。亡くなる数日前に、元気なメールを交わしていたのだ。

「ASKAちゃん、何やってるのー?」
「いま香港。」
「あら、お仕事やってるのね。頑張ってね。バイビー。」

この数日後に肺炎でこの世を去るなんて・・。
未だに、突然真夜中に電話がかかってくるような気がしてならない。

「ゴメーン。実は死んでないのぉ。隠れちゃったー。」

なんてことを言って来そうだ。もし、そうだとしたら怒らないから電話して来なね。愛ちん。

そんな彼女が、ある時期からパソコンに過敏になった。パソコンに脅えていたのだ。

「ね、パソコンって怖いんだよ。何でもできるって知ってる?」
「できるだろうね。」
「電源切ってても、遠隔で盗聴できちゃうんだよ。ASKAちゃん、気をつけた方がいいよ。これ忠告。マジだから。」

私は笑いながらそれを聞いていたのだが、その後私の人生を変えてしまう出来事が起こる。

今更言うことではないが「週刊誌」や「スポーツ紙」「インターネット」は本当に残酷な一面を持っている。何もないところから話を作りあげる。飯島のドライバーだった人物が私のドライバーと同一人物で、その人物がいろいろ告白したなどと週刊誌に書かれ広まってしまっているが、そもそも私には過去ドライバーなどいない。そんな人物など存在しないのだ。

妻が私の暴力に耐え切れず警察に密告しただとか、ヤクザに和解金を払って手打ちしただとか、チクって脅えて暮らしているだとか、コップを投げつけて暴れただとか、妻に土下座しただとか、CHAGEに「そんな変なもの止めろ!」と、言われただとか、新宿のニューハーフと交際していただとか・・。そのニューハーフの名が「夏樹」?是非、目の前に連れてきて頂きたい。また、銀座のホステスに事務所が手切れ金を200万払っただとか、麻布で女子アナをナンパしただとか・・。「女性自身」などは、私に「10円禿げができている」だとか、最も写りの悪い写真を選び、それを加工し、横に引き伸ばして激太りなどと書いた。全くタチが悪い。どれもこれも全部メディアの作り事だ。どれひとつ認めるものはない。私が何も発言しなかったことから「これはやり易い」と、思ったのかもしれないが、発言する時期ではないと控えていただけだ。バカバカしい記事は無視するが、今後度を超えるようなら、しかるべき対処をする。


ASKAの集団盗聴盗撮「ネットストーカー」の詳しい被害内容

2016-11-30 11:52:25 | 思想、哲学、宇宙論
http://blog.livedoor.jp/live200/


10.盗聴
時同じく、女友達が「ネット盗聴」「集団ストーカー」被害に遭っていた。誰に相談しても信じてくれないのだという。私もそうだった。「単なる気のせいだ」と、言ってしまったのだ。「何をやっても聞かれている」「生活のすべてを見られている」と言って聞かなかった。「もう、生きていけない」と言っていた。本気だったのだ。間もなくして彼女は自分の命を絶った。私は友人のサインに気づいてあげることができなかった。

ある日、彼女の友人と名乗る女性が、友人を介して私と連絡を取りたいと言ってきたのだ。私は、その女性と数時間電話で話をすることになる。いろんなことが分かった。俄には信じがたいが「集団盗聴盗撮」「ネットストーカー」に巻き込まれていたのだった。

ネット検索をしてみたら、事実「集団盗聴」「集団ストーカー」に苦しんでいる人たちが多く存在していた。私は亡き友人を死に追いやった犯人を突き止めようと、パソコンの前に座り続けた。いくつかの手がかりになる情報を得たからだ。単なる自殺で終わる話ではない。これは殺人だ。知人の警察官に事実を伝え相談したが、証拠が出て来ない限りお手上げなのだと言う。

ある日のことだ。情報を元にネットサーフィンをしていたら、気になるページがあった。私が、その日に電話で喋ったことや、行動に酷似したことが、克明に書かれているのだ。毎日、毎日それは続いた。電話の内容などはすぐに書き込まれていく。偶然だとは思えない。
「盗聴・・?」周りに話しても誰も信じようとはしない。誰かに監視されている。

そんな時、ロックダムの社長尾崎が私の部屋に来た。大事な話をする前に、現在の状況を伝え、お互い携帯電話の電源を切ってからテーブルに着いた。2時間ほどの会話だった。

翌朝、携帯にメッセージが入っており、その留守録を聞いてみた。するとそこには、前日尾崎と打ち合わせしていた会話が残されていたのだ。

「これ、オレたちだ!」昨日の会話だ。第三者にも確認してもらった。「これ尾崎さんの声じゃん。」あの時電話は確かに切って合ったので、ふいに電話の録音ボタンを押したとしても機能するすはずがない。着信履歴を確かめると、見覚えのない番号があった。午前8時頃の着信だったと記憶している。「080○4○3○204」と、記録されている。メッセージが残された時間だ。私は、折り返し電話をした。

「もしもし。電話をいただいた者なのですが。」
「えっ!? 何ですか・・?」
「いま、電話を頂きましたよね?」
「・・。いえ、してませんけど。」
「着信で折り返し電話差し上げているのですが。」
「いえいえ、知りません。」

相手がしらばっくれる以上、話しても無駄なので取り敢えず電話は切った。変だ。着信をそのまま折り返したのだ。相手は、不意に間違って繋がってしまったのではない。ひとつずつナンバーを押しながらかけてきたのだ。そうでなければ、相手の携帯に私の携帯ナンバーが保存されてあったと考えても良い。どちらにしても目的を持ってかけて来たのだ。

例えば、間違えて繋がっただけなら、盗聴したものが流れるはずはない。その瞬間の相手の雑踏が録音されるだけだ。そうではなく、前日の部屋での会話を送ってきた。真意は解らない。ひとつ言えることは。発信ダイヤル設定をオフに仕損なったか、オフにすることを忘れて電話をしてきたということだ。

盗聴は、この人物に限りなく間違いはないのだが、ただ決定的な証拠がない。私はこの電話番号を記録保存した。そのうち携帯を持っていると家の中の会話も書き込まれるようになった。家族との会話が公開されるのだ。ツイッターだが、そこにリンクを張っている連中のところはどれも盗聴の内容で埋められていた。

ある朝、携帯の前で、

「オマエら、いい加減にしろ!何が楽しいんだ!」
こう、怒鳴ってみた。すると、
「さあ、今日なんと神のお声を頂きました。」
と、書いてくる始末なのだ。

電話の電源を切っていてもダメだった。また、友人に送ったメールの内容を読んだ感想をことごとく書かれる。
同級生で刑事の友人に相談をした。「考えすぎだ。そんな事例はない。偶々行動や発言がリンクしているんだろう。日本のデジタル電話の波形は解読できない。」と言う。会社の連中も真に受けない。

これだ。友人が死んだのは・・。誰にもこの犯罪を信じてもらえなかった、そして他人には相談できない、何か耐えがたいものを盗聴盗撮され、生きて行く力を奪われた。追い詰められたのだ。だから彼女は「もう生きて行けない」と言ったのだ。

そして、その集団盗聴盗撮の犯罪に気がついた私が次のターゲットになった。携帯の前でまた怒鳴る。

「オマエら殺人しておいて、またやるつもりなのか!」
「あれは違う。本当に事故だ。」
と、書いてくる。

その後、間もなく携帯を使うとき以外はバッテリーを外すという生活をした。しかし、
「それで逃れられると思うなよ。次の手がある。それがダメならもうひとつ手がある」
そんな生活が2年近く続き、私は心が弱ってきているのが分かった。初めてカウンセリングというものを受けることになる。

話を聞いてくれるので心は安らぎを覚えたが、精神薬を処方されてしまった。しかし、私はそれを飲まなかった。精神薬というのは、健常者が飲んでしまうと、脳への刺激で本当に精神病になってしまうからだ。

そんな中のコンサートツアーは本当に苦しかった。ホテルでの行動もすべて公開されるのだ。部屋に迎え入れたゲストの名前なども書き込まれる。自宅の仕事部屋に特殊なものが仕掛けられているのかもしれないと思い、ついに仕事部屋の壁を壊して大改造することになった。

2010年3月。改造の間、仕事場として西新宿のマンションの1室を借りることになる。ここがすべての始まりだった。大阪で知り合った柳田が、このマンションから歩いてすぐのところで生活をしていた。大阪のパブを止め、東京に引っ越してきていた。生活を構えて、もう10年ほどなるだろうか。時々電話では話をしていた。私は相変わらずの盗聴盗撮でヘトヘトになっていた。何よりも辛かったのは、誰も信じないということだ。

