英子のスピリチュアル日記より
「アミ 小さな宇宙人」
エンリケ・バリオスさんが書いた本で、
世界11ヶ国語に訳されています。
日本では、
さくらももこさんの挿し絵付きで
単行本になっています。
内容は…
10歳の少年ペドゥリートと
アミと名乗る見た目は子ども(8歳くらい?)の
宇宙人との感動のコンタクト体験記。
宇宙をめぐる旅の中で、ペドゥリートは、
「地球がいまだ野蛮な、
愛の度数の低い未開の惑星」
であることを教わる。
とても分かりやすく宇宙のことや
今、地球が置かれている状況
(=アセンションのこと)など書かれていて
チャネラーさんの言葉通り
「これを読めば、(スピリチュアルなことは全部)分かる」
内容になっていたので、
とても気に入っていました。
この本には続編が2冊出ていて、
2冊目は
「もどってきたアミ 小さな宇宙人」
3冊目は
「アミ 3度めの約束 愛はすべてをこえて」
2冊目を購入して読んでみたら…
なんとも驚くべき情報と、
深~い内容の記述が盛りだくさんで、
私の情報処理能力はヒート状態!
私の理解も兼ねて、
少しずつ情報をこのブログに
アウトプットしていこうと思いました。
って事で、まずは1冊目の内容から。
まずは、宇宙人について。
私たち地球人は、
宇宙人が地球を侵略する映画やテレビを
日頃からたくさん見せられているため、
「宇宙人=侵略者」
という方程式が成り立ってしまいがちですが、
ペドゥリートが会った宇宙人アミは、
地球にはびこる侵略者の映画を
「まったく、なんてバカバカしいんだ!」
と楽しそうに笑いながら言い放ちます。
そうそう。
何故、地球人ペドゥリートと
宇宙人アミが会話できるかというと、
アミが持ってる"翻訳機"を使うからです。
アミが持ってる"翻訳機"は、
ペドゥリートの頭脳を光の速さで走査して、
アミにペドゥリートが言おうとしてることを伝えます。
そして、アミが言おうとするときは、
ペドゥリートと同じように舌や口を動かしてくれる。
という訳ですが、
顎の構造の違い等から
発音できない音もあるので、
完全にはできないようです。
そもそも、「アミ」という名も、
その見た目が8歳くらいの宇宙人の名前を
私たち地球人が発音することが出来ないので、
"アミーゴ(友だち)"から"アミ"と
親しみを込めて呼ぶようにしたのです。
地球侵略を企んでる宇宙人の話に戻しますと、、、
アミは、こう続けます。
「こんな怪物は、これを考え出した
人間の頭の中にしか、存在していないんだよ…」
ペドゥリートは、そう言われても
すぐには納得できません。
「でも、知的で邪悪な生物がいても
おかしくないじゃない…」
それを聞いたアミは大笑いをします。
「"知的で邪悪"だって!」
「それじゃまるで"善良な極悪人"
と言っているようなもんだよ。」
つまり、
ある程度の科学の水準に達した、
でも、やさしさや善意の欠けた文明は、
必ずその科学を自滅する方に使い出す。
だから、
ほかの惑星を侵略する前に、自滅する。
という事なのです。
アミ:「すべての悪玉は、
自分たちの悪を克服できないかぎり、
結局は自滅するしかないんだよ。
だれもこれを支配している法から
逃れることはできない。」
ペドゥリート:「その法って?」
アミ「ある世界の科学の水準が、
