参議院選挙の不在者投票も始まっています。
ネットには、選挙が終わったかのような結果が
出ていて、がっくりです。
今度は大事な選挙です。
与党が勝てば、憲法改正に大きく踏み出すでしょう
私たちが出来る唯一の意思表示が選挙です。
関心がないなんて言わないで!
「破棄は白紙委任状」と書いた立て看板の写真が
ピアニストのウォンさんのFacebookに載って
ました。
『国を愛することはよいことだと言われる。
自己を大切にするのもよいことだとされる。
しかし愛されるべき国とは何を言い、
大切にすべき自己とは何を指すのか。
その理解を誤れば、国を愛して国を滅ぼし、
己を大切にして身を滅ぼす。
大臣も教育者も愛すべき国や自己とは
何であるべきかをもう一度考え直して
もらいたい。』
この文章は昭和49年に発行された和田重正氏の
本に書いてあった言葉です。
これを読んで「美しい国」と言っていた首相を
思い出しました。
何が美しいというのかを語らなかったし、
私たちも求めなかった。
ただ「美しい」が心地よく響いた
抽象的な言葉は、本質を覆い隠すのかも
しれません。
和田重正氏の言葉を、自分に当てはめて
もう一度読んでみようと思います。