~空からの贈りもの~

「森のこもれび」の山崎直のブログです。

障害を持つ息子へ~相模原事件を通し考えること

2019-07-08 23:34:35 | 日記

昨日ラジオ部門の最優秀賞に選ばれた

「SCRATCH差別と平成」が再放送されました。

これは、障がい者の息子を持つディレクターが

2016年に相模原市で起きた障がい者施設殺傷事件

の被告と6回に渡り面会し、私たちのこの社会に

ある差別感情について考える番組でした。

ディレクターが、被告の「障がい者がいなくなれば

いいと思った」という言葉に心を痛め、Facebookに

「障害を持った息子へ」という詩を書き

その詩がテレビで朗読され大きな反響を呼び

書籍化され、その詩がそのまま歌にもなった

そうです。

このラジオ番組を聴くと、あの事件がこの国に

いや世界に横たわっている問題であることを

感じました。

ディレクターは「事件前から植松被告のように

自分と他者との間に勝手に線を引いて、

向こう側の人々の尊厳や人格を認めない行為が

目立つようになったと感じている」と言われて

ました。

ヘイトスピーチやLGBTには生産性がないと

言った杉田衆議院議員の発言にも、この差別を

感じると…

考えさせられる番組でした、時間が許す方は

聴いてみて下さい。

「SCRATCH 差別と平成」

障害を持つ息子へ

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