愛の水準をはるかに上回ってしまった場合、
その世界は自滅してしまうんだよ…」
ペドゥリート「愛の水準?」
アミ「ある人たちには、
最も単純なことが1番理解しがたい…
愛とは強さ、振動、エネルギーであり、
その効果は我々の機械で計ることができる。
もしある世界の愛の水準が低けりゃ、
それだけその世界は、
多くの人が不幸で、憎しみや暴力や分裂、
戦争などが多く、とても自滅の可能性が高い、
極めて危険な状態にあるんだよ…」
更にアミは、愛のないところに
長続きする組織はあり得ないと言います。
アミ「この宇宙人侵略映画の場合、
人を義務付けたり、強制したり、
結局、最後には反乱・分裂、
そして破壊という結果になった。
この世には、唯一、普遍的で完璧な
生き延びることを保証しうる組織がある。
当然のことながら、ひとつの文明が
進歩するということは、それだけ
愛に近づくということなんだけど、
それを達成した世界は進歩していて、
誰も傷つけるということがない。
これは我々よりはるかに優れた知性が
つくり出したもので、これ以外
この宇宙で生き延びる方法はないんだよ…」
続く…
科学の水準と愛の水準については、
前回記事「知的で邪悪な宇宙人?」
http://s.ameblo.jp/happylife3749/entry-11981234492.html
に書いたとおりですが、
今回は、その愛の水準、
人間それぞれが持ち合わせている
「愛の度数」についてお話します。
アミとペドゥリートが乗ってる宇宙船は、
私たち地球人から視覚可能な状態と
不可能な状態とを自由自在に選べます。
普段は視覚不可能な状態にしてありますが、
アミは、銀河系の中心にある
"スーパーコンピュータ"から指令を受けて、
ある男にわざと宇宙船を目撃させます。
その男が宇宙船の目撃証言をすることが、
今後の地球の未来にとって
重要な意味を持つことになるので、
アミはこの地道な"救済計画"を
執り行なってくれています。
アラスカの木々の間で
茶色の皮のコートを着て猟銃をもった男は、
宇宙船を見た瞬間、とても驚いて、
宇宙船に向かって銃をかまえました。
もちろん宇宙船は、
銃弾やそれ以上のものにも充分
耐えられるように出来ているので
怖がる必要はありません。
アミはその男に、
"センソ・メトロ(感覚計)"を当ててみました。
すると、ほとんど透明で胸の中心に
黄金色の光がとても美しく輝いていました。
ペドゥリート「この光はいったい何なの?」
アミ「彼の精神における愛の強さの
反映とでも言おうかな。
またそれと同時にその人の進歩度も
表しているんだ。
彼の場合、750度ある。」
ペドゥリート「それはどういう意味なの?」
アミ「ケダモノに近いか、
天使に近いかの度合いのことだよ。」
アミは熊に照準を合わせると、
200度でした。
その次に魚にあててみると、
50度でした。
現在の地球人の平均は550度で、
アミは760度だそうです。
これはビックリ!
あの猟師とアミはたったの10度しか
違わないのです。
アミは当然のごとく言い放ちます。
「我々は、ほとんど似たような水準だよ。」
同じ地球人でも、
320度くらいから850度くらいまでと
開きがあるようです。
という事は、
アミより高い度数の地球人もいるってこと?!