信じさせるためには証拠集めをするしかない。証拠はCD-Rに30枚ほどになっていた。私は一度だけ部屋で大声を出したことがある。自分でも驚くほどの声だった。これに反応すれば証拠となる。思った通り、その叫び声はサンプリングされて、今、大手ゲーム会社のゲームで使われている。あの時の自分の声だ。間違いはない。ゲーム会社はその事実を知らないだろう。

盗聴はひとりふたりの個人的なレベルではない。ある動画サイトのプログラマが中心となってやっているのだ。私は訴えを起こすために著名な弁護士を集めてもらった。しかし、今まで起こってきたことを手順良く説明するためには、どう説明すれば良いのか分からなくなっていた。それほど証拠が増えていたからだ。

「腕利きの弁護士らしいな。」
また書き込まれる。

ネットを見なければ良いと人は言う。しかし、見なくても24時間ずっと監視されていることは大きなストレスだった。自殺は肯定しないが、追い詰められたことによる発作的な行動は理解できる。部屋で独り言を言う。

「オレは死なないからな。」
するとすぐに、

「オマエは死なせん。」
と、書いてくる。

「オマエは死なせん」ということは、過去死なせたことがあるということではないか。西新宿のマンションでもそれは続いた。精神的に追い込むつもりだ。ある日、あらゆる盗聴サイトをネットで調べていたら、ショックなアプリがあった。

「Flexispy.A」フレキシースパイA。電話、メール。これらがすべて外部サーバーに送信されるというアプリ。携帯の持ち主は、これがいつインストールされているのかわからない。携帯電話やスマートフォン自体が盗聴盗撮機となるのだ。アンイストールはできない。それを仕込んだ者が記録したパスワードを打ち込まなくてはならないのだ。また同様に。

「SpyPhone」スパイフォン。などというのもあった。機能は同じだ。携帯を切っていてもマイクだけは生きているのだ。通信記録は一切残らない。これを封じるには、やはりバッテリーを外すしかなかった。

その後、新しい携帯を持ったが、電話を変えても番号が知られるまでに二日とかからなかった。私は、留守録を聞くときにバッテリーを装着し、話し終わると、また直ぐに外した。
携帯電話を使えない日々は不便だった。

「ごめん、この電話盗聴されてるから大事なことは言わないように。」
と、相手に伝えてから会話をする毎日だった。

しかし、それもつかの間だった。バッテリーを外しても、また始まったのだ。
「方法はあると言ったろう。」

火災報知器から観られているのではないかと思い、ブレイカーを落としてみる。調べてみると、火災報知器が盗撮器になっていることも珍しくない。目覚まし時計、ボールペン、コンセント、計算機、インターホンなどあらゆるものを疑った。

それでも、
「こいつ、何をさっきからうろうろしてるんだ?」
と、書いてくる。

観られてる。どこだ・・。

その日、私は盗聴機探索で有名な会社に連絡して部屋内を調べてもらうこととなった。翌日、来てくれると言う。この2年間の出来事から明日解放されるかもしれないという思いになり、波が引くように身体の力が抜けた。その日は水底の石のようになって寝た。

この西新宿の高層マンション最上階から景色を眺めていると、起こっている出来事など、どうでも良いと思えてしまいそうだった。しかし、「オマエは死なせない」「死ぬまで続く」と書いてくる。

夜中2時。部屋のベルが鳴った。モニターにはスーツを着た男と女が映っている。私は彼らを部屋に迎え入れ、これまでの2年間のことを大筋で伝えた。

「私ども、いろいろ忙しくやらせていただいておりますが、案件のほとんどはお客様が過敏になって引き起こす勘違いというケースが多いのです。」

「そうですか。それでも安心を得たいのでよろしくお願いいたします。」
「わかりました。」

男は鞄からパソコンと発見器を取り出した。発見器の先に長いアンテナを装備し、パソコンには受信したものが波のようになって映し出されている。部屋は2LDK。リビングだけでも100平米強あった。男は時々難しい表情を浮かべながら、隅から隅まで丁寧にアンテナを這わせる。約1時間かけて全部屋の探索が行われた。そして、

「心配いりません。盗聴器は掛けられておりません。」
自信を持った口調で男が言う。

やはり、盗聴は携帯電話で間違いなさそうだ。しかし、バッテリーを外している時も盗聴されていたのだ。その時だった。飯島の言葉を思い出した。パソコンのことだ。

「電源切ってても、遠隔で盗聴できちゃうんだよ。」
「パソコンだ・・。パソコンの中央上部に付いてるウェブカメラを遠隔操作されてるんだ。」

ネットで調べてみると、すでに被害は起こっていた。遠隔でカメラのスイッチを入れれば当然音声のスイッチも入る。スイッチが入った瞬間に、パソコンに付いてるカメラのレンズは青く光るのだが、光らないように設定できることも知った。

「それで逃れられると思うなよ。次の手がある。それがダメならもうひとつ手がある」
ようやくこの意味がわかった。携帯電話盗聴の次の手段だ。私は早速パソコンに付いているレンズにテープを貼って盗撮を塞いだ。セキュリティソフトは入れていたが、購入時の初期設定のままで細かな設定はしていなかった。

従来そういう作業は苦手なのだが、やらねばならないところへ来ている。ひとつひとつ設定をして行く。設定の最中に彼らがどう反応しているのか掲示板を見た。私が主に疑っていたところは、ある人物のブログとツイッター。そして、もうふたつのツイッターと、ある掲示板の5カ所だけだった。

リンクを辿って行けば、かなりの人数でやっていることだろう。掲示板では、
「隊長!Aが強力になって行っています!」

細かい設定をしていることを言っている。数時間かけて設定は終わった。その夜、留守録に友人からのメッセージが残されていたので、折り返し電話をした。いまの状況を伝えたのだ。

「そいつら暇だよねぇ。他にやることないんだろうね。」
友人は、盗聴しているやつらを挑発する。

私も同じように、
「ああ。いま弁護士を立てて訴えようとしてるとこなんだ。相手はもう分かってるから時間の問題だ。」

そんな話を続け挑発した。そして電話を切った後だった。掲示板では、

「緊急です!これより○○大会を開催いたします。ルールはいつもどおり。ターゲットに対し、いちばん早かったものが優勝です。」
と、書き込まれていた。

瞬時に思った。ターゲットとは私のことだ。

パソコンに何かあるのだと思った。私はマンションの管理人に連絡をし、サーバー会社の電話番号を聞いた。

「すみません。私○○マンションの○○号室に住む者なのですが、いまから回線に異常が発生すると思いますので記録をお願いいたします。」

「こちら記録などということはできないのですが・・。」

「とにかく、回線に何かが起きるんです。」

「はぁ?」

ダメだ。意味が伝わらない。私はすぐに繋いであったランケーブルを引き抜いた。

それから数時間、ひっそりとした部屋でソファに埋まった。朝5時に近づいていた頃だったと思う。時間も経った。思い過ごしかもしれない。私はパソコンの電源を入れた。そして、ランケーブルを接続してみようと思った。外はもう白々としている。日を跨いで気持ちに油断もあった。その時だった。

ケーブルを繋いだ瞬間にパソコンが飛んだのだ。

一瞬の出来事だった。画面は真っ黒になり、もうスイッチも入らない。やはり大会とはこのことだった。挑発したことが原因だ。その部屋には、壊されたパソコンと仕事用でネット接続をしていないパソコン。それと、非常用にもう一台のパソコンがあった。12インチの小型パソコンだ。

そのパソコンにケーブルを繋ぎ掲示板を見に行った。そこには、たった今祭りが終わった後のような空気が漂っていた。

「今回の優勝は○○さんでした。記録は○○秒です。おめでとうございました。」

掲示板は
「あー、また○○さんだ。おめでとうございます。」
「やっぱり、○○さんでしたか」
など、○○を讃える言葉で埋められていた。この掲示板では有名人らしい。

何故、私が危険を察知しランケーブルを即座に引き抜いたか。実はパソコンをこういう形で壊されるのは過去3,4回あったのだ。強い証拠となるページを保存すると、数時間後にパソコンが壊れる。毎回、壊れ方は同じだった。

また、CD-Rに証拠を焼こうとすると、アプリケーションが機能しなくなる。それらの現象はすべてネットに接続しているときに起こった。その後、大事な証拠を記録するときは、ランケーブルを抜いてからそれを行った。

そのときの○○大会の優勝者は○○というニックネームを使っている。誰しもニックネームを決める時、小さなことだが考えるものだ。そして一度決めたら愛着も沸く。○○が長い間そのニックネームを使っていることを知った。私はそのニックネームを筆頭に思いつく限りの言葉を並べた。検索をかけたのだ。

