~空からの贈りもの~

「森のこもれび」の山崎直のブログです。

クリスマスツリー

2011-12-05 23:05:23 | 日記
子供達が、小さい時からクリスマスが一年で一番楽しみ!と言ってた

ので、その期待にこたえるように、我が家のツリーは天井に届く高さ。

でも、あんまり大きくてツリーをしまって置く場所がなくて、息子の

ベットの脇がツリー置き場になっていて、息子はツリーの箱と共に

寝ているのです。

大学生になった息子は、もうクリスマスツリーなんて飾らないだろうと

思っていたら、夜に突然ツリーを飾ると言いだして、一人で飾り

つけていました。

お兄ちゃんがいなくなってから、お父さんが毎年一つ新しい飾りを

買っていこうと言いだし、その年の年齢をその飾りに書いて

きました。

11歳・12歳・13歳…自分の年齢が記してある飾りを並べていた

息子が、「去年のだけないよ!」と言いだし、「去年は受験で

ツリーも飾らなかったんじゃない」というと、残念そうに

「そうか…」と言ってました。

クリスマスが近ずくと、サンタさんに手紙を書いて、ツリーにその

手紙を置いておくと、いつの間にか手紙がなくなっていて、

クリスマスには、お願いしたプレゼントが来ていると言うのが

我が家のクリスマスでした。

お兄ちゃんが亡くなった時、10歳だった息子は、サンタさんに

おにいちゃんのプレゼントをお願いしてました。

私は「お兄ちゃんは、神様からもらうから」と言うのが精一杯

でした。

クリスマスにお正月と街が華やかになるほど、悲しみが深くなり

三人で一生懸命に、ツリーを飾ったものです。

ハナ歌を歌いながら、ツリーを飾りつけている息子を見て

我が家の悲しみも、もう大丈夫と思えました。

コメント
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