そう、地球には貴重な人がいる。
教師、芸術家、看護士、消防士…
ペドゥリートのおじさんは核科学者で、
ペドゥリートはおじさんのことを
英雄でインテリで貴重な人だと信じていますが、
アミはこう言います。
「もし神を信じずに兵器の開発に
たずさわっているのだとしたら、
かなり水準は低いと思うよ。」
納得できないペドゥリートに
アミは説明します。
「君のおじさんは頭の中にすぐれた
"コンピュータ"を持っている。
単にそれだけのことだよ。
同じ言葉でも解釈の違いが生じている。
地球ではインテリとか賢者と言われている人は
単に頭脳がすぐれている人を意味している。
それは我々の持っている内の1つの脳だ。
しかし、我々は脳を2つ持っているんだよ。」
ペドゥリート「えっ!!」
「ひとつは頭。
これは言ってみれば"コンピュータ"で
地球人の知っている、唯一のもの。
でも胸にももうひとつ別の脳を
持っているんだ。
目には見えないけれどちゃんと
存在しているんだ。
こちらの方が頭より重要で、
あの男の胸に輝いて見えた光のことだ。
我々にとって、
本当のインテリとか賢者とかいうのは、
この2つの脳の調和が取れている
人のことを言う。
つまり、頭の脳が胸の脳に奉仕する
という形であって、
多くの地球のインテリのように
その反対ではないということだよ。」
ペドゥリート「じゃ、胸の脳が
頭の脳より発達している人はどうなの?」
アミ「そういう人は、"善良なおバカさん"
とでも言おうかな。
君の言う"悪いインテリ"にとって、
騙すのがとても簡単な人たちなんだよ。
"悪いインテリ"は、彼らに良いことを
しているように思わせておいて、
結果的には人々を傷つけることをしているんだ…
知性の発達は、情緒の発達と
調和をもって進んでいくべきなんだ。
こうやってのみ、インテリとか
賢者というものはつくられていくんだ。
こうやってのみ、胸の光は育っていくんだよ。」
続く…
目撃証拠の指令をいくつかこなした後、
アミとペドゥリートを乗せた宇宙船は、
オフィル星へと移動します。
いえ、「移動」ではなく
「位置」を変えました。
宇宙船は、一瞬のうちに
目的地に着いてしまうのです。
別の場所へ行くのに数分かかったりするのは、
宇宙船の装置が目的地への距離や位置を測ったり、
通常の「時間・空間とは異なる」次元を通るので、
いかに安全に目的地に現れるか
準備するためにかかるものなのだとか…。
さて、そのオフィル星って、どんなとこ?
アミ「ここに住んでいる人たちは、
地球に起源をもっているんだ…」
ペドゥリート「エッ!?」
アミ「地球人には知らないことが
たくさん、たくさん、あるんだよ…。
今から数千年前のことだ。
地球には一度、
現在とほぼ同じような文明が存在していた。
でもその文明は、科学の水準が
愛の水準をはるかに上回って
しまっていたんだ。
しかも世界は分裂したままの状態だった。
当然、起こるべきことが起こった…。」
ペドゥリート「自滅してしまったの?」
アミ「うん、完全にね…
でも少数の人たちは前もって
何が起きるかを知らされ、
他の大陸に逃げた。
でもその戦争の結果はさんざんなもので、
ほとんど全て最初から
やり直さなければならなかった。
君たちはその結果として、
今日あるんだよ。
つまりあの時、生き延びた人たちの
子孫なんだよ。」
ペドゥリート「とても信じられないよ。
僕は歴史の本にあるように
人類の歴史はゼロから、つまり、
洞穴に住んでいた原始人から
始まったのかと思っていたよ…
で、オフィルの人たちは、
どうやってここにやって来たの?」
アミ「我々が連れてきたんだ。
戦争の起こる少し前に、
愛の度数が700度かそれ以上ある
よい種を有している人だけ選んで
助けたんだ。
助けるに値する人は、ほんのわずかだったよ。
当時の地球人の平均は、450度だったから、
現在に比べて100度も少なかった。
だから、地球も進歩してきているわけだ。」
「愛の度数」については、
前回記事「愛の度数」をご参考に。
http://s.ameblo.jp/happylife3749/entry-11981563039.html
ペドゥリートは、
アミの隣のイスに腰掛けて、
オフィルの世界を画面を通して
見学することにした。
