書の製作会に泊り掛けで
行く間、梅ちゃんを夫に
頼みました。
ザルに並べて「この暑さだと
梅ちゃん可哀想だから、
日差しと風をみて干してね」
と…
でも、梅ちゃんを途中で
ひっくり返して、満遍なく
陽が当たるようにしてね!
とは、さすがの私も言えま
せんでした。
帰って来て梅ちゃんの
処に飛んで行くと、ちゃんと
干された梅ちゃん!という
感じでしたが、ひっくり
返すと、何粒かの梅の色が
ちょっと変わりつつある
怪しげな感じ…
これはほっておけないと、
全部の梅を梅酢で洗い、
干しました。
シソも梅ちゃんと別に干して
それから、森のイスキアの
梅干し担当だった方に
電話をして相談しました。
初女さんの梅干しは、
青梅を塩水で漬けるので
何%の塩なんていうので
なくて、塩水を舐めて、
しょっぱい!
が基準となるのです。
毎年梅ちゃんの状態は
違うし、私はシソ入れが
イマイチ自信がなくて〜
何年漬けても、これで
良し!とはなりません。
味は皆さん美味しいと
言って下さいますが、
初女さんのあの鮮やかな
赤には、なかなか近づけ
ません。
初女さんがいらした時は
毎年、持って行って助言を
頂いていましたが…
この漬け方は、とても手が
かかるので、初女さんも
本には普通の漬け方を
載せていました。
手をかけた分だけ、必ず
美味しくなりますと言って
いた初女さんの言葉に
背中を押され、毎年青梅を
塩水で漬けています。
今年の梅ちゃんはどんな
梅干しになってくれるかな〜
ドキドキと楽しみの梅仕事
最終章です。
梅干しは昔の人の保存食の
知恵です。
土用干しをすることによって
太陽や風の力をもらって
いるんですね。
梅干しは自然の恵みが
育ててくれる食べ物なの
です。
佐藤 初女
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