~空からの贈りもの~

「森のこもれび」の山崎直のブログです。

感謝の心をいつも

2011-12-03 18:31:00 | 日記
昨日はこの冬一番の寒さでした。

初女先生に会いに張り切って家を出たのですが、何と電車が信号

故障で動いてないのです。

「もう暫らくお待ちください」の放送を信じて待っていたら突然

「振替乗車致します」にかわり、慌ててバスでJRの駅へ

電車一本で着く筈が、とんでもなく時間がかかり、

やっとの思いでホテルに着くと、目の前に先生が坐っていらして

「初女先生!」と掛けよると、冷たくなった私の手を握って

「いつもこんなに冷たいの?」と言ってじっと温めて下さいました。

先生に「今日は特別寒いもの」と言うと、「暖かいよ」と答えた

先生は何とスカート姿…

そんなこんなで、お昼も食べてなかった私は、先生の作ったお弁当の

おかずを頂いて、身も心も一杯になりました。

会場に行くときも、先生だけはコートなし

会館のロビーには、開場を待つ人たちが沢山来ていました。

控室がないのか、担当の方がロビーの椅子を先生に勧め、

「もう少し、お待ち下い」と言われ準備に行かれました。

先生は、私に小さい声で「ここが会場なの?照明がないよ」と

言ったので、私は思わず「先生、ここでやったら徹子の部屋

になっちゃう」と言ってしまいました。

今回は、いのちの電話 自殺防止公開講座となっているので

先生の講演も自死という重い問題から入っていかれました。

先生の眼差しは、どこまでも優しく、自死を責めるのではなく

望んで逝ったのだから、遺された者はその人が生前望んだように

生きていけばと…

「誰も、死にたくないんですよ」という先生の言葉が私の心に

くさびを打ち込んだかのように今も残っています。

「私たちの生活に、感謝がないと前に進んでいけない

感謝を感じた時、前に進んでいける」先生のこのお言葉に

感謝の心が、先生の信仰の核となっているんだなと感じました。

そして、感謝の心がまだまだ小さい自分を感じました。

マザーテレサに会った方が、マザーと初女先生の抱えている

空気が同じだと、マザーも初女先生と同じく

とてもチャーミングだったと言われていたそうです。

もしかしたら、神様が遣わして下さった天の母さまに私たちは

会っているのでしょうか…

そんな気がしてきました。

木枯らしが吹いていたけれど、心は愛の灯がともり、とても

温かでした。

感謝の心をいつも…ですね。初女先生!




コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする