また、痛ましい事件が起きました。
登戸の事件を思い出しました。
どちらの犯人も自分なんかどうなってもいいと
思い、犯行におよんでいるように思えます。
こういう事件が、こんな短期間に起きていると
いうことは、私たちの社会がかなり病んでいる
ということではないかな…
ふと、初女さんが「私にね、赤ちゃんを抱くように
抱いて欲しいと、言う人がいるのよ」と
言っていたのを思い出しました。
「コンビニのおむすびしか食べたことがないって
いう人がいるの…」初女さんは、辛そうな顔をして
呟いてました。
この中に横たわっている深い孤独を感じている
のだということが分かりました。
「男性も女性も母性を求めているの」
初女さんと言葉も交わさず、初女さんの両手に
包まれただけで涙する人を、どれだけ見て
来たでしょう。
初女さんの握手は祈りそのもの…
お金を出せば何でも手に入る世の中で
豊かになったと言っているけれど何が豊かに
なったのでしょうか…
自分の人生を粗末にしている人が起こす
痛ましい事件が、二度起こらないようにする為に
何をしたらいいのでしょうか…
『私には心がある。
心なら、汲めども汲めども尽きることが
ありません。
佐藤 初女』
初女さんの母性を日本中の人が求めているのかも
しれません。
初女さんから頂いた母性を消さないように
育てて行きたい…