「○○、プログラマ、○○大会、優勝。」

他、ここでは書けないが3ワード。すると、わずかな件数がヒットした。そのひとつをクリックする。驚いた・・。

インターネットでは有名なIT企業の代表のブログなのだ。ポータルサイトも持っている若手実業家だ。そのブログに数個のリンクがあり、そのひとつをクリックしたら女性が書いているブログに入って行った。どちらも書いてある内容に手掛かりとなるようなものはなかった。

また、○○は別のサイトも持っており、そこには家族の写真などがコメントとともに掲載されていた。私は画像検索で彼の顔を片っぱしから確認した。彼のインタビューなどを読んでみると○○大会が行われていたその掲示板の創設者たちのひとりだったのだ。

そして、そこの掲示板には固定で存在していたことが判明した。やはりプログラマだったのだ。

私には一度顔を見るとなかなか忘れないという特技がある。その顔をしっかりと脳裏に焼きつけた。翌日、もういちどそのブログを訪れてみた。すると、そこにはこう書いてあったのだ。

「今日、朝方あいつが来てるんだけど何だろう。気持ち悪いな。何で解ったんだろう。」
その書き込みのコメント欄には、

「私のところにも来てるの。」
と、書いてあった。

確かに2カ所にしか行かなかった。私のIPアドレスを知っているのだ。私はそのページを仕事用のパソコンでネット接続し、ダウンロード後PDFファイルに変換し、パスワードを掛け保存した。大事な証拠だ。また何かあった時のために、スクリーンショット(画面写真)も撮っておいた。この代表が関与していることは間違いないと確信したからだ。

翌日、保存したPDFファイルをCD-Rに焼こうと開いてみた。しかし、開く際にパスワードを要求して来ないのだ。

「あれ?パスワードを掛けたはず・・。」
驚いたことに、開いたファイルは自分のパソコンに入れていた別の写真に入れ替わっていた。スクリーンショットも同様だった。全てが入れ替わっていたのだ。

昨日、保存したファイルがパソコン上のどこにも無い。

証拠保存後、そのパソコンのネット接続を外すのを忘れた。○○が危険を察知して、ファイルを取り戻しに来たのだ。パスワードを解読することぐらいはプログラマなら容易いことだ。

パスワードは6桁までなら、簡単に解読できる。そういうソフトもあるからだ。7桁からは、やや困難になる。パスワードは大文字小文字を含んだ12桁以上であらなければならない。12桁以上になると、数千万の投資費用がかかるからだ。その時私が打ち込んだパスワードは6桁だった。私はケーブルを外し忘れたことを悔やんだ。

その後も止まない盗聴盗撮。

ある日私はひとつの行動に出た。携帯とパソコンをすべて部屋に置き、ホテルで歌詞を書く作業をやってみたのだ。予約は公衆電話から。ホテルには偽名で泊まった。歌詞は捗ら(はかどる)なかった。彼らがどういう状態になっているのか、気になって仕方がなかった。

私は歌詞を書く作業を止め、朝方ベッドに入った。そのホテルは昼12時がチェックアウトタイムだ。カバンにはほとんど何も入れるものは無く、極めて軽装でフロントに向かった。一応、目立た無いよう帽子だけは被っていた。

会計を済ませ、正面エントランスの方ではないところから出た。タクシーを拾うために通りへ向かう。

その時だった。

斜め横から男が付いてきた。最初は気にしなかったのだが、あまりにこちらを凝視しているので振り返った。男は慌てて顔を背ける。私は顔を元に戻し、不意を突くようにもう一度振り返る。その時ついに目が合った。相手が目を逸らすまでほんの一瞬ではあったが、相手の顔を正確にロックしたのだ。
「あいつ○○じゃないか!」

先日、写真を纏めて(まとめて)見て脳裏に焼き付けたばかりなので、間違えることはない。

男は顎に手を当てたり、横を向いたりしかめ面をしたり、上を見たり・・。私はしっかりと確認していることを伝えるために、ずっと顔を見ていた。相手は顔を合わせようとしない。

普通、これだけ見つめられたら、誰しも気になってチラリと見返すだろう。十分視界に入っているからだ。歩道の真ん中に意味なく突っ立ってこちらを観察していたのに、こちらが見ている間、目を合わせようとしない。

私が帽子を被っていたので、確認していたのだろう。もう一度、目が合うのを待った。そして、ついに目が合った。私を見た。目が合うと、慌てて目を逸らす。○○の代表に間違いはない。私は睨みつけるように○○をずっと見ていた。

そしてタクシーに乗り込み、自宅ではなく西新宿のマンションに向かった。自宅のパソコンを全て西新宿のマンションに持って行ってしまっていたからだ。車中、考えていた。

「なぜ、居場所が分かったのだろう・・。」
謎はすぐに解けた。

夜中にホテルの部屋から携帯の留守録を聞いたのだ。それ以外の行動は無かった。そんなことにアクセスできるようなスキルを持った者は少ない。

今では位置情報を提供することなど、どこの会社でもやっているが、そのころはまだ数も少なく稚拙な機能だった、しかし、○○の会社は携帯端末などの位置情報を高度な技術で提供していた位置情報提供会社の草分け的な存在だったのだ。

私は部屋に戻ると掲示板を見た。そこには、昨夜私が居なくなったことで、捜索が行われていた書き込みがあった。

「Aの居所がわかりません。」

「誰か、何とか居場所を突き止めろ。」

「目黒に居る気配もありません。」

夜通し捜していたのだ。その代表と掲示板の者たちは別グループということになる。

翌日、私はパソコンの前でこう言った。
「顔も全部確認した。○○の社長か。パソコンを弁償するだけでは済まない。殺人も犯している。法的な措置に入る。」

脅しではない。今まで取り溜めた証拠の整理に入った。

そして、二日後

ツイッターでは○○が引退することを表明した。

そのツイッターでは○○がIT企業の代表であることは、はっきりしていた。何からの引退か分からないのだ。ただ「引退」という言葉を使って引退を表明している。私に素性がバレたことがショックだったのだろう。

「いやだ!なぜ引退しちゃうんですか?」

「もう、本当に止めちゃうんですか?」

など、書き込みは溢れた。若手アニメーターの集まるツイッターだった。

「オレは辞める。しかし、これからは君たちを裏から応援する。」
○○は、そう書き込んだ。

「情報は与えるから、これからもオマエたちはやれ。」
と、いうことだ。殺人幇助だ。

一方、○○大会が行われた掲示板では、
「この度○○さんが引退されました。いままでありがとうございました。」
と、書かれていた。また、

「引退はオマエの所為だからな。」

「そうだA。オマエの所為だ。」

「絶対に許さん。」

すべてが繋がった。掲示板の○○。ツイッターの○○。同一人物だ。IT企業○○の代表なのだ。

あれ以降今日までパソコンが壊されたことはない。
間もなくして、友人の刑事から連絡が入った。
「オマエの言うとおりじゃった。携帯盗聴を避けるために、オレたちも大事な会議の時は、携帯を会議室に持ち込まないようにという指示がでた。」

警察も情報を抜かれていたのだ。

例えば、ある集団に警察が踏み込むことになったとしよう。警察は、踏み込む日時の会議をする。それさえ分かれば、集団は一切の証拠を始末しておくことが出来る。未然に防ぐことができる。

ある日、私はすでに特定できていた別の犯人の○○のところへメールをした。○○がメールアドレスを公開していたからだ。

「今日は朝から気持ちが穏やかです。どうですか。遊びに来ませんか?住所はもうご存知でしょう?」
そう書いて送った。

普通であれば

「どちら様ですか?」
くらいの返信はするだろう。

無記名であったり、アドレスを伏せたメールではないのだから。何のリアクションもなかった。後に、彼は「(返信するのが)怖かった」と、語った。その経緯については後で紹介する。

しかし○○は、私からのメールを受け取った後、すぐに、

「なんと今日、涙が出るようなメールをいただきました。今更無理です!」
と、ツイートした。

あくまで偶然を押し通せるようにメールでの返信はせず、ツイッター上に書き込んだのだ。

しかし、もう無理だ。○○のことは早くから特定していた。○○は、盗聴で得た私と真澄の会話を、大晦日に予告放送したこともあったのだ。○○が予告をしていたのでCD-Rに保存してある。

私は弁護士に○○が中心人物だというメールを送った。そして、それから直ぐ、

「私はなんというか、ただ総合司会のような役なんです!」
と、書いてきた。

その時、弁護士に使ったメールはウェブメールだった。それも見られていたということは、モニタリングされているという可能性が高い。私は、自分のパソコンの環境設定にある共有モードを確かめた。すると、思った通り共有モードにチェックマークが入っていた。

私のパソコンの画面を遠隔操作で共有モードにされていたのだ。慌てて共有モードのチェックを外そうと試みたのだが、グレイアウト(白みがかること)していて外せない設定にされていた。

私のスキルでこれを外すのは無理だ。通常ならクリックひとつで「オン」「オフ」ができるのだ。それができない設定にされていた。そんなこともあり、私がどのページを観覧しているのか、誰にどのようなメールを書いているのかなど、すべてリアルタイムで見られていたことを知った。

「あれ」は偶然ではなかったのだ。「あれ」とは何度も起こった現象のことだ。私は、何度かウェブメールを使って、弁護士に彼らの実態、行為に証拠を添えてメールを書いた。通常、使用しているパソコンからのeメールは、サーバーにアクセスされ全てを読まれているという確証があった。

ウェブメールなら安全だと思っていたからだ。「これぞ、証拠だ」という、彼らにとって致命的なメールを5回ほど送ろうとしたことがある。そして、それを送信しようとした瞬間にメールがフリーズしたり、パソコンがシャットダウンするのだ。

決まって彼らの失態を押さえて書いた時のメールだった。また、弁護士のところへ証拠を添付したメールが、やっと届いた時のことである。送信した時間と受信した時間にズレがあった。そして、その添付ファイルが「どうやっても解凍できない」のだと弁護士が言う。

MacとWindows間であったため、私はそのファイルを両方で開くことのできる拡張子に変換して送った。開けられないはずはないのだ。確かめたところ、私が変換したものではない拡張子に変えられて届いていた。DATファイル。特殊な拡張子だ。

メールソフト「Outlook」から送信した場合に、時にそのような現象が起こることは発表されているが、私のメールソフトは、それではない。中継地点で何者かの手によってDATファイルに変換されたのだ。

グレイアウトした共有モードのチェックを外すには、パソコンをまたインストールし直さなくてはならない。何度やっても直ぐにハッキング、クラッキングされる。再インストールする気は失せた。

ある日、私は自分の携帯電話を切って、自宅の電話から自分の携帯電話に電話したことがある。通常であれば、すぐ留守録になるはずだ。すると、数回コール音がした後、何者かが電話に出た。

「オマエは誰だ!」
私が、そう怒鳴ると電話は切れた。これは盗聴チェックの方法だった。

インターネットの探偵サイトで、このやり方が紹介されてあったからだ。もう一度かけ直すと、今度はすぐに留守録になった。私が番号を掛け間違えたわけではない。短縮ダイヤルを使ったからだ。

また、厚生年金会館で「10daysライブ」をやっていた時のことだった。盗聴盗撮が激化していたので、心休まることができず、私は家ではなく、家から1分ほどのところに持っていたマンションで寝泊りをしていた。

ライブ9日目の時だった。その日の前日も、犯人を追いかけていたので朝になってしまった。一睡もしなかったのだ。そして、午前11時頃だっただろうか。マンションに1本の電話がかかってきた。

マンションの電話番号を知っているのは家族だけだった。スタッフが迎えに来る1時間ほど前の電話だったので、家族のモーニングコールだと思ったのだ。男の声だった。

「もしもし。」
「あのう、そちらはどなたのお宅ですか?」
と、言う。

「どういうご用件ですか?」

「いえいえ、大丈夫です。失礼します。」

「ちょっと、待ってください。どちら様ですか?」

「・・。あのぉ、私○○宅急便の配達の者なのですが、奥様が前回分のお支払いをされていないので、請求に伺いたいと思いまして。」

変だ。このマンションに電話がかかってくることが変なのだ。しかし、支払いをしていないとなれば、こちらも丁寧になる。

「ああ、そうですか。申し訳ありません。いくらですか?」

「○○円です。」
「わかりました。妻に確認いたしますので電話番号を教えてください。折り返しお電話差し上げます。」

この部屋に電話がかかってくるのは明らかに変であるため、相手の電話番号を聞き出そうと思い「こちらからかける」と、言ったのだ。

「番号を教えてください。」

「いえいえ、結構です。また配達の際に寄らせていただきますので、その時にいただきます。」

なら、なぜに電話をしてきている。自宅ではないところにだ。私がマンションを所有しているのを彼たちは知っていた。

ただ、部屋がどこなのかを知らなかったのだ。何らかの方法で番号を入手し、私の声と居所を探るための電話だった。それに気がついた私は続けた。

「折り返し電話をしますので、番号を教えてください。」

「いえ、こちらから電話いたしますので結構です。」

すでに変だ。「配達の際にいただきます」と言ったばかりじゃないか。私は続けた。

「妻に確認したいと言ってるのですよ。教えてください。」

「本当に、大丈夫ですから。」

「大丈夫ではありません。教えてください。」

相手は、こちらの剣幕に押されたのか、しぶしぶ番号を言った。

「○○○○-○072です。」

相手が苦笑い顔で喋っているのが伝わってくる。側に誰かいる気配もした。

「どちらの営業所ですか?」
「いつものところです。」

「『いつもの』では分かりません。どちらですか?」

「・・。○○営業所です。」

私はメモを取った。

「繰り返します。○○○○-○072ですね?」
「はい。そうです。」

やりとりから「この番号は嘘に違いない」と、確信した。そして、そのままその番号に電話をした。すると、すぐにアナウンスが流れた。

「おかけになった電話番号は現在使用されておりません。」

掛け間違えたのかもしれない。もう一度、確認しながら電話をする。やはり、同じアナウンスが流れた。私はネットでこの区域を配達している営業所を調べた。その営業所は、確かに存在したが配達管内ではなかった。私は、自宅の配達管内の営業所に電話をして確認した。そして、あった出来事を伝えた。

「いま、配達員が外に出ておりますので、担当員に確認後、ご連絡差し上げます。」
そして、翌日電話はかかってきた。そのような電話はしていないと言う。思ったとおりだ。

なぜ、私が電話をしてきた相手に、そこまでしつこく食い下がったのかには理由があった。聞き覚えのある声だったからだ。ある○○という集団は、ネットラジオをやっていた。そこでは私の日常の発言を取り上げて放送を行っていたのだ。

数回、聞いたことがあった。録音もした。そして、ある日を境に、その放送は不自然な行動をとった。私が、ラジオを聴こうと思いアクセスすると、聞き取れない小さな声でパーソナリテイに誰かが何かを告げた。そして数秒間、こそこそと耳打ちしているような音声が流れた。そして、

「みなさん、突然ですが今日の放送は終了させていただきます。」

アクセスをしたことに気づいたのだ。その後も、同じだった。私が、アクセスすると、放送は終了してしまう。そのラジオで喋っていた人物と担当員と名乗って電話してきた人物の声が同じだったので食い下がったのだ。

その日、そのネットラジオを聞いている者たちが並行して書き込んでいるスレッドを見た。前日の書き込みが残っていた。配達員と名乗った者が電話をしてきた時間帯の書き込みだ。

「だから、やめておけって言ったろう。」

「バレてやんの。」

「いくらなんでも、突撃はマズイだろwww」

放送中ではない時の書き込みだ。私とのやりとりを、仲間内にはリアルタイムで聞かせていたのだろう。妻に未払いのことを確認したら、実際その事実はあった。彼たちは妻の電話も盗聴していたのだ。彼たちは、このゲームのことを「狩り」と、呼んでいた。

彼たちの仲間内の歌手が活動していた。初めてそのPV(プロモーションヴィデオ)を観たときに嫌悪感を覚えた。私は、そのPVが気になりダウンロードした。そして何度も再生した。そのPVは文字を効果的に使ってあったが、その文字が気になるのだ。

私は、そのタイトルをアルファベットで書き出して、その書かれたモノを今度は逆から読んでみた。唖然とした。死んだ女性のイニシャルから始まる読み方になっている。そして、彼女の部屋が「○Hズバリ狩り区」と読めるように書かれている。それが、タイトルになっているのだ。

楽曲自体はポップな仕上がりになっていた。しかし、PVの後半にどう受け取っても、意味のない静止画像が差し込まれている。私は、そこを拡大して何度も観た。そこには女性の裸体が小さな写真で並んでいた。コマ送りのようになって挿入されていた。明らかに盗撮写真だ。

そのシンガーと殺人集団の関係は歴然としている。

そして、間も無くそのPVは作り直された。現在そのPVは写真の部分だけをカットされたものがウェブ上にある。私がコピーしているのは、編集前のPVだ。これは6年間取り溜めた証拠の一部にしか過ぎない。

いったいどれだけの人数が集まり、「狩り」ゲームをやっているのだろうか。殺人を犯してしまったことを知られたことに、彼たちは怯えていた。

私が、いつ誰にそれを喋るのか恐れていたのだ。そのため交代制で24時間私を監視していた。そして、それはやがてゲームのようなモノに変化して行った。盗聴盗撮は2008年から2014年までの6年間続いた。当時、私は過度のストレスに陥り、生活スタイルはすっかり変化していた。

http://togetter.com/li/923645  ← 10盗聴より転載

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盗聴盗撮グループと闘って2年以上経ってから、ASKAさんは覚醒剤に手を出すことになります。そして2014年5月17日、彼は覚せい剤取締法違反で逮捕されたのです。

ASKAさんは留置場の取調室で、1996年ロンドン公演打上の際、初めてドラッグのMDMA(通称エクスタシー)を使用したこと、覚せい剤に手を出したきっかけ、盗聴盗撮グループのことなど話しました。

しかし、盗聴盗撮被害は妄想と受け取られ、精神薬投与を受けることに・・・・。そのため、裁判中に思考がまともに働かなかったようです。2014年9月に懲役3年、執行猶予4年(求刑懲役3年)の判決を受けました。

http://www.nikkansports.com/entertainment/news/1590596.html

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2016年1月10日、ASKAさんからのメッセージ
今回、私が掲載した文章はいろいろな憶測を呼んだ。ネットでは、私のことを「統合失調症」と判断している方々も多くおられたが、私は主治医から「あなたは統合失調症ではありません」と診断されています。

10日当日、パソコンにログインしてみたらログインできない。3年間作り続けた50曲を超える楽曲がすべて削除されていた。遠隔操作でパスワードを変更され、ログインできなくされてしまったのだ。

今、業者にデータを回復してもらうよう発注しているところだ。プログラマがやることだ。おそらくデータ回復は無理だろう。私は、皆さんに「1年間で最低でも2枚のアルバムを発表する」と、約束した。それが、できなくなったことの現実とお詫びを申しあげなければならない。

私のブログが削除されたことは、皆さんはご存知のことであろうが、メディアからは「事務所や家族が削除をした」と書かれた。「親しい音楽関係者」の発言だと言う。まだ、そんな手を使うのか。ブログを削除したのは「はてな」だ。

今日、11日。再び「はてな」に別アカウントで、起こった出来事を記述した。しかし、10分もみたないうちに削除された。

外付けの「タイムマシン」に49曲までは、保存しておいてあるのだが、USBケーブルが繋がったままだったので、それらも削除されている可能性は否めない。

今、私は50曲を1から作り上げる気力はない。犯人はわかっているのだが、プログラマというのは、他人のパソコンに侵入した後は、足跡を残さないようすべてを消すことができる。なので証拠がないのだ。これを読んだ皆さんが、犯人が誰であるかを推測して頂きたい。

また、通常使用していた「Macアドレス」のパスワードも変更され、現在メールができなくなっている。彼たちは、私へ宣戦布告してきた。私は、書いた。もし、そのようなことをした時には犯罪の事実を公表すると。近々、その事実を公表する。みなさん、ここを注目して頂いてもらいたい。  ASKA

2016年1月12日、ASKAさんからのメッセージ
明朝、私が「はてな」で書いたブログが削除された。明確には覚えてはいないが、私が、書いたものをチェックしようとしたら「このブログは存在しません」と、いうような画面が現れた。ものの10分もしないうちに削除されたのだ。スクリーンショットを撮っておけば良かったと後悔している。

私は、直ぐに「Amebaブログ」と「Yahooブログ」に、「はてな」で書いた内容とほぼ同じものを、書いた。そして、今日「はてな」のブログを観覧したら、削除されたものが再掲載されていた。

これは、私見なのでトラブルを避けるために「一応」と書いておくが、「Ameba」と「Yahoo」で、私が書いたものを発見した「はてな」が、慌てて再掲載したのだろう。なぜなのか、これ以上書くつもりはない。

昨日のブログでも書いたが、3年間作り続けて来た50曲もの楽曲が、何者かの遠隔操作で、すべて削除されてしまった。今は、その楽曲が業者によって復元されることを祈るばかりだ。復元に成功できなかった場合、また1から作り直す気力が今の私にはない。

「盗聴盗撮犯」か、どこかの会社に帰属する「プログラマ」の手によって行われたことは間違いない。パソコンのログインパスワードまで書き換えられてしまったのだから。先日、発表したブログによっての本(文章)も「はてな」に削除されてしまった。これから、その理由を「はてな」に問い合わせてみるので、その回答はここで紹介したい

それから、どうしてもお伝えしなければならないことがある。今回の、私の逮捕劇を策略したのは、サザンオールスターズの所属する事務所のアミューズだと密かに書かれてしまっている。アミューズのような立派な会社が、そんなチンケなことをすることはない。

あれは、C&Aファンとサザンファンを対立させるためにやったひとりの心無い愉快犯の仕業だ。今後、それをやり続けるのであれば、匿名ではなく世間に名前が知られることになることを忠告しておく。桑田さん、いつまでも私たちにあなたの天才ぶりを見せつけてください。  ASKA

2016年1月13日、ASKAさんからのメッセージ
只今、連絡が入りまして、99%の確率で消えた50曲の音源や歌詞の復旧が成功したようです。外付けのハードディスクには、12月までの音源が残っていました。ログインパスワードだけが遠隔操作で変えられていたようです。相手は、もう分かっているのですが、足跡は残していないでしょう。もちろん、プログラマを呼んで犯人の追跡はしますが、相手もプロなので特定することは難かしいでしょう。やれるところまではやってみます。ご心配、おかけいたしました。

ネットでは、犯人が私へ行ったクラッキング(システムへの不正侵入)を茶化すような書き込みと思われるものが氾濫し始めていますので、警告通り取り溜めた証拠の一つを公開しようと思っています。が、しかし、それは危険だというアドバイスもありますので、もう少し時間をください。他の証拠は裁判用のものであらなければなりませんので、ここでの公開は控えます。急に、元気になりました。おやすみみなさい。

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ASKAのブログを発見  やはり被害者だった

2016-11-29 16:27:56 | 思想、哲学、宇宙論
2016-07-15 13:18:15

テーマ: ブログ

ASKAです。

みなさんには、本当にご心配おかけいたしました。既に、週刊誌やネットでご覧になられていたでしょうが、実は、盗聴盗撮の事実に懐疑になった周囲によって、覚せい剤の後遺症であると判断され、医療保護入院という国が定めたシステムにより、入院をさせられてしまっていました。本当に、病気だと思ったのでしょう。早く治療を受けさせなければと考えたのでしょう。

その行為には恨みも何も生まれてはおりません。



盗聴盗撮は本物です。巷では横行しています。皆さんも、気づかれていないだけで、被害に遭われています。ネットでは、精神科の医師の発言により、僕が精神病、統合失調症のように書かれていますが、彼らは、現代のテクノロジーについて行っていないだけです。まぁ、盗聴盗撮集団の思惑どおりに事が運んだということになります。実は、このブログをUPするのは4回目のことです。7月14日、お昼の2時頃に1回目をUPしたのですが、グーグルやヤフーの検索エンジンには、引っかからず、誰の目にも止まらないよう設定されていました。その後の2回もそうでした。検索エンジンは、5分も満たないうちに作動するものです。ブログのタイトルに「ASKA」という文字が現れると、そうなるように設定されていたのだと思います。なので、今回は「けれど空は、空は青」にしてみました。



6月15日。退院後、盗聴盗撮集団の行った遠隔操作によって、僕の所有しているパソコン、スマホの全てのパスワードは書き換えられてしまってました。取り戻すのには大変な時間を費やしました。1月に書いたブログも、全部削除されてしまってました。昨今、多くの芸能人の多くが、このような被害に遭われていることはご存じのことでしょう。



入院生活は過酷でした。4ヶ月の入院生活では、最初の10日間、部屋に鍵がかけられ、自由を奪われました。その後、やることのない僕は、筋トレに励み、今では「SAY YES」のころの体重に戻っています。

入院3ヶ月を過ぎた頃、僕が正常であると確信したある弁護士らによって、救出してもらったのです。しかし、医療保護の名の下には、直ぐには解放とはならないのです。弁護士の勧めにより、更に1ヶ月間九州の病院に転院しました。



