思想家ハラミッタの面白ブログ

主客合一の音楽体験をもとに世界を語ってます。

知の在り方と意識の在り方

2015-12-26 16:03:46 | Weblog
現代科学の世界観と喜多郎の音楽の世界観の違いを生み出しているのは、

知の在り方と意識の在り方の違いではないだろうか。

科学は論理分析的な知であるのに対し、キタロウの世界は直感と総合的な知であり

科学が主格分離状態の唯物的な浅い意識であるのに対し、キタロウの世界は主格合一した微細な波動の深い意識である。

根源知への志向としての神秘主義 エックハルトの知性論を通して

2015-12-25 15:32:55 | Weblog
http://www.bun.kyoto-u.ac.jp/wp-content/uploads/2011/08/rel-annual2005-no.5.pdf


抜粋

神秘主義は究極的根底との一致を強調する一方根底と我々の間の距離

自己の有限性とそうした自己に基づいた自らの認識の空虚性を自覚する。

哲学においても知性は単にすべてを解明し尽くそうとするだけでない。

知性は自己を反省しつつ、普遍的な根源の認識を志向する只中で、

自己の有限性を認識し、新たに自己を問い直すこともあろう。

そうであるならば、神秘主義と哲学は、知性認識の質の転換が起こるところで

交差し得ることとなろう。



そこでは知性が自らの能力で既知のものから導出するという仕方で、

根源を自らの内に取り込もうとするのではなく、知性が受動に徹した時、

かえって根源が顕になり根源へと帰一する。

知性は自己の反省を通して自己を浸透させつつ根源へと向かっていくのである。



ホワイトヘッドの宗教のヴィジョン

2015-12-22 12:32:44 | Weblog


 宗教とは、眼前の事物の移り行く流れの彼岸や背後や内奥に在る何ものか、実在しながらも現実化されるのを待っている何ものか、遠い彼方の可能態でありながら最大の現在的事実である何ものか、すべての移り行くものに意味を与えながらしかも捕捉し難い何ものか、掴めば至上の福となるがしかも手の届かない何ものか、究極の理想であって望みなく探究を続けなければならない何ものか、のヴィジョンである。

21世紀の進化論 並列進化論

2015-12-22 10:40:03 | Weblog
21世紀の進化論


目に見えない次元で、多様な生命の型が作られ、物質世界で具現化され進化していく。

型は、その生命が生きられる環境があって初めて具現化される。

従って地上に海や川がなければ、魚の型は具現化されない。

鳥は鳥として進化し犬は犬として進化していく。並列進化。

DNAは型を具現化させるために作られたものではないだろうか。

サルと人間の遺伝子を混ぜれば、

サルの型と人間の型の両方が具現化するのだろう。


深い心としての神

2015-12-19 16:12:22 | Weblog

http://blogs.yahoo.co.jp/sennkakunakamura/13588199.html

3)深い心としての神
 私は、神と宇宙と人間の関係を解き明かすのは、真理認識の基本中の基本であると思っている。これを説明する理論こそを本当に「真理」と言って良いのではないかとも思っている。
 それを説明するのには、先ず心には深さがあるという事実を認識しないといけない。思索したことのある人なら思索にも浅い思索と深い思索の区別があるのは分かるだろう。そして例えば一般相対性理論や量子力学は深い思索の産物であることは認めざるを得ないだろう。それに対して受験勉強はそれに比べて浅い思索と言えるだろう。
 思索だけでなく意志にも浅い・深いがあるだろう。自分が納得のいく自分に成ろうと心の内側から湧いてくる衝動や使命感は深い意志であり、休憩してお笑い番組を見たくなるのは浅い意志であろう。
 このように思考や意志には深さがある。人間がどこまで深く内省できるかは個人差があるだろうが、神とは人間が内省しうる常識はずれに深いところの心である。自己の最奥に神は存在するのである。「神とは常人の心よりもずっと深い心である」と表現できる。そして人間が神を認識したときはそれは真の自己と認識される。そして自分の心の源流と認識される。思考や意志は神の力に支えられていたことにも気づく。自分が何かを思えるのは神によって可能になっていたことにも気づく。
 しかし、個人を超えた深い心と言っても平板的ではなく何段階も階層があるようである。だから一言で「神」と言っても個人を超えた神にも階層がある。
 基本的に認識しておくべきことは、人間は宇宙の意識としての神の一部であり、神と人間は不可分一体であるということである。取りあえずは神は宇宙の深い心であり、人間の心は宇宙の意識の浅い部分であるという認識が重要で基本的な認識である。

少女が「Wi-Fiアレルギー」で死亡

2015-12-18 19:22:30 | Weblog
今年6月、イギリスに住む15歳のジェニー・フライが、自宅近くの木で首を吊って死亡しているのが見つかった。少女を自殺へ追い込んだのは、学校でのイジメやドメスティック・バイオレンスではない。原因はWi-Fiだ。今、こうして記事を読んでいるあなたの周りにも、当たり前のように飛び交っているWi-Fiの電磁波が、ジェニーを苦しめ生きる気力を奪ってしまったのだ。

「ジェニーは電磁波過敏症で苦しんでいました。彼女はWi-Fiや携帯電話、携帯の基地局などから放射される電磁波を感じ取ってしまい、頭痛や疲労、集中力の低下に悩まされた挙句、肉体も精神も衰弱してしまったのです」

 母親のデブラ・フライは、何とかジェニーを電磁波から守ろうと苦心したが、その想いは報われなかった。

 フライ家では、ジェニーに悪影響を及ぼすWi-Fiや携帯電話を徹底的に排除した。その結果、自宅にいる時の彼女は普通に生活することができた。

 だが、再三にわたって両親が改善を要請したが、彼女の通っていた学校が電磁波への対策に乗り出すことはなく、ジェニーの担任教師からは最後まで理解を得られなかったと言う。

 ジェニーが残した遺書には「これ以上Wi-Fiの電波には耐えられない」と書かれていた。

 2005年にWHOも電磁波過敏症の存在を認めているのだが、なぜそのような症状が現れるのか、科学的根拠は見つかっていない。そのため、患者が電磁波による苦しみを訴えても、医師から適切な処置を受ける事は難しい。

 ただし、ある産業医学グループの調査によれば、100万人当たり数人は電磁波による健康被害を受けていると推定している。

 今年8月には、アメリカのマサチューセッツで暮らす家族が、12歳の息子はWi-Fiの影響で体調を崩したとして、通っていた学校を告訴している。学校が2013年に、それまでよりも強力なワイヤレス環境を導入したことによって、少年は症状が深刻になったと訴えているのだ。

 ちなみに、電磁波過敏症による主な症状として報告されているのは「目の痛みや見にさ。皮膚の乾燥や炎症。鼻づまり、鼻水。顔のほてり。口内炎。歯や顎の痛み。頭痛やうつ。異常な疲れと集中力の欠如。吐き気。肩こり、関節痛。呼吸困難。手足のしびれ」などである。


感情と宇宙

2015-12-14 10:26:43 | Weblog
宇宙に最初の感情が発生したのはビッグバンの時ではないだろうか。

ビッグバンとは感情エネルギーの大爆発のようなものだったのかもしれない。

現在の人間の感情はこのエネルギーの一部なのだ。

そしてこのエネルギーは秩序を生み出す性質を持っている。

人間が歌や音楽に夢中になるのはこのためだろう。

この宇宙の秩序は、ビッグバンによって発生した感情エネルギーの流れ、循環が

生み出したものではないだろうか。