高度300メートルくらいを、
ゆっくり進んだ。
ペドゥリートが乗っているのと
同じような円盤がたくさん飛んでいた。
大きな山もなければ、
荒地も砂漠もなかった。
丘や平地を緑やオレンジや褐色をした
様々な色調の植物が絨毯のように
一面を覆っていた。
銀色に輝いた小川や、水色の湖もあった。
その風景は、
何か天国を思わせるものがあった。
真ん中にある、
他より少し高い建物を丸く囲んだ
建物が目に入ってきた。
色々なタイプのピラミッドが
たくさん見えた。
底辺が正方形をしたのや、
三角形のものや、
側面が平らのや、
段々になったのもあった。
でも、一番多く目につくのは、
白や明るい色をしたタマゴの殻を
伏せたようなドーム型の家だった。
続く…
前回記事「オフィル星」の続きです。
http://s.ameblo.jp/happylife3749/entry-11982058583.html
やがて、遠くに、
オフィル人の姿が見えてきた。
上空から見た限りでは、
ふつうの人間と全く変わりがなかった。
道を横切ったり、
川や池で遊んでいるのが見えた。
もう少し近づいてみると、
みんな、白いチュニック服
(古代ギリシャ人が着用していたような、
腰に紐のベルトをしているゆったりとした服)を着て、
色のついた裾の飾りやベルトをしていた。
都市はどこにも見当たらない。
アミ「オフィルにも、他の文明世界にも
都市というものは存在していないんだよ。
都市というのは、先史時代的な
生活共同形態だからね。」
ペドゥリート「どうして?」
アミ「都市形態っていうのはね、
たくさんの欠点があるんだよ。
その一つとして一箇所に
あまりにも多くの人々が集中するために
生じる精神の異常によって、
人々も、惑星にも悪影響を与えることがある。」
ペドゥリート「惑星にも?」
アミ「惑星だってそれぞれ進化の
異なったひとつの生命体なんだよ。
唯一、生命のあるものから
生命が生まれるんだ。
皆、依存していてお互いに
関係し合っているんだよ。
地球の起こすことは、
そこに住んでいる人々に影響を与えるし、
反対に人々のすることが
地球に影響を与えるんだ。」
そして、あまり高くはないが、
とてもモダンな建物に近づいて下降した。
アミ「ここが文明世界のいわゆる
都市に一番近いものだよ。
これは総合芸術センターのようなもので、
人々はそれぞれの必要に応じて、
時々ここにやってくる。
また芸術や精神、科学などの
デモンストレーションに出席したりね…
でも、誰もここには住んでいない。」
大勢の人が歩いていた。
そのひとりが円盤の窓の近くを通った時、
とても驚いた。
なんと、彼らは巨人だった!
アミは、
彼らの身長は3メートルあると言い、
地球で生き延びた人たちはその時に
放射線をたくさん浴び、
それに伴って起きた異変が
成長に変質を与えたらしく、
今のリズムでずっといけば、
数百年後には、
元の身長に辿り着く事ができると言う。
たいてい褐色の肌をしていて、
痩せていて、腰の幅は狭く、
高くまっすぐな肩をしていた。
みんな、物静かな落ち着いた感じで、
とっても親切そうに見えた。
深い精神性を感じさせる大きく輝いた目は、
アーモンドのように両端がつり上がっていた。
東洋人のそれと言うよりも、
むしろ、エジプトの絵画に出てくる
ような感じだった。
アミ「彼らは、エジプト人、インカ人、
マヤ人、ギリシャ人などの先祖なんだよ…
そして、それらの地球の文明は
アトランティス文明の残骸であり、
彼らはその直系の子孫なんだよ。」
ペドゥリート「アトランティス!!
あの海に沈んだとかいう大陸のこと?
でも僕、あれは単なる伝説かと
思っていたよ…」
アミ「地球のほとんどの伝説の方が、
君たちが現実と思い込んで生きている
暗い陰気な眠った現実よりも、
ずっとリアルなんだよ…」
たいてい皆、ひとりでなく何人かの
グループで歩いていた。
お互いにおしゃべりしながら、
腕や肩を組んだり、手をつないだり、
また、出会った時や別れる時など、
大変愛らしい仕草をし、
とても明るく陽気で、
つまらない取りこし苦労など
してないように見えた。
アミ「あの男の人、
いくつくらいに見える?」
ペドゥリート「60歳くらい?」
アミ「500歳近くになるよ…」
続く…