そこでは、面談において、その場で「病気ではない」と、診断されましたので、医療保護が解け、自由な生活をいたしました。やっと、疑いが晴れたのです。



僕が「700番」を公開した直後、ネット上の全ての証拠は削除されましたので、現在痕跡はありません。しかし、僕は多くをCD-Rに記録して有りますので、集団の証拠隠滅は無駄な努力です。



九州の医師には、証拠を見せました。



「・・。 こんなことが起こってたんですね。驚きしかありません。」

「これが、今の世の中の実態です。僕のように盗聴を訴えて、病気にされている人たちが、全国にはたくさん居ると思います。」



ネットでは、僕がモンスターハンターのゲームを勘違いしているなどと、書かれておりますが、そんな分かりやすいことに6年間も費やすことはありません。彼らが、モンスターハンターのゲーム用語を使用してやっていたのです。カモフラージュです。



また、僕の声を使用したゲームソフトも入手いたしました。



6月の終わり、ある○○会社社員の目の前で、ログインパスワードが書き換えられました。これは「キーロガー」というソフトです。そのウイルスソフトを仕込まれていると、パスワードを書き換えても、一瞬のうちに相手に情報が送られるのです。



「相当の集団ですね。ウチのプログラマでは対抗できません。」



このできごとは、僕にとって追い風になりました。証人が増えて行ったからです。彼らは、やりすぎたのです。

体制は整ってきました。また、週刊誌では、僕が「奇声を上げていた」と、ありましたが、真っ赤な嘘です。



この6ヶ月間の経緯については、近いうち皆さんに報告をいたします。

ありがとうございました。



注) このブログには(おそらく)継続性はありません。 ASKA

ASKAがブログで集団盗聴盗撮ストーカーの証拠を公開しようとしていた

2016-11-29 14:04:57 | 思想、哲学、宇宙論
http://inouegaku.com/aska-blog


削除されたASKAのブログ内容とは?

ASKA

削除されたブログの冒頭はこのような文章から始まりました。


みなさん、お久しぶりです。ASKAです。



この度は、私を信じてくれていた皆さんを裏切るような行為をしてしまい、深く深く反省しております。



本当に申し訳ありませんでした。心から謝罪をさせていただきます。



事件から約1年と半年が経ちました。



溢れかえったマスコミ報道の洪水の中で、私を愛してくれたみなさんがどれだけ苦しまれたかを思うと、胸の痛みは最大限に達しております。



今回、私には何があったのか、どうしてそうなったかをお伝えしようと思いました。

ここから怒涛の長文が始まるのですが、物語風?でブログは書かれており、1つの読み物として成立しています。



これが本として出版されてもおかしくないレベルですし、内容が内容だけにこれは本当に世に出していいものなのか?という印象を受けました。



だからこそ、関係者はすぐに削除したのですが時すでに遅しですよね。


項目9の「飯島愛」のブログ内容

iizima
2008年に肺炎でなくなったと言われている飯島愛さんですが、ASKAさんと飯島愛さんは友人関係でもありました。



長電話でお互いに仕事のことで相談したり、プライベートでも親交が深かったのです。



ブログでは「飯島愛」というイメージがあまりよくないと本人が感じていて、気を使っていたのか、ASKAさんには「私と親交があるのは公にしない方がいいよ」という感じで話していたそうです。



項目9の「飯島愛」では一部分ですがブログではこのように書かれています。


彼女の人の心理を読み取る力や洞察力など、本当に驚かされることが多かった。芸能界を辞めることを考えていたときなどは3時間以上説得したものだ。



「私、ほらこれと言って何も芸があるわけじゃないでしょ。今だけというか、今ギリギリなんだよね。マジもう飽きられるから。」



「オレは、飯島愛のポジションって他に居ないと思うんだよね。いいじゃん、好きなこと言ってりゃ。もったいないって。」



「いえいえ、これからは実業家よ。」



「愛ちん、何するんだ?」



「例えば、飯島愛のポルノショップって面白いと思わない?」



「そんなの芸能活動続けながらできるじゃないか。」



「いえ、本気でやるのよ。タレントショップみたいのじゃないんだから。」



彼女は自分でも言っていた。



「私、学歴は無いけど、知恵で勝負だから。」



本当に頭の回転の速い人だった。



中学時代には都内の実力テストで11番になったことがあるということも話してくれた。そんな彼女から楽曲の依頼があった。



著書「プラトニックセックス」が映画化されるという。その中で主人公が愛して止まなかった曲という設定で、サウンドトラック用のインストルメント曲が欲しいという。



「なんか、いろいろ聴いたんだけど、これっていうのがないのよねぇ」



「出来れば新曲が良いんだけど、いまある曲でも構わないから何か無い?バラードで、アカデミックな曲が欲しいんだけど。」



「どのくらい時間ある?」



「もう撮影に入っちゃうから、直ぐにでも欲しい。」



「新曲っちゃ新曲なんだけど、次のシングルに決まってる曲があってね。



その曲のメロディが気に入ってて、インストを作りたいと思ってたところなんだけど聴いてみるかい?」



「じゃ、それ頂戴。」



「聴いた方が良いだろ?」



「良くなるって勘がするのよ。決まりそれ。」



「事務所や監督と話した方が良いんじゃないか?」



「とにかく決まり。私が決定だから。それから、クレジット隠さない?」



「なんで?」



「飯島愛と友達ってカッコ悪いと思うのよね。」



「そんなことない。むしろオレは尊敬してる部分が大きい。堂々と言えるな。」



「いや、隠した方が良いって。アーティストイメージ良くないから。」



「あはは。分かった。プロデューサーは愛ちんだから任せるよ。」



こういう経緯でCHAGE&ASKAの「C-46」という楽曲は、映画「プラトニック」のメインテーマ曲「from silence」となった。



アーティスト表記は当時ツアータイトルであった「NOT AT ALL」にした。

真相はよくわかりませんが、この内容が真実ならば凄い内容ですよね。



ネット上で、これは「ASKA本人が書いてものではない!」とか言われています。



もしASKA本人が書いたものではないとしても、ここまで書けるのはある意味では凄いことですし、想像力の豊かな人です。

項目10の「盗聴盗撮」のブログ内容

この項目の「盗聴盗撮」の内容が真実ならば相当やばい事件です。



その一部分はこのように書かれています。


ある日のことだ。情報を元にネットサーフィンをしていたら、気になるページがあった。



私が、その日に電話で喋ったことや、行動に酷似したことが、克明に書かれているのだ。毎日、毎日それは続いた。



電話の内容などはすぐに書き込まれていく。偶然だとは思えない。



「盗聴・・?」



周りに話しても誰も信じようとはしない。誰かに監視されている。



そんな時、ロックダムの社長尾崎が私の部屋に来た。



大事な話をする前に、現在の状況を伝え、お互い携帯電話の電源を切ってからテーブルに着いた。2時間ほどの会話だった。



翌朝、携帯にメッセージが入っており、その留守録を聞いてみた。するとそこには、前日尾崎と打ち合わせしていた会話が残されていたのだ。



「これ、オレたちだ!」



昨日の会話だ。第三者にも確認してもらった。



「これ尾崎さんの声じゃん。」



あの時電話は確かに切って合ったので、ふいに電話の録音ボタンを押したとしても機能するすはずがない。



着信履歴を確かめると、見覚えのない番号があった。午前8時頃の着信だったと記憶している。

実は飯島愛さんの家にも盗聴が仕掛けられていて、ASKAさんはその相談にも乗っていたそうです。



知り合いの刑事を紹介し、一緒にASKA持参の盗聴器で飯島愛さんの部屋を調べたのですが、結局盗聴器はなかったようですね。



盗聴器のストレスで飯島愛さんは2日間寝ていないこともあり、とにかく盗聴器はないから安心して寝なさいと促したそうです。



それから、半年後に飯島愛さんが亡くなったことを知ったASKAさんは、親友を失い悲しみましたが、今度は自分自身に盗聴盗撮の不安が襲いかかったのです。



ブログでは盗聴相手を特定し、追い詰めた経緯まで書かれていますが、ここまでくるともうこれはブログではなくて小説ですよね。



一部分ですが内容はこんな感じです。


ある朝、携帯の前で、



「オマエら、いい加減にしろ!何が楽しいんだ!」



こう、怒鳴ってみた。すると、



「さあ、今日なんと神のお声を頂きました。」



と、書いてくる始末なのだ。電話の電源を切っていてもダメだった。



また、友人に送ったメールの内容を読んだ感想をことごとく書かれる。同級生で刑事の友人に相談をした。



「考えすぎだ。そんな事例はない。偶々行動や発言がリンクしているんだろう。日本のデジタル電話の波形は解読できない。」



と言う。会社の連中も真に受けない。これだ。友人が死んだのは・・。



誰にも信じてもらえなかった、そして他人には相談できない、何か耐えがたいものを盗聴盗撮され、生きて行く力を奪われた。追い詰められたのだ。



だから「もう生きて行けない」と言ったのだ。その集団盗聴盗撮の犯罪に気がついた私が次のターゲットになった。



携帯の前でまた怒鳴る。



「オマエら殺人しておいて、またやるつもりなのか!」



「あれは違う。本当に事故だ。」

と、書いてくる。



その後、間もなく携帯を使うとき以外はバッテリーを外すという生活をした。しかし、



「それで逃れられると思うなよ。次の手がある。それがダメならもうひとつ手がある」



そんな生活が2年近く続き、私は心が弱ってきているのが分かった。







集団盗聴盗撮ストーカーに宣戦布告!



