昨日ラジオ部門の最優秀賞に選ばれた
「SCRATCH差別と平成」が再放送されました。
これは、障がい者の息子を持つディレクターが
2016年に相模原市で起きた障がい者施設殺傷事件
の被告と6回に渡り面会し、私たちのこの社会に
ある差別感情について考える番組でした。
ディレクターが、被告の「障がい者がいなくなれば
いいと思った」という言葉に心を痛め、Facebookに
「障害を持った息子へ」という詩を書き
その詩がテレビで朗読され大きな反響を呼び
書籍化され、その詩がそのまま歌にもなった
そうです。
このラジオ番組を聴くと、あの事件がこの国に
いや世界に横たわっている問題であることを
感じました。
ディレクターは「事件前から植松被告のように
自分と他者との間に勝手に線を引いて、
向こう側の人々の尊厳や人格を認めない行為が
目立つようになったと感じている」と言われて
ました。
ヘイトスピーチやLGBTには生産性がないと
言った杉田衆議院議員の発言にも、この差別を
感じると…
考えさせられる番組でした、時間が許す方は
聴いてみて下さい。
障害を持つ息子へ