~空からの贈りもの~

「森のこもれび」の山崎直のブログです。

天空の響き

2011-12-04 19:07:36 | 日記
松尾慧さんの笛の音を聴いた時、涙が止まらなくなりました。

止まらぬ涙に戸惑いながら、コンサートが終わった時

その涙の訳が分かりました。

笛は、太古の昔から天との交信に使ったそうです。

慧さんは、祈りとしての笛を吹きたいと言ってました。

笛の音が、魂にいきなり飛び込んできた気がしたのは、祈りの

笛だったからなのでしょうか…

天との交信が出来るなら、私も笛を吹いて息子にこの思いを伝えたい

と、思いました。

それ以来私は、松尾慧さんの笛が大好きになりました。

その慧さんのコンサートが、7日に横浜のかなっくホールで

ひらかれます。

今回は、チェレスタの森ミドリさんとのジョイントコンサート

今日、プログラムを見せて頂き嬉しくなりました。

慧さんとミドリさんが作曲した、岩木山をモチーフとした

曲があるのです。

慧さんは、イスキアで演奏したことも有ります。

     慧さんのプログラムから

 津軽平野に美しい稜線を描く独立峰、岩木山。

 聖なり頂、信仰の山として人々の心をつかんではなしません。

 毎年の御山参詣の行事では、男たちが白装束で笛と太鼓と鉦を

 演奏しながら頂上をめざします。

 登山囃子の笛のメロディーと唄はすばらしい音楽だと思います

 笛の調律は実に独特でその土地で制作した笛でないと、うまく

 演奏できません。

  この曲は、祈りの山、岩木山への思いをのせた短いモチーフを

 もとに即興を展開し、その中に遠くから登山囃子と唄が聞こえて

 くるようにしたいと思います。

 精霊のやどる聖なる山と、それを取り巻く美しい風物、人々の

 力強い生活と芸能。大好きな岩木山へ贈る曲になったらいいなと

 思っています。    (松尾 慧)

  
まだ、チケットはあります。是非一度、慧さんの天空の響きを聴いて

下さい。


    「音のゆくへ」 天空の響きとともに

  12月7日(水)19時15分 開演 かなっくホール(東神奈川)

  会費 3000円

  問い合わせ・申し込み 電話・fax 0466-23-4855  

コメント
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