最後の締めでブログにはこう書かれています。


盗聴盗撮集団に告ぐ。



私は、君たちがいちばん恐れていることを、この本の中では書かなかった。書かないであげたのだ。



命拾いしただろう?



いますぐ、私への行為を止めなさい。止めないのであれば、君たちの犯した事実を世間に公表することになる。



そうなれば警察も再捜査に乗り出すだろう。



証拠?



私が6年間取り溜めた証拠の中のひとつの写真を公開しようか?と、思ったが寸前のところで思い止まった。



先ほど、一度は証拠の写真を貼り付けたのだが、窮鼠猫を噛む状態になることは私も望んでいない。



なので、今それを削除した。君たちが私のことを語り合っていた盗聴の完全なる証拠となるスレッドだ。



同じURLで違う内容のものが存在している。



私が、コピーをした直後に君たちが慌てて内容を書き換えたものだ。



私は、君たちの組織のスタッフのひとりを見つけ出し、それを見せた。



彼は絶句していた。「こういうことは絶対にありえない」との証言も得ている。



その書き込みは両スレッドともダウンロードに成功している。



君たちが行った証拠隠滅だ。覚えはあるだろう?(私への報復を)やれるものならやってみればいい。



脅しは性格上本意ではないが、君たちが続けるのであれば、私も行動に移せざるをえない。



私は、君たちに時間を与えるつもりはない。この場で直ぐに止めることを強く要求する。



これは最終警告だ。 ASKA

このブログがASKA本人の書いたものではないとすると、一体誰が書いたのでしょうか?



目的は?



ASKAさんの現在の心境は?



いろいろと気になるところですが「この削除されたブログは私が書いたものでない!」というコメントが、ご本人からないことからもこれは真実ですね。



飯島愛さんのこの削除されたブログの内容の真実味が、ますます増えていくのは間違いなさそうです。


............



こんなことも書いてあったそうです。


盗聴盗撮は覚せい剤を知る2年以上前から始まっていたからだ。盗聴盗撮グループにとって、私が覚せい剤を始めたのは好都合だった。すべて妄想で片付けられてしまうからである。



ユクスキュル『生物から見た世界』

2016-11-27 16:52:49 | 思想、哲学、宇宙論
http://d.hatena.ne.jp/sakstyle/20060310/1141968784



ユクスキュル『生物から見た世界』

ユクスキュルの著した、環世界論についての一般向け啓蒙書

「環世界」とは、客観的なものである「環境」から各生物が切り取った、主観的なものである。あらゆる生物はみな、それぞれが別々の環世界に住んでいることを、様々な具体例を示して教えてくれる。

環世界論は、デカルトの心身二元論に基づく生物機械説へのアンチテーゼとしてある。生物を客体として捉えるのではなく、主体として捉える考え方。タイトルにあるとおり、「生物から見た世界はどうなっているのか」を問題とする。

主体にとって、客体は知覚標識と作用標識の担い手である。主体は、知覚標識を知覚器官で捉え、作用器官で知覚標識を作用標識へと変える。つまり、環世界とは主体が発見すべき標識によって表記された世界であり、標識を持っていないものは存在しないのである。

環世界論の中では、空間や時間ですら自明のものではない。空間も時間も、各生物ごとに別々の基準を持っているのであり、人間のもつ空間や時間の概念はほかの生物にとっても同じように機能するとは限らない。例えば人間は、三半規管に基づく3つの座標系を持った作用空間と視覚に基づく視空間、そして触覚に基づく触空間を持つが、作用空間だけで視空間を持たない動物もいる。また、作用空間は人間でも個人差を持っている。また、時間に関して言えば、人間は18分の1秒以下の刺激は感知できない。しかし、時間の分解能がさらに細かい動物もいれば、荒い動物もいる。カタツムリは人間から見るとゆっくりとした動きに見えるが、カタツムリにしてみれば自分の動きは別にゆっくりではないのだ。

このような、時間の分解能の差が時間感覚にも差を与えるという下りは、なんとなくイーガンSFを想像させた。イーガンSFでは、自らをコンピュータ上に走らせている人間は、コンピュータの性能の差で時間感覚にも差が出る。

さらに、環世界論では、「環境」の中にある標識にいろいろなものが付け加えられていく。

例えば、縄張り。ほかの生物には全く感知できないが、しかし当事者たる生物にとっては縄張りの境界線はしっかりと感知される。同様なものには、ほかに仲間などもある。鳥には刷り込み現象があるが、刷り込みの後は、仲間か否か親か否かに関して何らかの標識を感知しているのである(ユクスキュルはローレンツと同時代人で、ローレンツも環世界論には関心を示していたらしい)。

他に、作用トーンや探索トーンといったものがある。トーンというのは、主体が客体に与える意味づけのようなものである。人間にとって、椅子は座るという作用トーンを、テーブルはものを置くという作用トーンを持っている。だが、犬にとっては椅子もテーブルも上に乗っかれるという作用トーンを持っているかもしれない。また、同じものでも状況によっては異なるトーンを持つこともある。

さらに、こうした環世界の中では、あるはずのものが見えなかったり(探索トーンと実物がかけ離れていると、探索トーンに引きずられて実物が見えない)、ないはずのものが見えたり(渡り鳥は自分の渡りのルートが「見え」ている)する。それは、個々の主体にとって意味のあることなのである。

ユクスキュルの環世界論はカント的で(本人も「カントの学説を自然科学的に活用しようとするものである」と述べている)、客観的なものである「環境」は永遠に認識されることがない、と考えている。また、「環境」というのは各々の環世界を重ね合わせたものでもない。ユクスキュルは、例えば天文学者には天文学者の環世界が、物理学者には物理学者の環世界があって、しかしそれらの環世界同士を組み合わせても、互いに矛盾してしまってうまく統合することはできないと考えている。

具体例が豊富で読みやすい

発行年が1934年なので、元素の数を92個と言っていたり、エーテル波(!)という記述がいくつか出てくるが、それはそれでまた面白かったりする。

ちなみに、原題の訳は『動物と人間の環世界への散歩』で、1942年に『生物から見た世界』という題で邦訳される。今回読んだのは、2005年に出た新訳版。


共産主義者の考えている意識とは

2016-11-27 13:41:35 | 思想、哲学、宇宙論

3、意識は物質を反映する

意識は社会的なもの

以上に述べたことによって、われわれ人間が持っている意識の働きは、無生物にさえ備わっている、環境を反映するという性質が最高度に発展したものだ、ということが分かったと思います。
意識は確かに、一面では個人的なものです。 われわれは他人の意識を覗いて見ることはできません。
他人の表情をみて、怒っているな、とか、喜んでいるな、とかいうことを推察できるだけであって、他人がなにを意識しているかを正確に知る手段をわれわれはもっていません。 そういう意味では、意識は確かに個人個人に属している内面的な事柄です。
しかし他面、意識はその起源からいって、社会的なものなのです。
自分ひとりにしか使えない道具というものはないので、道具を作るということはそもそも一つの社会的な行為でした。
ことばの場合はもっと明瞭に、互いになにごとかを伝えあうという社会的な場面で生まれました。 この点からみるならば、意識はそもそもの始めから社会的意識として生まれたものなのです。

意識をまったく個人的なものとだけ考え、わたくしという一個人の意識をもっとも確実なもの、根本的なものとしてとらえ、このように解せられた意識から出発してあらゆる問題を解決しようとしたものが、例えば、近世のはじめの哲学者デカルト(1596-1650)でした。
意識のこのようなとらえ方は、いろいろに変形されながら、現代の観念論哲学のなかに根づよく残っています。
これに反して、弁証法的唯物論は、意識がそのそもそもの起源からいって社会的なものであることを重視し、個人的意識よりもむしろ社会的意識により多くの注意をむけます。

