『レッド・クリフpart2』2009年
5万の兵の孫権軍と、80万の曹操軍は赤壁の対岸でにらみ合いをしている。曹操軍に疫病がはやり、孫権軍にもはやり始め、同盟していた劉備軍は弱小を理由に撤退してしまう。同盟が崩れたと曹操はほくそ笑むが、周瑜の策で曹操は水軍に強い大将を殺してしまう。孔明が風を読んで、いよいよ少数の孫権軍が火攻めで曹操軍を襲う。撤退していた劉備軍は実は周瑜の策で敵を欺いてだけで、背後から援護し、曹操軍は敗れる。
「一人殺せば殺人者で百万人殺せば英雄となる。」ってチャップリンが言っていたけど、とにかく、どんどん死ぬ。本を読んでいても、どんどん死んで、すごいと思ったけれど、映像はもっとすごい。すごいんだけれど、だんだん実感が伴わなくて、慣れてしまう。
盛ってるよね。絶対。こんなに中国に人がいたんだろうか?80万の兵が一夜にして数十騎になってしまう。一人の兵に両親と妻と子供がいたとして4倍、320万の人間が故郷にいる?しかも、そんな闘いを何度も何度も繰り返す。
盛っていたとしても、それに近い戦いを当時はしていたということだ。
歴史だからね。人の命を云々言うつもりもない。
でも、この映画を見て感じるのは、悲しみではない。
良いんだろうか? 歴史だから、変えようもないし。
多く見積もって3割の事実だとしても、悲しみではない。
何なんだろう、これは。
5万の兵の孫権軍と、80万の曹操軍は赤壁の対岸でにらみ合いをしている。曹操軍に疫病がはやり、孫権軍にもはやり始め、同盟していた劉備軍は弱小を理由に撤退してしまう。同盟が崩れたと曹操はほくそ笑むが、周瑜の策で曹操は水軍に強い大将を殺してしまう。孔明が風を読んで、いよいよ少数の孫権軍が火攻めで曹操軍を襲う。撤退していた劉備軍は実は周瑜の策で敵を欺いてだけで、背後から援護し、曹操軍は敗れる。
「一人殺せば殺人者で百万人殺せば英雄となる。」ってチャップリンが言っていたけど、とにかく、どんどん死ぬ。本を読んでいても、どんどん死んで、すごいと思ったけれど、映像はもっとすごい。すごいんだけれど、だんだん実感が伴わなくて、慣れてしまう。
盛ってるよね。絶対。こんなに中国に人がいたんだろうか?80万の兵が一夜にして数十騎になってしまう。一人の兵に両親と妻と子供がいたとして4倍、320万の人間が故郷にいる?しかも、そんな闘いを何度も何度も繰り返す。
盛っていたとしても、それに近い戦いを当時はしていたということだ。
歴史だからね。人の命を云々言うつもりもない。
でも、この映画を見て感じるのは、悲しみではない。
良いんだろうか? 歴史だから、変えようもないし。
多く見積もって3割の事実だとしても、悲しみではない。
何なんだろう、これは。