~空からの贈りもの~

「森のこもれび」の山崎直のブログです。

おむすびのゆくえ

2013-11-25 23:03:48 | 日記
おむすびの続きがあるのです。

初女先生が結ばれた5個のおむすびのことです。

講演会のお申し込みの時から、「初女先生のおむすびが食べられる

のですか?」という質問もあったほど、誰もが先生のおむすびを

食べたいと思っていたのです。

実は、私達スタッフも殆んどの人が先生のおむすびを食べたことが

ないので、私はこんなに頑張ったスタッフにひと口でも食べて

もらいたいと思っていました。

ところが、第1回から一緒にやってきたスタッフのご主人が、

講演会の1週間前に亡くなられたのです。

私達は、先生のおむすびをそのスタッフに送りたいと思いました。

先生にお話しすると、「私に作らせて下さい。何個でも

作りますから」と言って下さいました。

それから、もう一人、講演会の直前にお父さんが倒れられ入院

され来られなくなったスタッフにも、おむすびを送りたいと

思いました。

ところが、始まってみると先生に余分に作って頂く時間もなく

最初に作れられた先生のおむすびを二人に送りました。

お二人とも、おむすびを見た途端、涙がでたと本当に喜んで

下さいました。

「おむすびの祈り」のおむすびが、私たちの祈りを届けて

くれたのです。

 先生を羽田にお送りしたのが、先週の月曜日でした。

まだ、1週間しか経っていないのに、随分時間が経った気が

しています。

そんな私の処へ、今日先生からFAXが届きました。

『今回の講演会「おむすびの祈り」が盛会に心豊かに

終わりましたことを、ご家族は申すまでもありませんが

参集のお一人おひとりすべての人のよろこびになりました。

いまだにあの雰囲気の中にいるようです…』という先生の

お言葉に、また嬉しさがこみ上げてきました。

先生は先週、ダライラマ法王にも会われ、法王も

出席された平和の祈りで、初女先生がマザーテレサの詩を

朗読されるという、歴史的瞬間のような時間の中に

いらっしゃったのです。

神様からの贈り物のような、先生の深く豊かな時間…

私は、三浦の講演会は随分前のこととなってしまったなーと

思っていたところに、「いまだにあの雰囲気の中にいるようです。」

というFAXが…

先生のお心に胸が一杯になりました。

今回の講演会ほど「おむすびの祈り」を感じたことがありません。

参加出来なかった人にも届いた「おむすびの祈り」でした。




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