さて、意識は常に、なにものかについての認識です。
この「なにものか」というなかには、いま現におこっている自然現象や社会現象はもちろん、過去のできごと、過去の体験(それについての記憶)も、将来おこるであろうことへの期待や予想も含まれます。

現にいま目の前にあるものが物質であり、それについての意識が物質の反映であることは言うまでも有りません。だが更に、過去の体験というのも、過去におけるなんらかの物質的なものについての意識であり、それがいま反省という意識の一つの働きによって現在の意識に呼び戻されているのですから、やはり、間接的にではあるが、物質の反映です。
将来起こるであろうことへの期待というのも、現にある物質的なものがわれわれの意識に反映されており、その物質的なものが将来変化するであろうことをわれわれが期待するのですから、やはり物質的なものの間接的な反映なのです。

例えば、われわれが社会主義化された日本を期待するということは、現存している資本主義的な物質的社会関係(生産関係)を意識内に反映していると同時に、この社会関係の持っているさまざまな欠陥をも反映(意識)しており、したがって、このような欠陥の除去された社会関係が実現されることへの期待がわれわれの意識内に生まれるのです。
このようなことは、さきに述べたように、原始的な道具をつくる場合にも既に見いだされたことです。
目の前にある材料としての石は、まだ道具として使うのに適した形をしていません。そこに感覚されている石には、道具に適した性質(例えば、先が尖っていること)がまだ欠けています。

単なる感覚とは違って、いま現にあるものを反映するだけでなく、そこに欠けているもの(いまだ存在しないもの)があるということをも反映できるということが意識の重要な特徴であり、単なる感覚よりも意識がすすんだもの、高度なものである所以なのです。
この機能があったからこそ、原始人は材料としての石を加工して原始的な石器をつくることができたのであり、またこのような労働をとおして意識の前述の機能が発展し、多様で複雑な事柄についてもまだそこになにが欠けているかを意識できるようになってきたのです。

現存するものの反映をとおして現存しないものを意識するという意識のこの機能は、まだ欠けているものを存在させるようにするという実践行動へと人間を導きます。その意味で意識がはたす積極的な役割りについては、次回に更に詳しく述べましょう。






>興味深い内容ですが、環境を反映するというのは、ちょっと違うと思います。

環境にある無限の情報をいちいち反映していたら、情報処理が追いつかず、

敵を認識する前に殺される危険があります。

意識は環境情報の一部を選択し、再構成することで、効率よく環境を認識しているのです。

反映という受け身なものでなく、もっと能動的なものです。



参考動画

https://www.ted.com/talks/donald_hoffman_do_we_see_reality_as_it_is?language=ja

共産主義と宇宙人

2016-11-26 20:56:39 | 思想、哲学、宇宙論
共産主義が失敗するのは、人間が利己心や欲望を制御できないことが

原因の一つだと思います。宇宙人のように意識を進化させてからでないと

必ず失敗すると思います。









HEBは競争をせず、平等に分かち合う

ニール  HEBと私たちは、他にどんな違いがありますか?

 神   彼らは、競争をしない。

     一人が失えば、全員が失う事を知っている。

     だから、「誰かが勝利し誰かが敗北するのが娯楽だ」と人々に教える、スポーツやゲームを
     考案しない。

     彼らは、すべてを分かち合う。

     希少なものを隠しておこうなどとは思わず、それどころか希少だからこそ分かち合う。

     HEBと地球人の違いは、『豊かさの意味』だ。

     HEBは「利潤」などは必要とせず、無料で分かち合い、それで豊かになったと感じる。

     あなた方の文化の原則の一つは、『適者生存』だ。

     これが指針となっており、社会の根幹にある。

     ところがHEBの原則は、『すべては一体だ』という事だ。

     だから適者生存は、有り得ない。

ニール  私たちはそれを、共産主義と呼びますね。

 神   あなた方は、他を犠牲にして進むことを許さないシステムを、頭から否定する。

     「利益を全員に平等に分配するシステムは、自然の秩序に反する」と言う。

     ところがHEBの文化では、平等な分かち合いこそが、自然な秩序なのだよ。

(『神との対話3』から)



アイヌ人音楽グループ モシリ

2016-11-26 15:46:42 | 思想、哲学、宇宙論
以前名前を紹介した、アイヌ人音楽グループのモシリの動画をついに発見しました。

これはすごいです。神 『唯一の生命エネルギーの場』 を身近に感じさせます。











すべての魂は混ざり合っており、あなたはすべてと1つである
    
     

     あなた方が魂と呼ぶ「生命エネルギーの場」は、創り出した物体を包み込み、
     そこからどこまでも伸びていく。

     
 
     たった1つの魂(唯一の力の場)は、智恵や知識を持っている。

     たった1つの魂は、すべての知識・データ・経験の宝庫であり、すべての源泉だ。

     

     あなた方は、このたった1つの魂(生命エネルギー・創造のエネルギー)である。

     あなた方には境界は無いし、すべてと一体だ。

     「あなた方は、世界のすべてと1つである」というのは、単なる理論ではなく、
     文字通りの真実だ。

     (『新しき啓示』から抜粋)






地球に残る者、去る者

2016-11-25 14:44:24 | 思想、哲学、宇宙論

http://gelyumenikki.cocolog-nifty.com/blog/2011/11/post-a6f7.html



先週から上下巻で読んでいる本がある。

「黎明」葦原瑞穂著 2001年太陽出版刊

ネット書店で書評を読むと、絶賛する声が多い中で僅かながら疑問を呈する書評も見られる。

自分で読んでみてなるほどと思った。スピ的情報の集大成的内容で大変よく纏まっているのだが、文章が冗長。
著者御自身のオリジナル体験も所々に載っている一方、自身の悟りなのか他者情報の解説なのかが判然としない。
明らかな引用部分は確かに出典を附してはいるのだが、独自の用語や概念があり章によっては一気に読むのに骨が折れる。
従って興味を覚える章を優先的に読んでいる。

今回は、すでに過去記事でも取り上げている、地球の波動上昇に伴って人間がどうなって行くかというテーマ。
「地球の変容」という章に興味深く語られていたので、引用転載して紹介したい。

「浄化の作業が完了して、地球のヴァイブレーションの総体が物質体を維持できる臨界点に達し、地球はその表現領域をエーテル・レヴェルに移行します。幽界はこの時点では既に相対的に高い波動領域を残して消滅しており、(地球は)最終的には各波動領域の媒体が、その時の地球人類の意識の総体を反映したところで安定します。」(一部略)

その過程に起こってくる外界の出来事は「見る人のヴァイブレーションに全面的に依存する、、、つまりその人の意識状態に因ってそれぞれ異なった現象になり、そのひとつひとつのドラマが、地球の変容の過程の各側面を構成することになります。」そうだ。

このドラマは大まかに二つの方向に分かれて展開する。

一つは「意識が地球の変化に同調して変わって往く人」の場合
・・・・・外界との相対的な関係は変化せず、最初のうちは何も気がつかない。時間の経過により「ヴァイブレーションの上昇に伴って、自己の意識がどんどん高揚して往くのが感じられ、心は次第に至福感に満たされて、感覚や想念のはたらきが鋭敏、明晰になって往くのが判ります。外の世界の風景は色彩が鮮やかになり、明るさを増して、(略)全てのものが躍動する生命そのもで在り、自分も含めた全体が一つで在ることが、ある程度の実感となって判るようになってきます。」

もう一つは「今回の地球の転換期に現象としての困難がある人」の場合
・・・・・「不調和で利己的な表現を止めない未熟な人達や、固定観念に深く囚われている人達、想念が重くてヴァイブレーションの変化に付いていけない人達は、(略)(これまでの文明期の終わりですと、このような人達が地上で肉体を失ったとしても、低いレベルの幽界に留まってカルマの清算をしてから、再び地上に転生してくるといった道が残されていましたが、今回は徹底的に地球の浄化が行われるために、地球生命系のアストラル&メンタル・レベルの媒体も(すなわち幽界)、ヴァイブレーションの低いものは完全に消滅します。)
波動が合わないために地球圏では表現する世界がなくなり、未来の地球上への転生も不可能になるので、宇宙の中でも相当に重い波動領域に表現の場を持つ天体の中から、自分の成長の目的に見合った表現の世界(他の天体)を選んで転生して行くことになります。」

長々と冗長な文章を引用転載してしまったが、この時代にあっては重要な概念であるのでしっかり理解したい。

私達は、自分の心のあり方次第で、地球に残るか、去るかが決まる分水嶺にいるようだ。