ももすけの日記

品良きは背筋伸びたる夏帽子
ああ面白かったと言って死ねたらいいな

100万回生きたねこ

2005年11月26日 11時21分00秒 | 日記
佐野洋子の「神も仏もありませぬ」という随筆を読んで、ぼくのおかあさんは”そうだ、そうだ””うん、うん””うんだ、うんだ”

以来、ちょっと彼女に嵌っています。

ずっと昔に「100万回生きたねこ」という絵本をたまたま買って、それは猫の絵がとても可愛かったので、、、そして感動したことがありました*(キラキラ)*

その感動した事を恋人に話して、それがどうしたの*(はてな)*作者は何を言いたいのだろう、と言った事いつまでも忘れられません。
おかあさんはその返答に窮したのでした。

1匹の猫が1匹のめす猫にめぐり合い子を産みやがて死ぬというただそれだけのお話。

今、読んでいる中の1冊「私はそうは思わない」の中にそのくだりが出てくる。

ーー私の絵本の中でめずらしく売れた絵本であったことは、人間がただそれだけの事を素朴にのぞんでいるという事なのかと思わされ、何より私がただそれだけのことを願っている事の表れだったような気がするーー

その絵本を引っ張り出して、ちょっとくそ生意気な青い目をした猫をながめているおかあさんです~






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