以前は体に良いと、えらい高いお茶を飲んで
いましたが、そのお茶を勧めて下さった先生が
「やっぱり身土不二っていうことに
気がついたの」と言われ、身の回りの
植物がいかに助けてくれるかを教えて
くれました。
それから私は、オーリングをしてその日に
合う植物を目の前の空き地に採りに行き
お茶にして飲んでいます。
よもぎ、笹、えんどう、びわ、ドクダミ…
ひと箱何千円のお茶から、一挙に0円に
なったのです。
自然とは何と有り難いものでしょう。
子どもが小さい時は、東城百合子先生の
「自然療法」の本にどれだけ助けられたことか
熱を出したら、お豆腐で”豆腐パスタ”を作り
おでこに貼り付け、青菜を頭の下に敷いて
寝かせて熱を下げました。
息子が今年のお正月に熱を出した時も
「キャベツか、ほうれん草持って来て」と言い
お豆腐を頭にのせて寝てました。
その東城百合子先生が2月22日に
亡くなられたそうです。
94歳だったそうです。
初女さんの亡くなられたのも2月1日
やはり94歳でした。
本当に”食はいのち”を伝え続けた
お二人でした。
今、人間はコロナウイルスで縮こまって
いますが、どんな小さな草花でも
何があろうとも、いのち一杯生きてます。
自然ってすごいな～
『神様から「いのち」を頂いて芽を出す
植物を眺めていると、自分もともに
背伸びしたいくらい
今摘んできたふきのとうを
食卓にのぼらせることで
ふきのとうの「命」が、
自分の中に生きていく。
佐藤 初女』
