~空からの贈りもの~

「森のこもれび」の山崎直のブログです。

息子の命日

2020-10-27 17:07:31 | 日記

今日は息子の命日

19年が経ちました。

13歳で亡くなったので、息子と過ごした

年月を超えてしまいました。

こんなに経つのに、友人や担任の先生、

同級生が来てくれ、19年間毎年お花を送って

下さる方がいて、皆さんの思いに支えられ

悲しみを生きる力にかえてきたな~と

思います。

何回迎えても命日は、涙が溢れます。

でも、それでいいのだと思ってます。

この悲しみがあるから、私は私なのです。

担任の先生が「あの日、合唱コンの練習で

山ちゃんがふざけていたから、

出て行きなさい!って、叱ったの…

山ちゃん、S先生に謝るように

言われて、明日、謝るよ!って言って、

その明日がなかったの…」

息子の死は、私に生きるとは

”今この時!””を教えてくれました。

初女さんに初めてお会いした時、私は

このことを話しました。

初女さんが何度も頷いていたのを、今でも

はっきりと覚えています。

息子の思い出話に同級生もK先生も私も

思わず笑ってしまいました。

明るくて楽しくて、愉快な子でした。

思い出すと涙しながら、笑ってしまうのです。

命日が過ぎると、また一歩からと思うのです。

「人の死は姿の別れであって、

 心の別れではありません」という

初女さんの言葉が、私の心に寄り添って

くれます。

深い一日が過ぎて行きます。

 

コメント
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