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~空からの贈りもの~

「森のこもれび」の山崎直のブログです。

”癒すということ”

2020-03-07 17:09:48 | 日記

今日のNHKの「こころの時代」が、

精神科医の安克昌先生でした。

安先生のことは「心の傷を癒すということ」

というNHKドラマになって1月に放映されて

いました。

阪神淡路大震災で心のケアをされた医師、

というぐらいしか私は知りませんでした。

心のケアというので、カウンセリングの

ようなことをされたのかと思ってましたが

安先生をめぐる人たちから聞こえてきたのは

”傾聴”でした。

それは、深い悲しみや苦しみに寄り添う

そんな傾聴だったのではないかと思います。

安先生は、自分自身が在日と知らず

ある日突然親から知らされたそうです。

葛藤や苦しみを通って来られた方だと

思います。

安先生の傾聴を知った時、初女さんのことが

重なりました。

初女さんは「人の心はとても深いものですから

他人が癒せるものではないと言われてました。

癒すという言葉も、私たちのように簡単には

使ってなかったように思います。

『こころの傷はそう簡単に消えるものでは

 ありません。

 忍耐して時の流れがこころを癒して

 くれるのを待つことが大切。

 人が他の人を癒すということは、

 できることではないと私は思います。

 癒しとは、自らの気づきから起こって

 くるものなのです。

          佐藤 初女』

 

 

 

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